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永遠のおでかけ の商品レビュー

4.1

92件のお客様レビュー

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2025/01/20

いつかみんなに訪れる親の死 心の揺れを細やかに 正直にかかれていて 共感しながら一気に読めました。 不思議と、暗い気持ちにはならず ほんわかと暖かい気持ちが残りました。

Posted byブクログ

2025/01/15

沁みました、とっても ミリさんのお父様が亡くなったその前後のエッセイなのですが、切なくあたたかい気持ちで胸をじわ〜〜っとさせながら読みました ミリさんのお父様さ典型的な昭和の人で、素直に言葉を言わない不器用かつカッとしたらすぐ怒鳴るところが私の父と似ていて… 定年退職後日に日...

沁みました、とっても ミリさんのお父様が亡くなったその前後のエッセイなのですが、切なくあたたかい気持ちで胸をじわ〜〜っとさせながら読みました ミリさんのお父様さ典型的な昭和の人で、素直に言葉を言わない不器用かつカッとしたらすぐ怒鳴るところが私の父と似ていて… 定年退職後日に日に老いていく自分の父と重ねながら読みました 私自身父に腹が立ったり些細なことで喧嘩したりするのですが、もっと優しく楽しい時間を過ごしたいなと 母にももっと休日の時間を使っていろんな所へ一緒にお出かけに行こうと思いました 一緒に見なかった桜並木と買ってきてあげなかったケンタッキーの後悔を、父からの最後の教訓と捉えてる感性が素晴らしいと思った 酒井順子さんの引用も良かった 「このカレーはおそらく、母親が永遠の外出をする前に、子供に対して残してくれた、最後の『作り置き』なのではないか、と。」 私の両親はまだ健在ですが、親を亡くした人が読んだらより強く色々感じるんだろうなと思います

Posted byブクログ

2025/01/11

図書館で珍しく益田ミリさんの文庫があって(普段は人気でなかなか見かけない)、タイトルや目次に惹かれて借りた。 ミリさんの叔父さんやお父様が亡くなれたときについてや、周りの人の死について考えたこと感じたことが書かれているエッセイ。 わたし自身も愛犬を亡くしペットロスになってから、“...

図書館で珍しく益田ミリさんの文庫があって(普段は人気でなかなか見かけない)、タイトルや目次に惹かれて借りた。 ミリさんの叔父さんやお父様が亡くなれたときについてや、周りの人の死について考えたこと感じたことが書かれているエッセイ。 わたし自身も愛犬を亡くしペットロスになってから、“死”についてとても身近に感じるようになり、常に「命は有限であること」を意識している。わたしもいつか死ぬし、順番としてはその前に親が死んでしまうだろう。頭では分かっていても、本当にその時が来ることをあまり理解できていない。 ミリさんも似たような感じで、お父様が亡くなられたことによってお母様ともいつか別れが来ることを意識したシーンがあった。切ないけれど、大事なことだと思った。 自分の死も、周りの死も、死を意識して過ごす日々とそうでない日々は、きっとまったく違う。 突然来るかもしれないことを思うと、なるべく人を傷つけないようにしようって思うし、明日死んでもなるべく後悔が小さく済むように今日を過ごそうと思う。 ミリさんのエッセイは2作目だったけれど、今回の作品はとても素直な文章だと感じた。特別な言い回しやカッコいい表現があるわけじゃないけれど、着飾らないそのままの言葉で書かれていて、死に対して真摯に素直に向き合ったのを感じる。なので自分にもスルスルと素直に染み込んでいくような作品でした。

Posted byブクログ

2024/12/17

作者の父との別れが書かれているエッセイ。 「このカレーはおそらく、母親が永遠の外出をする前に、子供に対して残してくれた、最後の『作り置き』なのではないか」って文が心に残った。 冷蔵庫の中身って家族で共有しあってる日常的なものだからこそ、存在を感じる大切なものなのかもな

Posted byブクログ

2024/12/17

お父さんとのお別れを 淡々と書かれている中に 思わず感情が溢れ出す箇所もあり 寂しさが伝わる 今の生活がいつまでも続くことはないということは 分かっているけれど分かっていないこと 毎日を大切にしようと思わせてくれる一冊

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2025/01/15

20241022 益田ミリさんの著者 おとうさんという男を読んで いたから、お父さんが亡くなる前と後の心の描写が切実に感じられて、自身の父親の事を考えながら読み進めた。 いつかは起こる事。でも起こってみないと実感はない。でもこの本を読んで、今のうちに両親に対する接し方、思い出...

20241022 益田ミリさんの著者 おとうさんという男を読んで いたから、お父さんが亡くなる前と後の心の描写が切実に感じられて、自身の父親の事を考えながら読み進めた。 いつかは起こる事。でも起こってみないと実感はない。でもこの本を読んで、今のうちに両親に対する接し方、思い出づくり、後悔したくないと思わされた。

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2024/10/13

しんみり、じんわりするエッセイ。 「言葉が感情をつれてくる」、その通りだなと思った。 言葉を交わしたり、ふと聞いたりすることで、いろんな情景や感情が蘇ってくる気がする。 ミリさんのお父さんと自分のおじいちゃんを重ねて読んでしまっていた。 最後の「コロンの記憶」がとても良い後...

しんみり、じんわりするエッセイ。 「言葉が感情をつれてくる」、その通りだなと思った。 言葉を交わしたり、ふと聞いたりすることで、いろんな情景や感情が蘇ってくる気がする。 ミリさんのお父さんと自分のおじいちゃんを重ねて読んでしまっていた。 最後の「コロンの記憶」がとても良い後味になった。永遠のおでかけの由来も分かった。

Posted byブクログ

2024/09/19

父や家族の死と思い出を綴ったエッセイ。悲しいだけではなくシンシンと胸に積もる言の葉に色々考えさせられる。父の昔話を聞く、っていうのは確かに私も聞いたことなかったな、聞いてみようかなと思った。永遠のお出かけに行ってしまう前に家族との時間を大切にしないと。

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2024/07/25

家族テーマの内容が多く 大切にしなきゃなぁと思いを馳せながら読む こういう話題は友達だと話しづらかったりするから、本ならではの優しさも感じる

Posted byブクログ

2024/05/30

タイトルが気になって購入しました。 エッセイは苦手だったのですが、他の作品も読んでみたいと思いました。

Posted byブクログ