1,800円以上の注文で送料無料

夏への扉 新版 の商品レビュー

4

169件のお客様レビュー

  1. 5つ

    49

  2. 4つ

    57

  3. 3つ

    37

  4. 2つ

    9

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/09/18

絶望のスタートから主人公が諦めずに行動していくところが、スピード感があって素敵だった。少し昔の本なので文章の書き方?セリフ?が少し古いと感じたが、あっという間に読んでしまった。

Posted byブクログ

2024/09/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

SFの古典と知って手に取ってみた。 ピートが可愛かった。 タイムスリップものとしてはシンプルで、タイムパラドックスなどはあまり触れられておらず、あっさりな印象。

Posted byブクログ

2024/09/18

題名からは想像できないSF小説だった。コールドスリープで未来へ行けたり、タイムマシーンで過去に行ったりと忙しい主人公だ。主人公の猫ピートが冬になると夏へとつながる扉を探して部屋中の扉を開けさせるところは個人的には猫かわいいなと思った。 小説ほど2000年代は便利じゃないな。過去を...

題名からは想像できないSF小説だった。コールドスリープで未来へ行けたり、タイムマシーンで過去に行ったりと忙しい主人公だ。主人公の猫ピートが冬になると夏へとつながる扉を探して部屋中の扉を開けさせるところは個人的には猫かわいいなと思った。 小説ほど2000年代は便利じゃないな。過去を懐かしがる気取り屋がいるって書いてあってたしかになと。未来はいずれにしろ過去にまさるのだから過去を振り返ってクヨクヨしない方がいいんだな。

Posted byブクログ

2024/09/18

ついに読めた、夏への扉 翻訳なので言い回しや表現がオシャレすぎてク〜ッ!ってなる おおまかなストーリーは知ってる気持ちだったけど、想像してたのと全然違って、最後まで展開読めなくておもしろかった! 絶望しても希望を捨てずにやれることをすべてやっていく主人公が良い。ひとつの希望として...

ついに読めた、夏への扉 翻訳なので言い回しや表現がオシャレすぎてク〜ッ!ってなる おおまかなストーリーは知ってる気持ちだったけど、想像してたのと全然違って、最後まで展開読めなくておもしろかった! 絶望しても希望を捨てずにやれることをすべてやっていく主人公が良い。ひとつの希望として描かれてる相棒猫のピートもとても良い。そして、愛すべきリッキー!ああ、この2人が愛を信じ続けることができて本当によかった。 寒い冬でも、夏への扉を探し続けること。

Posted byブクログ

2024/09/11

面白かったけど好みじゃなかった!ストーリーがというより、癖が強い書き方が気になった。でも面白いからおすすめ!

Posted byブクログ

2024/09/07

会社を乗っ取られ婚約者も取られた主人公。コールドスリープという技術で未来に行き… めっちゃ有名で、ハインラインといえばこれ、みたいな本なので、読んどくか〜という軽い気持ちで読んだけど、ちょっと自分には合わず。 登場人物に共感したり、魅力を感じたりもなく…エンディングがハッピーエ...

会社を乗っ取られ婚約者も取られた主人公。コールドスリープという技術で未来に行き… めっちゃ有名で、ハインラインといえばこれ、みたいな本なので、読んどくか〜という軽い気持ちで読んだけど、ちょっと自分には合わず。 登場人物に共感したり、魅力を感じたりもなく…エンディングがハッピーエンドだし、人間はやっぱり信用しなくちゃ生きていけないとか、未来は絶対過去よりいいとか、前向きなメッセージは良かったし、ハインラインはやっぱりすごい作家で、その流れるような美しい文章のおかげで読み通せたけども、キャラクターの誰にも魅力を感じないって、結構辛かった。

Posted byブクログ

2024/09/04

「なんどひとにだまされようとも、なんど痛い目を みようとも、結局は人間を信用しなければなにもできないではないか。まったく人間を信用しないでなにかをやるとすれば、山の中の洞窟にでも住んで、眠るときにも片目をあけていなければならなくなる。いずれにしろ、絶対安全な方法などというものはな...

