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六人の嘘つきな大学生 の商品レビュー

4.4

1660件のお客様レビュー

  1. 5つ

    792

  2. 4つ

    619

  3. 3つ

    167

  4. 2つ

    24

  5. 1つ

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2025/01/13

本好きの知り合いに勧められて読みました。 就職活動でスピラリンクスの最終選考に残った6人、未来の同僚になると思われるメンバーで友情を深めていた。が、突然、会社都合で1人しか採用できないことになる。。 さて、どうしたものか、、といった始まりです。 関係者のインタビューシーンから、最...

本好きの知り合いに勧められて読みました。 就職活動でスピラリンクスの最終選考に残った6人、未来の同僚になると思われるメンバーで友情を深めていた。が、突然、会社都合で1人しか採用できないことになる。。 さて、どうしたものか、、といった始まりです。 関係者のインタビューシーンから、最終選考の話へと行ったり来たり話が飛ぶので、ん?あれは誰だったっけ?とか何度も、ひっくり返してしまいましたので、やっぱりデジタル書籍より実物の本は、いいな なんてことを思いました(笑) ちょっと推理要素もありなかなか良かったです。 月の裏側の話出てましたけど 当たり前の事なんだけど人にはいろんな面があって 好感を持った人の別の一面を知り、思っていた人じゃなかったと失望するのは自分勝手な考えだよな って思いました。 それにしてもここまで就職活動って大変なのが驚いた

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2025/01/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

途中で予想した結末は、あっさりと中盤で間違いだと気付かされた。 裏の裏の裏をかかれた感じ。 読んでいる間に何度も感じたもやもやは大体すっきりとしたけれど、波多野くんの早生はかわいそうすぎる。

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2025/01/08

これは就活を舞台にしたミステリーか、ミステリーの形を取った就活批判か。そう思うくらいに主張は立っている。だが、転職が当り前の昨今、テーマのスケールがショボく感じられるのは残念だ。

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2025/01/04

あの人はいい人そうに見えて、実は裏ではあーだけど、やっぱりこんな一面もあるのでいい人なのかな… などと、人の本性の見抜くのは難しい。 何でも程々の距離感が必要。

Posted byブクログ

2025/01/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

就活の話であることは知っていたので、変に意識しない為にも、自分が就活を終えてから読もうと思っていたが、気になりすぎて読んでしまった。しかし読んだ後の感想としては、むしろ就活というものに対する構え方が少し丸くなり、いい影響を与えてもらったように思う。確かに、就活の中の嘘や欺瞞については、読んでいて辟易するものがあるが、登場人物の就活後の生活や面接官側の視点が描かれていることで、自分が今置かれている状況を客観的に見ることができた気がする。 お話自体も非常に読みやすく、面白いストーリーだった。主人公が思いを寄せている時点で、嶌さんが犯人なのかなと思っていたけれど、全くの見当違いで驚かされた。グループディスカッションの結末として、波多野が犯人扱いされたのはさすがに早計だと思った。あれほど人間の裏を暴こうとあらゆう可能性を考えていた人達が、犯人は写真を撮ったのが6人のうちの誰かで20日に予定がなかった人間、という前提を疑わなかったのは少し違和感だった(森久保と矢代は脅されていたからしょうがないかもしれない)。でもそうなってしまうくらい九賀のリーダーとしての立ち回りと、グルディスの異様な雰囲気が判断能力を鈍らせたのかなとも思った。

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2024/12/21

1日で読了してしまうほど、物語に引き込まれてしまいました。 過去と現在を往き来する構成となっており、物事を見る視点を変えることで、あっとする驚きを何回も体感しました。

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2024/12/19

就活における面接を主題にして、人を信じることの難しさ、人を信じることの大切さがつまったいい小説であった

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2024/12/17

表面だけ見ることの愚かさを知れる小説 正直かなり面白かったです。 世の中、嘘で凝り固まってる感もありますけど,この作品は本質を観る大切さを教えてくれる優しい小説でした。 物語の構成も納得のいくできで、本当に読んで良かった作品でした。 みんなの本当の裏側を知れると全てが報われ...

表面だけ見ることの愚かさを知れる小説 正直かなり面白かったです。 世の中、嘘で凝り固まってる感もありますけど,この作品は本質を観る大切さを教えてくれる優しい小説でした。 物語の構成も納得のいくできで、本当に読んで良かった作品でした。 みんなの本当の裏側を知れると全てが報われた気になります。 就活生や人事担当の方、人の本質が気になる方にはいい小説だと思います。

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2024/12/15

映画化で作品を知り、興味をもった作品。 嘘も、隠すも、言わないも、全部一緒だけど、大学生をやったことのある私は何となく、気持ちが分かった。 人間ってそんなもんだよなと、人と関わると自然と分かるカースト。カーストに合わせて咄嗟の嘘も、咄嗟の盛った話も、やったことある。 人間らしさに...

映画化で作品を知り、興味をもった作品。 嘘も、隠すも、言わないも、全部一緒だけど、大学生をやったことのある私は何となく、気持ちが分かった。 人間ってそんなもんだよなと、人と関わると自然と分かるカースト。カーストに合わせて咄嗟の嘘も、咄嗟の盛った話も、やったことある。 人間らしさに記憶があった。そんな話だった。

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2024/12/10

最初は絵に描いたような優秀な学校と誠実そうで容姿端麗な六人の学生。皆んなで協力してスプラリンクに入ろうという、熱い友情物語だったのが一変。たった一人だけを皆んなで選ぶというイヤミスのような展開。ライバルを蹴落とすための卑劣な調査によって、次々と明かされる裏の顔。仕掛けたのは誰か?...

最初は絵に描いたような優秀な学校と誠実そうで容姿端麗な六人の学生。皆んなで協力してスプラリンクに入ろうという、熱い友情物語だったのが一変。たった一人だけを皆んなで選ぶというイヤミスのような展開。ライバルを蹴落とすための卑劣な調査によって、次々と明かされる裏の顔。仕掛けたのは誰か? 仕掛けられて犯人にされた羽多野。なぜか認めて退場。果たして採用されたのは誰か。 採用された人物が再度当時の学生達にインタビューし、やはり裏の顔を暴いて行く。採用された人物の裏の顔とは何だったのか? 何故、羽多野は犯人となったのか。次々と謎が解き明かされて行く。二転三転し最後に行き着いた真相。そして六人の本当の顔とは。 幾つもの伏線が張り巡らされ、息つく間も無く展開して行くストーリーに圧倒された。 採用面接や昇格面接に携わっていたので、非常に面白く読ませて貰った。短時間の面接では表面だけしか読み取れないと改めて思う。

Posted byブクログ