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どうしてわたしはあの子じゃないの の商品レビュー

3.7

137件のお客様レビュー

  1. 5つ

    24

  2. 4つ

    56

  3. 3つ

    46

  4. 2つ

    3

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2022/02/26

主人公の真っ直ぐさや周りに流されない性格に惹かれた。人間誰しも、ないものねだりで他人を羨んで妬む。でもそれって表面上しか見れてなくてその人の全部は知らなくて自分の理想を押し付けてるだけなのかなぁと思った。

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2022/02/25

田舎の閉塞感、都会への憧れ、10代の葛藤、そして少しずつすれ違う心情といったものが、圧倒的なリアルさ、緻密な心理描写でつづられています。 また、読み進めるごとに明らかになる登場人物たちの心の動きや、最後に記されるタイトル回収には、推理小説のような気持ちよさがあります。素晴らしい作...

田舎の閉塞感、都会への憧れ、10代の葛藤、そして少しずつすれ違う心情といったものが、圧倒的なリアルさ、緻密な心理描写でつづられています。 また、読み進めるごとに明らかになる登場人物たちの心の動きや、最後に記されるタイトル回収には、推理小説のような気持ちよさがあります。素晴らしい作品でした。

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2022/02/25

どうして私はあの子じゃないの…この気持ちは誰しもが持つものなんじゃないかな? これまで何度私もそう思ったことか…。寺地さんの本は私たちを包み込んでくれる本が多くて好き。

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2022/02/15

中学の同級生だった3人。その頃思っていたのはあの子が羨ましいという気持ち。伝えられなかった言葉。卒業前にそれぞれに書いた手紙を30歳になった今、読む事になった。大人になって知る思い。読み終えてじわっとくる話。

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2022/02/11

どうしてわたしはあの子じゃないの というかあの子になりたくて できるだけまねしてた小中。 今となっては誰でもない自分でいることが 1番の目標なのにね。 こういう類の小説を読むと 自分がしてきた悪いこととか、 人を傷つけた、傷つけられた いろんな思い出について考えてしまう。

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2022/02/05

一度は思ったことのあるタイトルを見て、思わず手に取ってました。 自分が誰かに対して、羨ましく、妬ましく思うことはある。でも他の人から見ても、自分が羨ましく思われたりする対象でもあったりするのだと。 人間性だったり、暮らしてきた環境だったりで人の価値観はいろいろと変わっていく。

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2022/01/30

どうしてわたしはあの子じゃないの 誰もが1度は思ったことがあるんじゃないかな。 子供ながらに閉鎖的だなと思う田舎で育ち、 天の父親まではいかないけど暴力的な父親を持ち、 早く大人になってここから出たい! 都会に出て好きなことをたくさんするんだ! と思っていた私も何度も思ったこと...

どうしてわたしはあの子じゃないの 誰もが1度は思ったことがあるんじゃないかな。 子供ながらに閉鎖的だなと思う田舎で育ち、 天の父親まではいかないけど暴力的な父親を持ち、 早く大人になってここから出たい! 都会に出て好きなことをたくさんするんだ! と思っていた私も何度も思ったことがある。 ミナのお母さんが五十嵐とのやりとりで言っていたように、 いくら場所を変えても、わたしはわたしにしかなれない。 それがすごくしっくりと、私にはまった。 同時に、とっくに治っていた昔の傷に薄く薬が塗られたようだった。

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2022/01/21

誰もが一度は思ったことがあるだろう、人間のずるい部分が描かれてて、自分自身の経験も思い出しながら読んだ。少しくらいずるくてもいいんだ、と感じさせられたとともに、自分は自分のままでいいんだということも改めて感じた。

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2022/01/02

自分が自分で良いと気づくとか、自分の進んだ道を肯定してあげられることは沢山失敗して、ずっと大人になった今でも難しい。 何かに挑戦して、思うように結果が出なかった誰かのことを「やっぱりダメじゃん」と分類するのではなく、笑われる側の気持ちを知るコンテンツって小説くらいしかないんだなぁ...

自分が自分で良いと気づくとか、自分の進んだ道を肯定してあげられることは沢山失敗して、ずっと大人になった今でも難しい。 何かに挑戦して、思うように結果が出なかった誰かのことを「やっぱりダメじゃん」と分類するのではなく、笑われる側の気持ちを知るコンテンツって小説くらいしかないんだなぁーと思う。

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2021/12/12

タイトルに惹かれて読んだ本。 どうしてわたしはあの子じゃないの、 誰もが必ず1度は思ったことがある言葉。 それぞれがそれぞれでよい、ずるくていい、そのままでいい、と思えた本だった。 中学生の思春期真っ只中な3人と、少し大人になって受け入れられるようにたった3人がえがかれていて、自...

タイトルに惹かれて読んだ本。 どうしてわたしはあの子じゃないの、 誰もが必ず1度は思ったことがある言葉。 それぞれがそれぞれでよい、ずるくていい、そのままでいい、と思えた本だった。 中学生の思春期真っ只中な3人と、少し大人になって受け入れられるようにたった3人がえがかれていて、自分の中学生のころや30代とリンクして読んでしまった。 面白かった!

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