「なんどひとにだまされようとも、なんど痛い目を みようとも、結局は人間を信用しなければなにもできないではないか。まったく人間を信用しないでなにかをやるとすれば、山の中の洞窟にでも住んで、眠るときにも片目をあけていなければならなくなる。いずれにしろ、絶対安全な方法などというものはないのだ。」p340 「ついてくれるわ、きっと。必ずついてくれるわよ。だってお祖母さん、人間はどうしても少しは罪のない嘘をつかなきゃ、おたがいに仲良く暮らしてはいけないって前からいってたもの。嘘っていうものは、悪用しちゃいけないけど、つかわなきゃならないときもあるんですって」p364 どちらも含蓄のある言葉だ。これが現実。  この物語の主人公は、猫のピートだと私は思っている。たとえ核が落とされた世界でも希望を描く。 落とされた側の日本人にはなかなか書けないのではないか?と思うくらいには明るい物語。

Posted byブクログ

2024/09/03

 「タイム・トラベルもの」といえば、スティーブン・スピルバーグ監督の名作映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』をはじめ、枚挙に暇がないが、その本質的な「面白さ」をストレートに表現できた作品としては、やはり本作が「元祖」といえるのではないか、と感じる。1956年の時点でこれだけ未来...

 「タイム・トラベルもの」といえば、スティーブン・スピルバーグ監督の名作映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』をはじめ、枚挙に暇がないが、その本質的な「面白さ」をストレートに表現できた作品としては、やはり本作が「元祖」といえるのではないか、と感じる。1956年の時点でこれだけ未来の社会における変化(主な舞台である1970年という時代が既に「未来」なのだが)を緻密に考察していることが大きな驚きであるし、その描写に対して、2024年の時点で大きな違和感を感じることがない、というのは感動を通り越して「驚異」ですらある。作者は後年、『月は無慈悲な夜の女王』で自身の未来描写をまさに至高の領域にまで到達させており、それと比較すると本作による未来描写はやや工業技術的側面に偏っている感があるが、もちろんそれが作品の面白さを損なっているということはない。主人公ダニーは技術者であり、本作はダニーの視点から語られているという点に鑑みれば、上記の点にも納得がいくところであろう。また、私たちの実生活において、2000年の時点でどうだったのか、2024年の現在はどうなっているのか、という現実と本作とを比較してみると、「答え合わせ」のようなことができてそれもまた楽しい。  本作はSF小説として知られているが、意外にも本作で使われているSF的ギミックは「冷凍睡眠」「家事ロボット」「タイム・トラベル」の3つしかない。しかし、この3つのギミックが物語を成立・進行させる上で大きな核となっているばかりか、これらのギミックが物語上で過度に主張されるようなことなく、絶妙な「味付け」としての役割を与えられているからこそ、本作は名作たりえたのだと思う。これら3つのギミックをめぐる緻密な描写からは作者の限りなく繰り返されてきたであろう思考実験の跡が読み取れるのであるが、それらは決して本作のメインではなく、本作の面白さはあくまで絶妙なストーリーテリングにある。アメリカではハインラインの名作としては『月は無慈悲な夜の女王』や『宇宙の戦士』が挙げられるようであるが、未来の技術が社会を進歩・発展させるという側面が前面に押し出されていないとあまり面白いと感じられない民族性なのかもしれない。個人的には、本作が幾度か行われたオール・タイム・ベスト投票で常に10傑に入り続けているという事実には大いに納得である。  とりわけ個人的にはダニーの性格や立ち振る舞いが自分自身にそっくりであり、その点は物語への没入感を一層高めてくれた。物語の展開としても、婚約者や同僚の裏切りに会い、失意のまま冷凍睡眠に入ったダニーがその後に見せる活躍と胸のすく結末は、現代の目で見ればよくある話に見えるかもしれないが、私自身はスリリングな展開に胸躍らせながら本作を読み終えることができた。上記の3つのギミックのみしか用いていないにもかかわらず、本作は「センス・オブ・ワンダー」に溢れているが、私が最も興味深く感じた「センス・オブ・ワンダー」はレナード・ヴィンセントだったことを最後に付言しておこう。

Posted byブクログ

2024/08/31

岡田斗司夫さんのYouTubeで紹介されていたので、手に取ってみました。 SF小説を読むのは初めてだと思いますが、とても面白かった。

Posted byブクログ

2024/08/25

読み始め、語り口に慣れるまで少し時間がかかった。 慣れる頃には物語も動き始め、そこからは一気呵成。 久しぶりのSF、楽しかった。

Posted byブクログ