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オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る の商品レビュー

4.1

212件のお客様レビュー

  1. 5つ

    60

  2. 4つ

    96

  3. 3つ

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2024/06/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2024.05 ビジネスや人生の教科書! 以下は、気になることをメモ 台湾のマスク対策のベースは全民保健制度 政府の保険が民間保険と比べても遜色なく信頼されているのは、全民健康保険争議審議会で話し合われるあらゆるプロセスが原稿の一言一句まで透明化されており、どのような作業が進んでいるかも公開されているため 透明性による政府と人の相互の信頼関係によるもの 台湾のコロナ対策 fast fun fair 素早く公平に楽しく   AIはあくまで人間を補助するツール 私とコンピュータの関係は、ジョブズ 精神的な自転車に例えた。 あなたが何をしたいかがあり、自分の代わりに道具を走らせれば良いではない 他人の話を聞くことにより新たな視点獲得できる ①自分自身の生活という角度から物事を見る制限を取り払える ②個人的な経験や背景から述べられたことを通じて、世界はこのような視点でも解釈できると理解できる 未来を学習できる クリティカルシンキングは父の教え 証拠に基づき論理的かつ偏りなくとらえるとともに推論過程を意識的に吟味する反省点な思考法、物事をクリアに捉えるための思考法 クリエイティブシンキングは母の教え 既存の型や分類にとらわれずに自分の方向性を見つけていく 交換モデルx ひまわり学生運動 選挙の一票の重さ インターネットは少人数の声をひろうツール 傾聴の民主主義 イノベーションを進めるほどクリエイティブになる 日本のRESAS 何を勉強したらいいのかわからないのであれば。まだ勉強しないほうが良い デジタル社会で求められる3素養 自発性、相互理解、共好 能動的に考え、耳を傾け、共通の価値を探し出す アート教育、アート思考、デザイン思考は、デジタル時代に必須の思考法。既存の可能性にとらわれないようにするため プログラムには、母国語を自在に使うことが大事 すべてのものにはヒビがある。そしてそこから光が差し込む 不正義に怒りや焦りを感じるなら、建設的なエネルギーに変えて、自問自答してほしい 2度とおこらぬために私は社会に対して何ができるか考えてほしい 怒りは、建設的なエネルギーになり、 前向きな未来の原型を作る道にとまり、 あなたがみつくたビビに他の人が参加し そこから光が差し込みます

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2024/05/20

2024/読破  一言 物事の解決にフォーカスし、参画型で考えるのは新しい視点でした。 感想 モデルX(参画型で貸し借り無しの知恵の提供)という概念が、言語化された枠組みとして初めて知れまして、勉強になりました。 プログラミングはオープンソースで学びやすいものであること、台...

2024/読破  一言 物事の解決にフォーカスし、参画型で考えるのは新しい視点でした。 感想 モデルX(参画型で貸し借り無しの知恵の提供)という概念が、言語化された枠組みとして初めて知れまして、勉強になりました。 プログラミングはオープンソースで学びやすいものであること、台湾は8歳から学んでいるというカルチャーの違いがびっくりでした 下記は印象に残った点 p16 少数の人が高度な専門知識を持っているよりも、大多数の人が基本的な知識を持っている方がいい 「エンパワー」の概念 トラブルやハプニングに直面した際、状況を変えようとする能力のこと p48 「fast」「fair」「fun」 p78 「ソクラテス式問答法(対話を重ね、相手の答えに含まれる矛盾を指摘して、相手に無知を自覚させることにより、心理の認識に導く方法」 →自分の思考に対して「証拠に基づき、論理的かつ偏りなく捉えるとともに、推論過程を意識的に吟味する。反省的な思考法」のこた

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2024/09/04

買ってから長い間読まずにいたけど、もっと早く読んでおけば良かった...!めちゃくちゃ面白かった。 「自分で設計したプログラムから最も縁遠い人たちに使ってもらって意見を集う」になるほどぉぉ〜...とつい唸ってしまった。ついペルソナとなるユーザーに意識を向けがちだけど、常に多角的な...

