永遠のおでかけ の商品レビュー
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この本を去年の年末に買ったのだけど、買った時にはこんな気持ちで読むことになるなんて想像もしていなかった。今読めてよかった。益田ミリさんのお父さんが病気になり、亡くなってからのことを描いたエッセイ。家族との思い出が溢れていて素敵な文章だった。「永遠のおでかけ」という言い方は、酒井順...
この本を去年の年末に買ったのだけど、買った時にはこんな気持ちで読むことになるなんて想像もしていなかった。今読めてよかった。益田ミリさんのお父さんが病気になり、亡くなってからのことを描いたエッセイ。家族との思い出が溢れていて素敵な文章だった。「永遠のおでかけ」という言い方は、酒井順子さんの作品にならった言い方なのかな。 『振り返ってみれば、どんな言葉も時間ほどの力は持っていなかった。』私も家族も、いつかそう思えますように。
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父が亡くなったばかりで、あらすじとタイトルだけで手に取りました。 作者のなにげない日々と、少しずつ訪れるお別れの日々、その後がすっと胸に沁み入りました。 まだまだ私はお別れできるほど平静ではいられないし、悲しいし寂しいし会いたいけれど、いつか家族でお父さんの話をして、そんなことも...
父が亡くなったばかりで、あらすじとタイトルだけで手に取りました。 作者のなにげない日々と、少しずつ訪れるお別れの日々、その後がすっと胸に沁み入りました。 まだまだ私はお別れできるほど平静ではいられないし、悲しいし寂しいし会いたいけれど、いつか家族でお父さんの話をして、そんなこともあったよねっておしゃべりできたらいいなと思えました。 これからもたくさん時間をかけて、手を振ってお別れできたらいいな。
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お父さんとの最後の日々のエッセイかと思い手に取ったのですが、お父さんが亡くなる前後の著者の日々についてのエッセイでした。ダ・ヴィンチ編集部は当てにならないということが分かりました。
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夜中に起きて寝れなくなって読んだ 読みやすいし共感する部分もあって、 一気に読んでしまった 叔父さんとの思い出、お父さんとの思い出 お母さんとの旅行、色んな話が詰まってた 家族との何気ない日常を改めて大切にしたいね
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いつもそばにいてくれる人が、突然いなくなってしまったら? コミカルでふんわりと優しいコミックやエッセイが多い益田ミリさんですが、本作品は、叔父さんや父との別れの話です。 何気ない日常のワンシーンを、キラリと光る言葉で綴る珠玉のエッセイ。 どのエッセイもグッと来ますが、最後の...
いつもそばにいてくれる人が、突然いなくなってしまったら? コミカルでふんわりと優しいコミックやエッセイが多い益田ミリさんですが、本作品は、叔父さんや父との別れの話です。 何気ない日常のワンシーンを、キラリと光る言葉で綴る珠玉のエッセイ。 どのエッセイもグッと来ますが、最後の『コロンの記憶』もウルウルです。 皆さんに読んで欲しい一冊です。
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益田ミリさんが、叔父や父が亡くなる前に側にいて感じたこと、亡くなった後のふとした感情などを綴ったエッセイ。 自分の母が亡くなった後の感情とかぶって、泣けた。 文庫あとがきの、"どんな言葉も時間ほどの力は持っていなかった"という言葉は重い。 それでもやはり、大切...
益田ミリさんが、叔父や父が亡くなる前に側にいて感じたこと、亡くなった後のふとした感情などを綴ったエッセイ。 自分の母が亡くなった後の感情とかぶって、泣けた。 文庫あとがきの、"どんな言葉も時間ほどの力は持っていなかった"という言葉は重い。 それでもやはり、大切な人には日頃から想いを伝えたいと思った。
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2023.11.22 (水) 読了 「言葉が感情をつれてくる。」 「どんな言葉も時間ほどの力は持っていなかった。」 まだ経験したことがないけど、大切な人の永遠のお出かけを前にしたらどうなるだろう。 言葉によって呼び起こされる感情ってあるんだろうか。
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一話一話に涙しました。 感謝を、全てが想い出になる前に、伝えておきたいものですが、、、たまに電話するくらいです。
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親族との別れを少しずつ重ねるようになってきた。親となれば尚更のことだろうと想像するだけで切なくなる。事実をたんたんと書かれてある中で、ふっと愛おしくなる瞬間を益田ミリさんの本から感じる。大好きな作家さんである。人は誰でも自分だけの人生を生きていると背表紙に書かれていた言葉が、読み...
親族との別れを少しずつ重ねるようになってきた。親となれば尚更のことだろうと想像するだけで切なくなる。事実をたんたんと書かれてある中で、ふっと愛おしくなる瞬間を益田ミリさんの本から感じる。大好きな作家さんである。人は誰でも自分だけの人生を生きていると背表紙に書かれていた言葉が、読み終わった後さらに染みてくる。
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