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スマホ脳 の商品レビュー

4.2

1566件のお客様レビュー

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    610

  2. 4つ

    601

  3. 3つ

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2026/08/28

pdfで論文を読んでもさっぱり頭に入らない、わざわざ印刷しないといけない私は問題あり?と思っていたのが、やはりそうではなかったと、納得できた。また読み返したい本。

Posted byブクログ

2026/08/25

人間の脳は、現代のデジタル社会に適応できていない。 私たちの脳は、食料を探し、危険から逃れ、集団の中で生き延びるために、長い時間をかけて進化してきた。しかし、生活環境はここ数十年で急激に変化した。人間の脳が本来備えている「新しい情報を求める」「悪い情報を優先する」「不確かな報酬...

人間の脳は、現代のデジタル社会に適応できていない。 私たちの脳は、食料を探し、危険から逃れ、集団の中で生き延びるために、長い時間をかけて進化してきた。しかし、生活環境はここ数十年で急激に変化した。人間の脳が本来備えている「新しい情報を求める」「悪い情報を優先する」「不確かな報酬に期待する」といった性質を、スマホやSNSは巧みに利用している。 メッセージが届いているかもしれない。「いいね」が付いているかもしれない。新しい情報があるかもしれない。その期待によってドーパミンが放出され、私たちは何度もスマホを確認する。自分の意思で操作しているつもりでも、実際には脳の報酬系がハッキングされているという説明は、とても分かりやすかった。 印象に残ったのは、その仕組みをよく知るテック企業の重役や開発者ほど、自分や子どものスマホ、SNSの使用を制限しているという事実だ。スティーブ・ジョブズは子どもがデジタル機器を使う時間を厳しく制限し、ビル・ゲイツも子どもが一定の年齢になるまでスマホを持たせなかったという。便利な技術を生み出した側が、その依存性や危険性を誰よりも理解し、家庭では距離を取っていることに怖さを感じた。 スマホの存在だけでも集中力が削がれ、頻繁な作業の切り替えは記憶の定着を妨げる。SNSでは、実際よりも幸福で成功しているように見える他人と際限なく比較し、自己評価や人生の満足度を下げてしまう。子どもの発達や若者の睡眠、精神状態への影響も見過ごせない。 一方で、デジタル機器そのものをすべて否定しているわけではない。大切なのは、その仕組みと人間の脳の弱点を知り、意識的に距離を取ることだ。睡眠を優先し、体を動かし、人と直接関わり、スマホの使用時間を制限する。対策は驚くほど基本的だが、だからこそ日々の生活を見直す必要を感じた。 小さな情報の断片ばかりを追うことに慣れるほど、長く複雑な文章を理解する力が失われていく。便利さと引き換えに、自分の集中力や思考力を差し出してはいないか。スマホとの付き合い方を改めて考えさせられる一冊だった。

Posted byブクログ

2026/08/23
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※このレビューにはネタバレを含みます