買ってから長い間読まずにいたけど、もっと早く読んでおけば良かった...!めちゃくちゃ面白かった。 「自分で設計したプログラムから最も縁遠い人たちに使ってもらって意見を集う」になるほどぉぉ〜...とつい唸ってしまった。ついペルソナとなるユーザーに意識を向けがちだけど、常に多角的な見方が重要だよねと改めて。 AIに言及した場面で「AIは人工知能でなく、補助的知能として捉えるべき」「AIは人間の選別に使うものではなく、あくまでイノベーションを産むためのもの。」とあり、これにも深く頷けた。 オードリー・タンさんは考え方は常に自由なのにやることは一貫してて、ほんと素敵。 もっと寛容で相互理解があり、政治・社会活動が自分事だと思えるような社会になっていけば良いなぁと思う。

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2024/03/08

2024年3月6日読了。コロナ対応で名を挙げた台湾のIT大臣オードリー・タンの自伝。プログラマ出身からくるIT技術力と知見、若くから米国で起業した実業経験、マイノリティ出身からくるダイバーシティ・インクルージョンの哲学とすごい人。名前の「鳳」の読みが「おおどり」である、などちょい...

2024年3月6日読了。コロナ対応で名を挙げた台湾のIT大臣オードリー・タンの自伝。プログラマ出身からくるIT技術力と知見、若くから米国で起業した実業経験、マイノリティ出身からくるダイバーシティ・インクルージョンの哲学とすごい人。名前の「鳳」の読みが「おおどり」である、などちょいちょい「日本好きネタ」を挟んでくるが、日本ではこういう異能の人材は活躍できないであろう、ということがなんとも残念。誰でも声を上げて政治参加できる「ジョイン」の仕組みは現在でも機能しているようで、政治家に求められる特質は自ら前面に立って民衆の熱狂を巻き起こすより、仕組みを作って多くの人の意見を吸い上げ、フィードバックループを回していくこと、なのだよなあ…。それができている国って台湾以外にはないのだと思うが。

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2024/03/07

オードリー・タンさんの冷静に物事をを見る視点、行動力は素晴らしいです。 「『イノベーションとは、より弱い存在の人たちに優先して提供されるべき』ものであり、それこそが誰も置き去りにしない『インクルージョン』です。私たちの社会には、多種多様な人たちが生きていることを忘れてはいけませ...

オードリー・タンさんの冷静に物事をを見る視点、行動力は素晴らしいです。 「『イノベーションとは、より弱い存在の人たちに優先して提供されるべき』ものであり、それこそが誰も置き去りにしない『インクルージョン』です。私たちの社会には、多種多様な人たちが生きていることを忘れてはいけません。」という視点。 使いにくい、わかりにくい、不便だ、といった問題提起があったときに、すぐに「ではどうすればいい?」と考え解決に向けて対応できるところ。 台湾では「地方創生」と言う言葉を中国語に翻訳せずに使っているということです。 同じ漢字を使う国、文字だけでも伝わることがあるのが嬉しく、お互いのいいところを伝え合って、日本もどんどん若い力でより良い方向に進んでいって欲しいなと思います。 プログラミング思考。 マイノリティの視点。 不正義などに対する怒りを、誰かを攻撃したり何かを非難したりせずに建設的なエネルギーにしていくこと。 この世界は完璧ではない、だからこそ欠陥や問題点を見つけ、それに対して真摯に取り組むこと。 オードリー・タンさんのメッセージは温かくて心に響きます。

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2024/02/18

とても頭の良い方なんだと思う。 自分が今何を考えててどうしていきたいのか、 ちゃんとわかってる。 しっかり頭の中が整理されてるんだろうなぁと思った。 感情的に物事を考えるのではなく、 しっかり根拠や、理論があって物事を考えてる。 きっと穏やかな方なんだろう。 こういう上司がいた...

とても頭の良い方なんだと思う。 自分が今何を考えててどうしていきたいのか、 ちゃんとわかってる。 しっかり頭の中が整理されてるんだろうなぁと思った。 感情的に物事を考えるのではなく、 しっかり根拠や、理論があって物事を考えてる。 きっと穏やかな方なんだろう。 こういう上司がいたら最高だ。

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2024/01/31

9/23 開始 1/31 中断 今の仕事環境やポジションとはあまりにかけ離れて、実感が持てなかったため。 また、他の本に興味が湧いたたため。 ただ、内容への興味はあるため、後日読みたいと思う。

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2023/09/23

コロナ対策において台湾のデジタル技術を活用した感染拡大防止対策を主導したオードリー・タンによる、日本に向けたインタビューをまとめた本です。 発生した問題に国民と知恵を出し合って解決していく。デジタルはあくまで手段であり、プログラミングを学ぶ中で「プログラミング思考」や「デザイン...

