永遠のおでかけ の商品レビュー
20241022 益田ミリさんの著者 おとうさんという男を読んで いたから、お父さんが亡くなる前と後の心の描写が節日に感じられて、自身の父親の事を考えながら読み進めた。 いつかは起こる事。でも起こってみないと実感はない。でもこの本を読んで、今のうちに両親に対する接し方、思い出...
20241022 益田ミリさんの著者 おとうさんという男を読んで いたから、お父さんが亡くなる前と後の心の描写が節日に感じられて、自身の父親の事を考えながら読み進めた。 いつかは起こる事。でも起こってみないと実感はない。でもこの本を読んで、今のうちに両親に対する接し方、思い出づくり、後悔したくないと思わされた。
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しんみり、じんわりするエッセイ。 「言葉が感情をつれてくる」、その通りだなと思った。 言葉を交わしたり、ふと聞いたりすることで、いろんな情景や感情が蘇ってくる気がする。 ミリさんのお父さんと自分のおじいちゃんを重ねて読んでしまっていた。 最後の「コロンの記憶」がとても良い後...
しんみり、じんわりするエッセイ。 「言葉が感情をつれてくる」、その通りだなと思った。 言葉を交わしたり、ふと聞いたりすることで、いろんな情景や感情が蘇ってくる気がする。 ミリさんのお父さんと自分のおじいちゃんを重ねて読んでしまっていた。 最後の「コロンの記憶」がとても良い後味になった。永遠のおでかけの由来も分かった。
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父や家族の死と思い出を綴ったエッセイ。悲しいだけではなくシンシンと胸に積もる言の葉に色々考えさせられる。父の昔話を聞く、っていうのは確かに私も聞いたことなかったな、聞いてみようかなと思った。永遠のお出かけに行ってしまう前に家族との時間を大切にしないと。
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家族テーマの内容が多く 大切にしなきゃなぁと思いを馳せながら読む こういう話題は友達だと話しづらかったりするから、本ならではの優しさも感じる
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タイトルが気になって購入しました。 エッセイは苦手だったのですが、他の作品も読んでみたいと思いました。
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叔父さんの死の翌年、ガン宣告を受けたお父さんの死、著者の気持ち…身近な人(親)の死。 寂しさ、かなしさも書かれてるが読んでる方には重くなりすぎず、でも自分自身にも色々考えないと…な内容でした。
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お父さまの余命申告〜亡くなった後までの記録。 ご本人の希望で、病院での治療はせず、自宅で過ごすことになった。ご家族でその意思を尊重して、残された時間を一緒に大事に過ごされた様子が書かれている。食べたいものを食べて、やりたいことができるようにお手伝いして、短期間ではあるけれど、思い...
お父さまの余命申告〜亡くなった後までの記録。 ご本人の希望で、病院での治療はせず、自宅で過ごすことになった。ご家族でその意思を尊重して、残された時間を一緒に大事に過ごされた様子が書かれている。食べたいものを食べて、やりたいことができるようにお手伝いして、短期間ではあるけれど、思いの外楽しそうな雰囲気が印象的だった。特にいいなと思ったのは、お父さまの昔話を聞くところ。歳をとるほどに、話したくても聞いてくれる場なんてなかなかないから、これは嬉しかったと思う。誰しも自分が死ぬ前にやってほしいことのひとつなんじゃないかな。私にはちょっと難しいけど…笑 娘として、すごく丁寧に、父親の最期を迎えられていて、お手本のようだなと思いながら読んでいたけれど、そんな著者ですら、見送ったあとは、もっとこうすればよかった、と後悔がいくつかあるようだった。 もし私がいま親を亡くしたら後悔ばかりなんだろうな…
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身内の病気と死と向き合う素直な気持ちを語る一冊。幸い両親とも健在だが、このような作品を読読みながら避けては通れない、いずれくるその時に向けて身構えてしまう。そして自分にも訪れる死に向けた準備も考える。さり気ない言葉に深みを感じる一冊。
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お父様が亡くなる前後をつづったエッセイ集。 今当たり前にいる家族やねこもいつか私の前から居なくなってしまうのだ(もしくは私が先に逝く)と思うと、どうしようもなく悲しく怖いような気持ちになる。 その時後悔しないように、日々素直に言葉で気持ちを伝え、面倒くさがらずに行動すること。日...
お父様が亡くなる前後をつづったエッセイ集。 今当たり前にいる家族やねこもいつか私の前から居なくなってしまうのだ(もしくは私が先に逝く)と思うと、どうしようもなく悲しく怖いような気持ちになる。 その時後悔しないように、日々素直に言葉で気持ちを伝え、面倒くさがらずに行動すること。日常を過ごしているとついつい忘れてしまうこういったことを再確認した。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
死ぬことはいつか誰にでも訪れる。 最初はその別れに向き合うことすら辛いが だんだんと懐かしさが込み上げるのだと感じた。 筆者は亡くなった父の好きな食べ物や桜など思い出の片鱗を見る度に感傷に浸っている。 そしてその度父親の不器用さによる切ないエピソードが紹介される。大切な人とのひと時は後悔しないように 大切にしたいと思った。今ある大切な人との時間を大切にしたい。 死ぬ以外にも付き合っている人との時間も似ているのかもしれない。いつ別れが来るか分からないのだから 今一緒に思い合える時間を大切にしたいと思った。
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