不可逆少年 の商品レビュー

五十嵐律人(著者)

2024/06/24

前に読んだことを忘れてしまうほど、もう一度読んでも面白かったです。

理解しがたい部分もありますが、全て言葉で説明でできるほど世の中は完璧でもないなと思いました。

2024/06/17

教育ではやり直せない少年―――、不可逆少年
これは業界では本当にある言葉なんでしょうか。それとも作者の造語？？

トガちゃん（ヒロアカです）みたいな少女、、、正直やり直せないと思う。というか“やり直す”っていうより“矯正する”っていう少々傲慢な言葉の方が不本意ながらしっくりきてしまうな。

“綺麗に論理を紡ぐ人”という表現が好みでした

2024/04/21

ただのミステリーではない。
一期一会、誰と出会い、関わるのか。
続きを読みたくなるが、それは犯人が知りたいという欲求ではなく、救われてほしいという気持ち。

2024/03/16

なんとも重たいテーマを題材にした作品。犯罪被害者家族、加害者家族、薬物依存の家族などなど複雑に絡み合う人間関係で、救いを求めてページを進むことになった。いったい真相はどうであったのだろうか？語られた真相がすべてなのか。この作者にしか書けないようなリーガルミステリーにすっかり魅了されてしまった。

2024/02/01

とても面白かった。他の作品も読んでみたい。
やり直せるか、やり直せないかは、人それぞれだと思うし、どう頑張っても無理な人はいると思う。
とても難しい問題だと思った。

2023/12/30

冒頭から痛い…。苦手な本を手に取ったなと思ったけど、痛そうなところを斜め読みしつつ最後まで読み切った。

「だから少年なんだよ。」
簡単に言葉では表せない難しい問題だと思った。。。

2023/11/27

「法廷遊戯」がまあ面白かったので読んでみる。う～ん、読んでて楽しくないのはなあ・・・ でも、種明かしはある意味感心する。最近の若者の書く話もなかなかと感心する

2023/10/25

13歳少女が起こした猟奇殺人。自分ではどうにもならない環境や虐待で作り出されていく少年犯罪ではなく、脳の構造による不可逆的な犯罪思考、サイコパス。派手な猟奇殺人の割にはミステリ度は薄かった感じです。少年犯罪のとらえ方なのか、不遇な生育による稚拙な行動なのか…いろいろ詰め込んでいた感じです。だいたいの終着点はわかるし読みやすかった。

2023/09/16

家庭裁判所の調査官が、法を犯した少年と向き合う。フォックスと呼ばれるのは 3人殺害した13歳の少女．

2023/07/25

家庭裁判所調査官に興味を覚え、優先順位を上げて読む。13歳の詩緒が３人の男を惨殺したが、年齢的には罰せられない。14歳になる前に殺すと宣言し殺人をネット中継した（フォックス事件）。詩緒に殺されたのはどれもクソ男。被害者の娘茉莉、息子・獏、詩緒の姉・奏乃は同級生だった。また電車の中で髪を切る通称カミキリムシ事件が起きる。さらに獏の兄が浴槽内で死んでいる。家庭裁判所調査官がどう活躍するのか楽しみだったが、その調査官、登場人物、その親などファンタジーな感じでのめりこめなかった。医学的にも中途半端だったかな。②