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おもろい以外いらんねん の商品レビュー

3.4

61件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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2022/09/20

Aマッソの加納さんがTVでおすすめしていたので。面白かった。文章のリズムに慣れるのに時間がかかって何度も同じところをなぞった。自分をなくす空虚さと、今のお笑いの空気がリアルで痛かった。

Posted byブクログ

2022/09/09

心地よいリズムの文章 だけど心があんま操作されないな。 多分ここでしんどくなってほしいんだろうなって思うけど

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2022/08/30

熱くてイタイな。おもろいってなんだろね。誰も傷つけない笑いって何だろな。読んでよかった。お笑いは好きだな。

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2022/07/17

おもろい以外いらんねん 全員がそう思っとるのに全員考え方がちがって、一個のことみとるだけやなのになあって感じ お化けはほんまにおらんかったんか、おらんくなったんか少年にしかわからんのんやろな 読みたかった本読めて満足。 おもろい以外いらんなあ。

Posted byブクログ

2022/07/14

アメトーークの本好き芸人でAマッソ加納さんが推していて、気になり手に取りました。 加納さんが、作中に出てくるお笑いコンビのネタが面白いと絶賛しており、芸人さんが褒めるネタってどんなだろうと思い…。 いきなり、とあるコンビが解散するまでの物語と一文目からあるのが衝撃。後半に行くに...

アメトーークの本好き芸人でAマッソ加納さんが推していて、気になり手に取りました。 加納さんが、作中に出てくるお笑いコンビのネタが面白いと絶賛しており、芸人さんが褒めるネタってどんなだろうと思い…。 いきなり、とあるコンビが解散するまでの物語と一文目からあるのが衝撃。後半に行くに連れて不穏な空気になっていくので後味の悪い結末を予想してしまいますが、意外にも前向きな形で終わるのはよかったです。 この作品に出てくるネタに引き込まれるかどうかで、評価は変わるだろうな〜と思いました。

Posted byブクログ

2022/06/07

podcastで紹介されていた本なので。 思っていたより難しかった。特に滝馬の人間性が。 何どこにでも馴染めて何にでもうまく対応できる、からっぽだからユウキは彼を求めた。自分の理想の漫才のために。 咲太はその事が分かっていて、滝馬が学校で人を笑わせたり楽しませたりする一方で自分の...

podcastで紹介されていた本なので。 思っていたより難しかった。特に滝馬の人間性が。 何どこにでも馴染めて何にでもうまく対応できる、からっぽだからユウキは彼を求めた。自分の理想の漫才のために。 咲太はその事が分かっていて、滝馬が学校で人を笑わせたり楽しませたりする一方で自分の前ではありのままのからっぽの姿を見せることにどこか安心していたのだろう。そのことがわかっていたのに、滝馬がユウキと組むことを黙って見届けて、いずれどうなるかももしかしたら薄々とわかっていて、だから心配で馬場リッチバルコニーの亡霊で居続けたのか。そんな気がしてしまう。 ユウキくんはいい人ってことやな。とほぼ初対面の頃に咲太が言った理由がまだあんまりよく分からなくてそれがずっと気になる。 あの時点ではどう見ても咲太から滝馬を奪おうとしていたのは明らかでそのことは後からにユウキ本人も認めていたのに。 わたしからしたら、咲太のほうがいい奴すぎる。不器用で。滝馬への執着はもはやBLかよとすら思ってしまうが。

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2022/04/18

日本のお笑い界で、男性優位の世界で、男性自身が違和感を持ち意識を変えていこうとする姿を見せてくれる本は初めて読んで、しかも男性の作家さんで、それがすごく嬉しかった!フェミニズムは女性だけの話ではない。古くからある根拠のない男らしさ・女らしさや価値観からみんなが解放されるべき。 「...

日本のお笑い界で、男性優位の世界で、男性自身が違和感を持ち意識を変えていこうとする姿を見せてくれる本は初めて読んで、しかも男性の作家さんで、それがすごく嬉しかった!フェミニズムは女性だけの話ではない。古くからある根拠のない男らしさ・女らしさや価値観からみんなが解放されるべき。 「自分が楽しんで笑っているものがダメなところを持っているのだと認めたくなかった。」(p84~85)というところ、すごく気持ちがわかる…。今こそ変わりたい。 彩花と友達になりたいし、つぐみぼんぼんぴょん丸のネタが観たい…! めっちゃ読みやすい。2日間で読めた。早い人だと数時間で読めるのでは。

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2022/04/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

奇奇怪怪明解事典で取り上げられていたので読んだ。が、書店や図書館でたまたま見かけて出会いたかったなと思った。2人の問題意識や着眼点を刷り込んでしまう前に読んだほうが多分おもしろかった。でも、図書館ではティーンズ向けとして扱われていたようだったから、その年齢を超えてYAコーナーにはいつしか目もくれなくなった私が"普通"に出会うことはなかったのかもしれない(YAに置かれているのは賛成の立場)。 ショー的ないわゆる"お笑い"に限らず、日常のなかに転がる笑いに対して「これって笑ってよかったやつだよね?」と瞬間的な自問自答をしてしまうことがある意味デフォになっている現代、社会全体が変わりゆくさまを描きながら、それでも、「傷つけない笑い」が最初の感想に来るものではない、心から笑える"お笑い"が絶対あるんだという希望も感じた。 小説だけど、活字そのものを追いながら読んでいる感覚はなかった。それこそ書籍版奇奇怪怪の如く(何度も引き合いに出すのもいやだけど)さらさらと流れるような、声が聞こえてくるような気がした。表現方法?としては、「俺」「おれ」「オレ」の使い分けにグッときた。「なんか分かるわ、」と思った。あと、"俺(=咲太)"の視点がシームレスに神の視点に移行しているのは大前さんの書き口なのか分からないけど、こういう文章を読んだ経験はないので新鮮だった。 装丁もすごく好き。最近よく見る"エモい"の暴力のアンチテーゼみたい。印刷濃度の変化もよかった! 手にとって数時間で読んだけど、もう一回読み直すの確定な作品でした。

Posted byブクログ

2022/03/24

Aマッソ加納がアメトークでおすすめ!していて購入。 前半青春めっちゃしてたけど、なんかオチが受け付けられなくて凄く読み終わった後、モヤモヤ致しました。 なんか多分、青春漫画みたいな感じで読むべきなのかもしれない。

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2022/03/17

いままでは漫才とかお笑い芸人をおもろいから好きやなーっと漠然とした感情でしか観てなかったけど、芸人さんもいろんな葛藤があって、同じネタしてても1回1回感情とかちゃうんやろなって、次からそういうこと考えながらみちゃう このお話は、めっちゃ大きな出来事があるわけじゃなくて、ひたすら...

いままでは漫才とかお笑い芸人をおもろいから好きやなーっと漠然とした感情でしか観てなかったけど、芸人さんもいろんな葛藤があって、同じネタしてても1回1回感情とかちゃうんやろなって、次からそういうこと考えながらみちゃう このお話は、めっちゃ大きな出来事があるわけじゃなくて、ひたすら、人間の心の中を痛いくらい描いてて、すごいなって思った 胸があったかくなるようなシーンで終わるから、読んだ後の幸福感がすごい 何年後かに読み返したら、また違う印象になりそうやなって思う不思議なお話だった

Posted byブクログ