◯読後感想 1人の人生を左右するスマホの話 〈内容整理〉  「人間の脳はまだサバンナにいる」だから、人間の脳は、サバンナを生きていくための脳になっている。そのための機能がいくつもある。例えば、ドーパミン。これは、脳が「生き残るために必要と判断した」言動を人間が何度もするために出す物質。食事、セックス、情報を得るなどを人にたくさんさせるためにドーパミンが出る。また、不安やストレスも人が危険を回避して生き残るために必要なことだった。ストレスホルモンが出ると人は「闘争か逃走か」の判断を迫られる。それが危険回避につながっていた。  そして、スマホは人間に備わったこれらの性質を利用して悪影響を与えている。例えば、情報を手に入れることや「もしかしたら」という期待感が利用されている。そのせいで人はスマホに取り憑かれる。  スマホに取り憑かれた人はどうなるのか。スマホに支配される。集中力や睡眠時間、運動の時間を奪われる。SNSを見て他人と比べ、自信を奪われる。子供から自制心や人とのリアルなつながりが奪われる。人はスマホに、大事なことを奪われている。  では、スマホの悪影響にさらされず、幸せに生きることはできないのか。できる。そのためには、まずはスマホから距離を取ること。そして、これまで人がずっと行ってきた運動や睡眠などをしっかり取ること。それが大事。そうすれば、過度なストレスや鬱からは解放され、睡眠、集中力、自制心、人とのつながりを取り戻すことができるだろう。 〈読んで思ったこと〉  スマホの悪影響は低年齢になる程大きいと感じた。大人は、まだ自制心が育っているが、子供はまだ自制心が成熟していないのだそうだ。だから、スマホを使い過ぎてしまう。しかし、子供にとってこそ、スマホの時間によって奪われた時間が大切。睡眠、運動、人とのつながり、集中力、自制心、自信など。それらを奪われた子供は大人になって、生きていくことができるのだろうか。生きることはできるだろうが、しんどい暮らしになるだろうな。睡眠運動不足が慢性化して、体調を崩す。人とのつながり方や関わり方がわからず孤独を感じる。集中力や自制心がなく、自分の成し遂げたいことを達成できない。人と比べてばかりで自信をなくす。特に、うつなどになることは悲劇だろう。そんなことにさせないためには、やはり親が鍵となる。スマホ以外の楽しさを見つけさせてあげたい。スポーツ、習い事、友達と遊ぶこと。なんでもいいから。  自分としても、子供にはスマホではなくスポーツや読書、友達とのつながりを大切にしてほしい。なぜなら、それが生きていく力になるから。でも、これからの時代子供でもスマホなしで過ごせるのか、、、。友達が持ってるからなどと言われかねないな。

Posted byブクログ

2026/08/21

あとがきにもある通り、人間の進化の過程を辿りながら現代のスマホやストレスとの向き合い方に語っていく非常に興味深い内容でした。スマホから離れられないのは本人の意志による問題だけではないと気付かされるだけでも気持ちが楽にはなるような気がします。皮肉なことに、この本を最も必要としている...

あとがきにもある通り、人間の進化の過程を辿りながら現代のスマホやストレスとの向き合い方に語っていく非常に興味深い内容でした。スマホから離れられないのは本人の意志による問題だけではないと気付かされるだけでも気持ちが楽にはなるような気がします。皮肉なことに、この本を最も必要としている人々には届きにくい気もしますが、より多くの人の手に取られることを願ってます。

Posted byブクログ

2026/08/17
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【要約】 「人間の脳はデジタル社会に適応していない」という衝撃的な事実を、最新の脳科学と進化心理学の視点から解説 ①「サバンナの脳」と現代社会のミスマッチ  人間の脳は1万年以上前からほとんど変わっていない。  人類の歴史の99.9%以上は狩猟採集民として、常に飢餓や猛獣の脅威にさらされて生きてきた ・生存本能としての情報収集:  原始時代、新しい情報は生存に直結していた  そのため、脳は新しい情報を見つけると報酬物質であるドーパミンを放出するように進化した ・ミスマッチの発生:  現代のデジタル環境は、この「新しいものを求める」本能を過剰に刺激する  結果として、脳は常にスマホを欲する中毒状態に陥っている ②スマホが脳をハッキングする仕組み  スマホやSNSは、私たちの脳の報酬システムを巧みに利用するように設計されている ・ドーパミンの魔力:  SNSの通知や「いいね」は、ギャンブルと同じく「いつ来るかわからない(かもしれない)」という期待感を煽り、ドーパミンを大量に放出させる ・依存の深刻さ:  SNSの依存性はヘロインに匹敵するとも言われ、アプリ開発には脳科学者が多数関わっている ③スマホが及ぼす悪影響  スマホを過度に使用することで心身に様々な問題が生じる ・集中力と記憶力の低下:  脳は一度に一つのことしか集中できず、マルチタスクは不可能  スマホがポケットにあるだけで、その存在を無視するために脳の処理能力の約10%が奪われ、集中力が低下する ・精神状態の悪化:  SNSでの他者との絶え間ない比較は、劣等感や孤独感を生み、うつ病や不安障害のリスクを高める ・睡眠障害:  スマホのブルーライトは、睡眠を誘発するメラトニンの分泌を抑制し、脳を覚醒させてしまう ④IT企業のトップたちが守っている秘密  スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツなどのIT業界の成功者たちは、自分たちが作った製品の危険性を熟知しており、自分の子供にはiPadやスマホの使用を厳しく制限していたという事実は示唆に富んでいる ⑤私たちができる対策(デジタル・デトックス)  スマホの悪影響から脳を守るための具体的な方法 ・運動をする:  運動はストレスを減らし、集中力を高める最強の対策  週に3回、45分程度の運動が推奨されている ・物理的な距離を置く:  集中したい時や寝る時は、スマホを別室に置くことが効果的 ・設定の変更:  全ての通知をオフにする、画面をモノクロ(白黒)にするなどの設定変更も、脳への刺激を抑えるのに役立つ ★結論 「スマホに使われる」のではなく、自分たちの生物学的な特性を理解した上で「スマホを賢く使い倒す」ことが求められる

