六人の嘘つきな大学生 の商品レビュー
ラストの蛇足感は否めないけど共感できる部分が多かったし犯人も予想と違って、伏線も綺麗に回収して満足だたな
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就活、を題材にしたミステリ。就活も研究室配属の面接も、皆混乱期。乱暴にいうと「乱暴に決まる」だけどやはり「ちゃんと決めてる」。その狭間がミステリになっていて面白いのでおすすめ? まあ人間なんて,嘘つきと正直者の真ん中の存在だよね.
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辛かった就職活動の記憶が甦るくらいに、 リアルに書かれているなと感じた。 色々と勘違いを誘うような書き方に まんまと騙されたというか、 最後まで読んだときのスッキリ感が 気持ち良かった。 人の悪い部分ばかりを見ようとするよりも いい部分を見るようになると みんなが幸せな気持ち...
辛かった就職活動の記憶が甦るくらいに、 リアルに書かれているなと感じた。 色々と勘違いを誘うような書き方に まんまと騙されたというか、 最後まで読んだときのスッキリ感が 気持ち良かった。 人の悪い部分ばかりを見ようとするよりも いい部分を見るようになると みんなが幸せな気持ちになれるから 自分も心がけたいなと強く思った。
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就活や面接だけではなく、社会に出てもプライベートでも、見栄を張ってみたり自分を取り繕ったり…大なり小なりこういうこと誰にでもあると思ってしまった 本当に正直に過去も未来も、嘘偽りなく生きている人間がこの世にいるのだろうか 人を信じたり人を見極めるというのは、とてつもなく難易度が高...
就活や面接だけではなく、社会に出てもプライベートでも、見栄を張ってみたり自分を取り繕ったり…大なり小なりこういうこと誰にでもあると思ってしまった 本当に正直に過去も未来も、嘘偽りなく生きている人間がこの世にいるのだろうか 人を信じたり人を見極めるというのは、とてつもなく難易度が高い
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このミステリー小説の中心となるテーマは「就活」です。 派手な殺人事件は起きませんが、採用面接のグループディスカッションで巻き起こったグロテスクな事件を中心に、6人の就活生を描いた群像劇となっています。 作者は浅倉秋成さん。 伏線の巧妙さに定評のある作家さんです。 いや、ほん...
このミステリー小説の中心となるテーマは「就活」です。 派手な殺人事件は起きませんが、採用面接のグループディスカッションで巻き起こったグロテスクな事件を中心に、6人の就活生を描いた群像劇となっています。 作者は浅倉秋成さん。 伏線の巧妙さに定評のある作家さんです。 いや、ほんとに、伏線の張り方が尋常じゃないくらいに巧みでした! ストーリー構成も絶妙で、どこを読んでも緊張感があって面白かったです。 途中で「あの人が怪しいな」と思って読んでいくのですが、そんな自分の予想を1枚も2枚も上を行く展開でとても痛快でした。 しかも、ミステリー的な技巧だけではなく、就活生の心の葛藤や企業側の心理を描くなど、文学的・社会的な読み物としてもとても味わい深い内容なので、読み終わったあとの余韻が強烈に残りました。 まだ読んでない方はぜひ読んでみてください!(2年図書委員)
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けっこう読み応えがあって面白いんだけど、真相解明とかどんでん返しの爽快感みたいなものは味わえない。 ただ、インターネット上の情報に踊らされて、事情をよく知りもしないにの他人を攻撃してしまう人には読んで欲しいと思える内容だった。 文章だけでは何もわからない、捉え方によって見え方も...
けっこう読み応えがあって面白いんだけど、真相解明とかどんでん返しの爽快感みたいなものは味わえない。 ただ、インターネット上の情報に踊らされて、事情をよく知りもしないにの他人を攻撃してしまう人には読んで欲しいと思える内容だった。 文章だけでは何もわからない、捉え方によって見え方も変わってしまうことがよくわかる作品だった。 幅広い世代の方に読んで欲しいと思わされる。 映画がこれをうまく表現できていれば良いと思う。
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読み終えたときは思ってたより爽やかに終わってよかったな〜と思っていたのに時間が経つにつれてじわじわ怖くなってきた 断片的な事実で判断してしまって、こんなにいい人たちだったのに…っていうの、結局それすら断片的なのかもしれないし、面接で六人でバトルロイヤルしろっていきなり平気で変更しちゃえるのも怖いし
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六人の大学生の生年が私と近いため、自分の就活時代を思い出した。 集団討論にあるインスタントな同志感は就活独特の他者との距離感だと感じた。 令和の就活生も同じように感じるのだろうかと思ったが、就活制度自体は大きく変わってないから、きっと同じなんだろう。 ハッピーエンドで終わってよかった。 唯一、犯人の動機については、そんなことでここまでするかなぁと思ってしまったけれど、一日で読み切ってしまうほど、面白かった。
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二転三転する内容に心動かされ続けました。しかも読後感が良いです。伏線回収が素晴らしい! 六人の就活生の印象が、どんどん変わっていきます。人はいい面も悪い面もあってそれが当たり前で、だから嫌いとかそういうことじゃないんだなって思えました。自分が自分で嫌だなと思っているところも許せたり、職場の嫌だなと思っていた同僚のことも愛おしく思えてきたり、なんだか不思議な感覚です。もう一度最初から読み返したい!!
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