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スマホ脳 新潮新書882
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スマホ脳 新潮新書882

アンデシュ・ハンセン(著者), 久山葉子(訳者)

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スマホ脳 新潮新書882

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2020/11/18
JAN 9784106108822

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スマホ脳

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4.2

1556件のお客様レビュー

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2026/07/19

中1になった息子にスマホを与えたが、予想通り毎日スマホばかり見るようになったので、10代の若者に対するスマホの影響を考えるきっかけになるかと思い世界的ベストセラーとなった本書を購入。 著者が精神科医ということにも興味を持った。 本書は、人類の歴史的視点から、現代のインターネット...

中1になった息子にスマホを与えたが、予想通り毎日スマホばかり見るようになったので、10代の若者に対するスマホの影響を考えるきっかけになるかと思い世界的ベストセラーとなった本書を購入。 著者が精神科医ということにも興味を持った。 本書は、人類の歴史的視点から、現代のインターネット環境やスマホの進化が、いかに人類の進化に適応していないかという問題提起から始まる。 スマホやSNSが、脳の報酬系をハックするよう緻密に計算されたドラッグであることを、精神科医らしく脳科学的に解説していくスタイルが中心であるが、例示が分かりやすいので、専門知識がなくても理解が進む。 著者は、「グーグル効果」や「デジタル健忘症」にも言及しており、これらの症状は知識の創造にも悪影響を及ぼしていると警鐘を鳴らしている。 知識とは、個人の記憶と体験を融合させることで初めて構築されるため、記憶することを放棄すれば知識も創造されないのだと。 スマホやSNSが脳内麻薬を大量に放出するための仕掛けであることはよく言われていることだが、知識創造を阻んでいるという視点は新鮮であった。 その意味で、新たな疑問が起こる。 外山滋比古『思考の整理学』や梅棹忠雄『知的生産の技術』などのいわゆる"思考系啓発本"の名著には、記憶することそのものに腐心するのではなく、得た情報はとにかくメモやカードに整理して記録し、あとは忘れよと「記憶の外部化」を説いている。 スマホやインターネット上の様々なサービスは、今や記憶の外部化装置として欠くことのできないほど社会生活に浸透しているといえるが、これらを利用することは知識創造を阻害していることになるのだろうか? 確かに、昨今では外部化した情報をAIにダイレクトに投入し、曖昧なプロンプトでアウトプットを生成することが一般的になりつつある。 それはAIによって"生成"された情報であって、深い仮説や考察に基づいて"創造"されたものにはなり難いのかもしれない。 ほぼ無限の外部化装置を手に入れた人類にとっての知識創造や知的生産は、今後更なる進化を遂げるのか、それとも相対的に退化していくことになるのか、新たな疑問が沸き起こる。 著者は、本書の最後にスマホ依存に対する処方箋としての運動の重要性を述べている。 これは思考にせよ、精神的ストレスにせよ、身体性とは密接不可分の関係にあることを示している。 ただ、本書が世界的ベストセラーとなっても、2026年現在においては、様々な国でスマホやSNSの利用を制限する動きが出てきてはいるものの、生成AIの爆発的普及により、人類はより思考しない方向に進んでいるのではと思えてしまう。 AIの進化スピードを考えると、娘や息子が成人する頃には、スマホ依存に加えて"AI依存"が新たな社会問題となっているのではないかとさえ想像する。 人に相談する前に、まずAIに聞かなければ気が済まず、AIの回答がないと不安で次の行動に移れないという依存。 そのような依存状態に抗うためには、谷川嘉浩『スマホ時代の哲学』で述べられているような身体性を伴う趣味に没頭するのがひとつの方法だろう。 また、AIが出力する"自分にとって正しかろう"回答に依存してしまうことに対しては、自分とは全く異なる価値観や文化などの異質性・他者性を積極的に受け入れながら、人間だけでなくAIにも「正しく問う力」を養うことも有効なのではないかと考えさせられた一冊であった。

Posted by ブクログ

2026/07/09

スマホの影響だけでなく、進化の過程で遺伝子レベルに刷り込まれたスマホ依存の原因が分かりやすく書かれていました。興味深くためになりました。読んで良かったです。

Posted by ブクログ

2026/07/08

人間の脳の話は非常に興味深かった。狩りをしていた時代から脳の仕組みは変わってない。その脳が現代にどういう影響を及ぼしているのか。スマホが脳に何をもたらすのか。すごく勉強になった。そんな僕は骨折で入院中であり、スマホのスクリーンタイムは平均9時間を超えている。絶望的だ。

Posted by ブクログ

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