Posted byブクログ

2026/08/21

「かもしれない」が大好きな脳報酬システムを撤しく作動させるのは、お金、食べ物、セックス、承認、新しい経験のいずれでもなく、それに対する期待だ。何かが起こるかもという期待以上に、報酬中枢を駆り立てるものはない。1930年代の研究では、レバーを押すと餌が出てくるようにした実験で、ネズ...

「かもしれない」が大好きな脳報酬システムを撤しく作動させるのは、お金、食べ物、セックス、承認、新しい経験のいずれでもなく、それに対する期待だ。何かが起こるかもという期待以上に、報酬中枢を駆り立てるものはない。1930年代の研究では、レバーを押すと餌が出てくるようにした実験で、ネズミたちは時々しか餌が出てこないようにしたほうがレバーを押す回数が多かった。いちばん熱心にレバーを押したのは、餌が出てくる確率が3~7割のときだった。 その20年後には、サルによる実験も行われた。ある音が聞こえると、ジュースが少し出てくるようになっている。サルのドーパミン量は、音が聞こえた時点で増加し、ジュースをら飲んでいるときよりもずっと多かった。この実験でわかるのは、快楽を与える報酬物質ではなく、何に集中すべきかを私たちに伝える存在だという音が聞こえても、時々しかジュースが出てこないほうが、ドーパミン量がさらに増えることもわかった。ネズミに見られた現象がサルにも見られたわけだが、同じことが人間にも言える。お金をもらえるカードを被験者に引かせてみる。毎回お金がもらえるとわかっていると、もらえるかわからないときほどドーパミンは増えない。ネズミやサルとまさしくドーパミンが最も増えるのは2回に1回の頻度だった。つまり、脳にしてみれらえるまでの過程が目当てなのであって、その過程というのは、不確かな未来へでできている。 確かなものより、不確かなものを好むべきでは?なぜ脳は不確かな結果のほうに多くのドーパミン報酬を与えるのだろうか。その答えに100%の確証はないが、最も言高い説明はこうだ。「ドーパミンの最重要課題は、人間に行動する動機を与えるから」