コロナ対策において台湾のデジタル技術を活用した感染拡大防止対策を主導したオードリー・タンによる、日本に向けたインタビューをまとめた本です。 発生した問題に国民と知恵を出し合って解決していく。デジタルはあくまで手段であり、プログラミングを学ぶ中で「プログラミング思考」や「デザイン思考」を習得し、スキルではなく【素養】を身につけるべきだとタン氏は主張しています。 素養とは初めて聞いた言葉でしたが、教養とも素質とも違う「心得」「リテラシー」みたいなものだそうです。 そして素養を身につけるために有効なのは、「共同で考えること」「意見を出し合うこと」だといいます。 タン氏が行ってきたデジタル政策の中には、民間から「アイデアを募る」「小さな声を拾う」ということをやっていると本書で語られています。一人一人の意見が尊重される実感があるからこそ、台湾の人たちは政治に関心が持てる・国と信頼関係が築けるのです。日本には圧倒的に足りていない部分だと思います。 >最初から「誰かが違反するだろう」などという先入観を持って強制的なやり方を選択するのは、いい方法ではありません。誰も感染などしたくないのですから、「どのようにすればお互い協力できるのか」ということを考えるべきなのです。それが政府と人々の重要な信頼の源になるわけで、両者の間に相互信頼があったことが、台湾において感染拡大を防いだ最大の理由であったと言っていい →このマインドは見習いたいですね。 とはいえ台湾が日本から学ぶところが多いとタン氏。日本と台湾が【共同】して意見を出し合い助け合うことで民主主義が前進し発展していけるといいですね。

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2023/10/29

昨年3月に登録した本と図書館でバッタリ出会えた。 いつも参加してる読書会の方が「同業者でこれ読んでる人多いですよ」と言っていたけど、納得の!1冊! 自身のジェンダーのことにも触れているけど、そんなの関係ねえ!と思うくらい考えてることが面白い。 はじめて「デザイン思考」や「プログラ...

昨年3月に登録した本と図書館でバッタリ出会えた。 いつも参加してる読書会の方が「同業者でこれ読んでる人多いですよ」と言っていたけど、納得の!1冊! 自身のジェンダーのことにも触れているけど、そんなの関係ねえ!と思うくらい考えてることが面白い。 はじめて「デザイン思考」や「プログラミング」を勉強したいなと思えた。 久しぶりに買って手元に置いておきたいと思えるビジネス書だった。 まず個人的に好感度大だったのは言葉の定義を大事にしているところ。(本人もかなりこだわると言っていた)この言葉はこう受け取る人もいると思うが、私はこういう意味で使っている、といちいち説明してくれるのですごく読みやすかった。 オードリー氏が「何のために仕事をしているのか」も一貫していてかっこよかった。(中学やめて独学で勉強するくらいの天才であることはさておき)その時々で自分が出来ることで必要とされることを積み上げた結果、今があることがよくわかった。 台湾の行政のあり方から、デジタルを使うことで「誰一人取り残さない」「インクルーシブな社会の実現」につなげていることが伝わってきた。 ・ウェブ上で国民5000人の署名が集まった事業は必ず制度化する(マイノリティな疾患のサポートや学生が提起した環境問題等はこの仕組みだからこそ実現可能) ・山間部から5Gを整備する(医療格差と教育格差の改善のためだけでなく、山や海に電波が届くことで、こどもに色々な体験をさせることができるようになる) ・デジタル化についてこられない高齢者には高齢者用のやり方を準備する(無理やりやらせない) 行政と住民がお互いに信頼しあっているから出来ることだと言っていたけどそのとおりだなと思った。 オードリー氏は日本で「保守的な無政府主義者」といわれているらしい。けど本人から言わせればそれは違くて、別に政府に反対している訳じゃないし保守的なつもりもない、「自分の意思を貫き、権力に縛られない」という主義を持っていると言っていた。そんな人が国の中枢にいるってめっちゃかっこいい。 台湾行ってみたい。

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2023/06/25

デジタル改革が諸外国に比べ、大幅に遅れている日本にとって、必要な考え方がたくさん書かれていました。 デジタルの改革を行うと、得てすれば高齢者や情報弱者は切り捨てられるというイメージがあるが、著者は見事にそれらの人も包括的に救おうとしている。

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