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スマホ脳 の商品レビュー

4.2

1380件のお客様レビュー

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2025/01/17

第3章のタイトルは「スマホは私たちの最新のドラッグである」だが、スマホは人間の報酬物質ドーパミンを放出させるように作られていて、そしてそれはIT企業が意図的につくったものだという。実際にフェイスブックの初代CEOはそれを認めているそうだ。 人間は、新しい情報を得るとドーパミンを放...

第3章のタイトルは「スマホは私たちの最新のドラッグである」だが、スマホは人間の報酬物質ドーパミンを放出させるように作られていて、そしてそれはIT企業が意図的につくったものだという。実際にフェイスブックの初代CEOはそれを認めているそうだ。 人間は、新しい情報を得るとドーパミンを放出させる。それは新しい情報を得ることで生存の可能性が高まるから。祖先はそういった生存戦略で生き残ってきたのだが、今はそれが利用され、依存させられている。 著者は「テクノロジーのほうが私たちに対応するべきであって、その逆ではないはずだ。スマホやSNSは、できるだけ人間を依存させるよう巧妙に開発されている。そうではない形に開発されてもよかったわけだし、今からでも遅くはない。もっと違った製品が欲しいと私たちが言えば、手に入るはずなのだ」と記している。私も同意だが、人間はこの依存から抜け出せるのだろうか。 道を歩いていると歩きスマホをしている人を見かける。それが当たり前の光景だと受け入れてしまっているが、それ自体よく考えるととても怖い事だと思う。 私も何かにつけてスマホを触ってしまうし、集中力が低下しているとも感じている。 この本を読み、スマホに支配されないよう努力したいと感じた。

Posted byブクログ

2025/01/14

なんとなく薄々感じてたスマホと言うものを使いこなす事は自分にとって困難であると言うことを色んな視点で教えてくれて良かった 自分の中で鬱にならず幸せになるためにスマホは適すのかどうかって事も含めて向き合わないといけないなと感じた

Posted byブクログ

2025/01/13

★★★★★ フルプライスの価値あり 現代社会(特にスマホ)がいかに進化的適応をしてきたサピエンスの生息環境を急激に変化させ、破壊してきたかについて。かなり興味深く、自制しなければと焦燥感をかきたてられる。 以下、感想箇条書き ・鬱は体を休める機能があることは知っていたが、免疫...

★★★★★ フルプライスの価値あり 現代社会(特にスマホ)がいかに進化的適応をしてきたサピエンスの生息環境を急激に変化させ、破壊してきたかについて。かなり興味深く、自制しなければと焦燥感をかきたてられる。 以下、感想箇条書き ・鬱は体を休める機能があることは知っていたが、免疫機能の向上や、それ以上の攻撃を受けることを予防するという効果があることは初めて知った。 ・運動は知的能力を高めるだけでなく、集中力つまり他の誘惑を無視する力を高めることにも貢献している! ・『無視する』のにも労力が必要。無視しなければならない対象が近くにあれば、自ずと能力も下がる。 ・一度注意を他に移すと、戻すのに数秒かかる →注意を変えるたびに使われるニューロンの回路が変わり、脳への負担が大きくなるのは知っていたが、コストだけでなく、時間もかかるとは! ・スマホがここまで依存性を持つ理由は『次に何があるのか』という期待感を煽るため ・ブルーライトは、本来空の青。

Posted byブクログ

2025/01/13

脳は原始人時代とほぼ変わっていないため、注意散漫であることが当たり前。SNSはそこを上手く突いてくる。脳をドーパミンでハックしてくるものだと理解できた。とにかく自分含めて子供に対してもスマホとの接し方をしっかり考えないといけないと思う。 スマホに支配されないように気をつけたい。

Posted byブクログ

2025/01/13

これまで、なんとなくスマホは良くないんだろうな、運動はメンタルヘルスにも良いんだろうな、と漠然に思っていたことを、生物学的視点で説明してくれており、スッキリした。 デジタル社会に生きる私たちが読むべき一冊。

Posted byブクログ

2025/01/13

なぜスマホを見過ぎることが人体に悪影響を及ぼすのか、その悪影響はどういったものなのか、といったことが書かれています。今の世の中、社会構造自体がスマホがないと生きていけないようになってしまっているのに、スマホ依存はダメよねと言われてもね、と思いましたが、人体の歴史的に確かにあってな...

なぜスマホを見過ぎることが人体に悪影響を及ぼすのか、その悪影響はどういったものなのか、といったことが書かれています。今の世の中、社会構造自体がスマホがないと生きていけないようになってしまっているのに、スマホ依存はダメよねと言われてもね、と思いましたが、人体の歴史的に確かにあってない、というか、社会変化が早すぎて人体適応が間に合ってないために色んな支障が出るんだなあ、というのはよくわかりました。すぐには難しいけど、少しずつスマホを見る時間を減らしていこうと思いました。

Posted byブクログ

2025/01/12

「スマホによって集中力がなくなってきている」というのは恐ろしいな。 集中力を失うと、色々なことに影響がでてくる。 運動ですねぇ、やっぱり。 運動しましょう。

Posted byブクログ

2025/01/11

人間の脳とは、先祖から(昔から)創りは変わらない。 今はスマートフォンという便利なアイテムが世の中に広がっているけれど人間の脳はスマートフォンに追いつこうとしても追いつけないのが現状。 その為色々な実験の結果がこの本には書かれている。 この本を読んでる大半がスマートフォンの何が...

人間の脳とは、先祖から(昔から)創りは変わらない。 今はスマートフォンという便利なアイテムが世の中に広がっているけれど人間の脳はスマートフォンに追いつこうとしても追いつけないのが現状。 その為色々な実験の結果がこの本には書かれている。 この本を読んでる大半がスマートフォンの何が悪いかを気になって読んでると思う。 簡単にザックリこの本をまとめると、スマートフォンによる影響は、良い影響だけではなくデメリットが沢山ある。スマートフォン触るぐらいなら他の事に目を向けて見ればより良い事がある。って事

Posted byブクログ

2025/01/06

スマホを使うことでの日常生活への影響について書かれた本。 大人だけでなく、子どもを持つ親にこそ是非読んで欲しい1冊です。 この本を読んで、自分もスマホとの関わり方を見直そうと思いました。

Posted byブクログ

2025/01/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人間が生物として持っている生理的な反応から何故スマホ(特にSNS)が現代人にネガティブな影響を与えるかを説明した本。SNSを見たくなる理由はドーパミンが影響しているとのこと。 スマホを長く利用している中高生が読むといい。 【メモ】 ・人間は強いストレスにさらされると「闘争か逃走か」の判断しかできなくなる ・スピーチ恐怖症は「共同体から除外されない」ための生得的反応 ・スマホもドーパミン量を増やす ・ペンだと早く書けないために一旦情報を整理する必要があり、記憶に定着する。 ・「脳は体を動かすためにできている」

Posted byブクログ