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夏への扉 新版 の商品レビュー

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169件のお客様レビュー

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    49

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2024/07/25

SF小説の代表作 子供にもいつか読んでほしい一冊 コールドスリープとタイムトラベル。 SFとしてとっつきやすく出てくる技術も20代になれば理解できるようなものばかりでそれでいて伏線がしっかりとしている。 サイエンスの部分だけではなく小説としても21世紀まで基礎が受け継がれる名作...

SF小説の代表作 子供にもいつか読んでほしい一冊 コールドスリープとタイムトラベル。 SFとしてとっつきやすく出てくる技術も20代になれば理解できるようなものばかりでそれでいて伏線がしっかりとしている。 サイエンスの部分だけではなく小説としても21世紀まで基礎が受け継がれる名作かとおもいます。

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2024/07/23

3.0点 1954年に書かれた作品とは思えない!と、言いたいけど、当時を生きていた訳でもないし、今の人たちの方が優れてる!って言ってるみたいで、何とも言えないなと。。 未来の技術を言い当ててる作家さんの知識と先を見通す力と未来への希望は、感動すら覚えます。 でも、2024年現...

3.0点 1954年に書かれた作品とは思えない!と、言いたいけど、当時を生きていた訳でもないし、今の人たちの方が優れてる!って言ってるみたいで、何とも言えないなと。。 未来の技術を言い当ててる作家さんの知識と先を見通す力と未来への希望は、感動すら覚えます。 でも、2024年現在、どんなに技術が発達してもタイムマシンも空飛ぶ車も民間には降りてきてない訳で。。 人間は相変わらず戦争してるし環境破壊してるし、70年という時を経て、更にバカになりつつあります。。 なんか、ごめんなさい。という気持ちになりました笑

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2024/07/06

海外SFに初挑戦。 海外翻訳独特の言い回しや、説明的な文章が多く、少し難しく感じました。 読了に時間が掛かってしまいましたが、ストーリーは楽しめました。 昔の作品なので、当時からする未来と、私達が生きている現代を比べられたり、興味深かったです。

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2024/07/03

SFの名作ということで、大学時代に買ってしばらく積んだままにしていた本を読んだ。 1970年と2000年の描写がある本書が、1956年に発表されていることがまず面白い。 前半でコテンパンに裏切られた主人公が、後半SF的展開を用いて足掻いていくさまは、応援したくなる。 タイムパラド...

SFの名作ということで、大学時代に買ってしばらく積んだままにしていた本を読んだ。 1970年と2000年の描写がある本書が、1956年に発表されていることがまず面白い。 前半でコテンパンに裏切られた主人公が、後半SF的展開を用いて足掻いていくさまは、応援したくなる。 タイムパラドックスを緻密に回避していく筋にハッとさせられるというよりかは、主人公と一緒にその視点で感情を動かしていくのが楽しい作品だと思った。とはいえ、タイムスリップの概念が出てきたときは興奮したし、伏線もよく張られている。 そしてなにより、「夏への扉」というタイトルが秀逸である。 -- 彼は、その人間用のドアの、少なくともどれかひとつが、夏に通じているという固い信念を持っていたのである。 なんどひとにだまされようとも、なんど痛い目をみようとも、結局は人間を信用しなければなにもできないではないか。

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2024/06/09

著者のハイラインがタイムスリーパーとして、2024年の現代に登場したら、どういう感想を持つかな。 「考えていたよりずっと良い世界だ」と言ってくれるかな。。。なんてことを想像してしまいました。

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2024/06/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ロバート・A・ハインラインによるSF小説の古典。 冒頭で語られるタイトルの由来が素敵で、一気に引き込まれてしまった。 「冬が来るとピートは、きまって、まず自分用のドアを試み、ドアの外に白色の不愉快きわまる代物を見つけると、(馬鹿ではなかったので)もう外へは出ようとせず、人間用のドアをあけてみせろと、ぼくにうるさくまとわりつく。 彼は、その人間用のドアの、少なくともどれかひとつが、夏に通じているという固い信念を持っていたのである」 飼い猫のピートが存在しない夏への扉を探すようにして、主人公・ダンもまた、失いかけてしまったものを時間旅行の中で探し求める。 SF的な巧緻さはあまり目立たず、それよりも、展開が爽快で、キャラクターには愛着が湧き、物語全体におおらかな優しさを感じさせる、とても読後感の良い小説だった。

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2024/06/05

名作古典SFとしてタイトルだけは知っていたが初読み。 [新版] ではなく、図書館にあった1979年発行のもの。 扉の情報からは1957年の作品? すると10年以上未来の1970年と その30年後の2000年の科学技術と暮らしぶりへの著者の想像力に舌を巻く。 初めのうちは、同一...

名作古典SFとしてタイトルだけは知っていたが初読み。 [新版] ではなく、図書館にあった1979年発行のもの。 扉の情報からは1957年の作品? すると10年以上未来の1970年と その30年後の2000年の科学技術と暮らしぶりへの著者の想像力に舌を巻く。 初めのうちは、同一対象の呼び方が複数(主人公はダン、ダニイ、ダニエル、猫も 護民官ペトロニウス、ピートといった具合)なので戸惑ったが、中盤からはテンポよく読め、意味不明だった状況の伏線が見事に回収されて、痛快に読み終えた。 「未来は、いずれにしろ過去にまさる」という感覚は、ひたすら日進月歩の向上ということではなく、過去への反省を踏まえて紆余曲折もありながら絶えず前進していくものとして肯定したいと感じた。 24-10

Posted byブクログ

2024/06/02

これが1950年代の作品というのが信じられないくらい新鮮な科学技術の描写だった。 「過去と未来が繋がる」というべきか「未来と過去が繋がる」というべきか分からないが、中盤からは読んでいてワクワクが止まらなかった。

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2024/05/25

後半の流れは読めてしまうものの、面白い。 SF小説は小難しい話がつきものだけど、この作品はかなりやさしくすらすら読める。 タイムトラベルにありがちな矛盾をさらりと吹き飛ばすところも秀逸。 ラストは爽やかで素敵な終わり方。 ものすごい感動とかはないけどじんわり響く感じで良かったです...

後半の流れは読めてしまうものの、面白い。 SF小説は小難しい話がつきものだけど、この作品はかなりやさしくすらすら読める。 タイムトラベルにありがちな矛盾をさらりと吹き飛ばすところも秀逸。 ラストは爽やかで素敵な終わり方。 ものすごい感動とかはないけどじんわり響く感じで良かったです。

Posted byブクログ

2024/05/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

久しぶりに夢中で一気読みした。タイムトラベルエンタメ、面白い! だいぶ昔の本で、当時の未来が今の過去だけど、生き残っているものはやはり理由があるな。SEはずっとノータッチの分野なので、これから他のも読んでみようかと。良かった、出会えて。

Posted byブクログ