Posted byブクログ

2026/08/13
  • ネタバレ

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1日のスクリーンタイム何時間ぐらいですか? 私は大体4~5時間。 1日にこんな長時間スマホを見ている自分が嫌になったのと,今月生まれる我が子とスマホの付き合い方について考えたかったのがきっかけ。 最近,ごはん屋さんでよく目にするのが中学生ぐらいの子がスマホをずっと見てて,一緒に来ている親と一言も話さない状況。 すごく違和感。親御さんはさみしくないのかな,って勝手に気になってた。 そもそもなぜここまでスマホに依存してしまうのだろうか。 この本では脳の構造からこれまで行われてきている研究をベースに最終的な対抗策まで記載。 総じて勉強になったし,自分自身も中高生の時には感じなかった集中力の欠如や注意欠陥な部分がスマホ依存によるものかも,と気づかされた。 以下,内容を整理する。 まず前提として現代社会に生きる我々の脳は狩猟採集時代から変わっていない。 なのですべての行動がちょっと大げさな感じがするが,「生き延び,遺伝子を残す方向」へ自分を動かそうとするようになっているらしい。 そのちょっと現代にはスペックオーバー?な脳をハッキングするように仕組まれたのが「スマホ」なのである。 私たちが依存性を感じるのも無理はない。 特に依存性には「ドーパミン」という脳内物質がキーワード。 ドーパミンの役割は一言で言うと「祖先を生き延びさせ遺伝子を残させるために行動を促す」。 そのからくりとはスマホの通知音が鳴ると「何か重大なことがあるかも」と脳は期待をする。そうなるとドーパミンは放出され,スマホに集中せざるを得ない。 スマホを手にとり,画面をスクロールするとますますドーパミンは「もっと新しい情報を!生き延びるための重大なことを!」と情報探索行動を促す。 こうしてまんまと私たちはスマホを手放すことができなくなる。 加えて面白いのが,スマホを無視することは能動的な行為で脳のリソースをさくようだ。 ポケットにスマホが入ってるだけで注意散漫になってしまう研究結果もあるよう。 そんなスマホを作ったスティーブ・ジョブズは自分の子供にスマホの使用を制限させていた。 あのビルゲイツも子供が15歳ぐらいになるまでスマホを買い与えなかった。つまり,その依存性をわかってた(怖)。 特に10代の子供はまだ自分の衝動をコントロールする機能が未発達のため,自分でスマホ使用を止められない。 私がごはん屋さんで見た子供たちはやめたくてもやめられない状況だったのかもしれない・・・。 スマホでマルチタスクになってしまう弊害も言及していた。 というのもドーパミンがマルチタスクを推奨するらしい。 なぜならばこの世のあらゆる刺激にすぐ対応できるよう警戒態勢を整えておく必要があったからだ。 そんなマルチタスクは集中およびワーキングメモリ(短期的な記憶みたいなやつ)を低下させる。 私が現に感じている注意散漫,産婦人科の呼び出し番号さえ覚えられないことも説明がつくはず(笑) 以上,つらつらと述べたがスマホ依存の対抗策はなんだろうか。 「運動」。もう簡単に言うと睡眠不足を解消できるし,脳の活性化にもってこいなのだ。 実際にスマホ依存を解消するために運動を取り入れている海外の学校もあるらしい。 予想通りの対抗策で拍子抜けしたが,意外と運動を週に3回程度45分を取り入れるのは結構難しい。 でも運動した後の脳の爽快感は何度も経験している。私もやってみるか~ 本書ではSNSにも言及していた。スマホとの付き合い方に悩んでいる人はぜひ手に取ってみてほしい。 私は娘にスマホを買い与えたくないと思った。私みたいにあほんだらになってほしくないからね★

Posted byブクログ

2026/08/12

facebookをやめて運動せよというシンプルなメッセージと理解。少し控えめに主張されているのは、エビデンスが必ずしも確立していないことへの配慮か。SNSについては分かってはいるがやめられるかな。

Posted byブクログ

2026/08/09

スマホ依存になってしまいがちな今、全員読むべき本だと思った ありとあらゆるデバイスが進化し、マルチタスクが可能になっているが、実はマルチタスクは記憶に変わるプロセスを妨げ、集中力を低下させること SNSを見れば見るほど幸福度が下がる理論などとても興味深く、それと同時に今この依...

スマホ依存になってしまいがちな今、全員読むべき本だと思った ありとあらゆるデバイスが進化し、マルチタスクが可能になっているが、実はマルチタスクは記憶に変わるプロセスを妨げ、集中力を低下させること SNSを見れば見るほど幸福度が下がる理論などとても興味深く、それと同時に今この依存している状況がとてもこわくなった。 まずは利用時間を2時間までに抑え、人との交流、睡眠、運動を大切にし心を安全に保ちたいと思う。

Posted byブクログ

2026/08/06

めちゃめちゃ面白かった。 特に期待のところ、わかるなぁと。あれは脳の報酬系の仕業だったのか...。 諸刃の剣ということを理解して、デジタルツールとはうまく付き合っていきたい。

Posted byブクログ