おもかげ の商品レビュー
115メトロからもうずいぶんたちましたね。堀田さんとの繋がりだけでも一冊作れそうだけど。そうなると江上剛になるか?中盤はいつも通りのファンタジーだけれど、最終でやっぱり泣かされる。たまには読みたい浅田次郎
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昔の地下鉄には不思議なノスタルジーがある。 地上を走る電車やバスではなく。 仄暗い闇から浮かび上がってホームへ滑り込んで来るあの車両にはさまざまな人生を抱えた人々が乗り合わせているのだ。
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味わいののある作品で、さまざまな形の愛情が心に沁み入るといった余韻が残った印象です。 メトロに乗ってもよかったですが、この作品も秀逸だと思います。
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会社員である主人公が地下鉄で倒れる。そこから回想される主人公の過去。登場人物が複雑に絡み合い、主人公の成り立ちを形成する。どのような生き様でこれから生きていきたいかよく考えさせられた。捨てたお母さんを追いかけ、たくさんの人に支えてもらいながら生きていく。真の母を持たないが節子と出...
会社員である主人公が地下鉄で倒れる。そこから回想される主人公の過去。登場人物が複雑に絡み合い、主人公の成り立ちを形成する。どのような生き様でこれから生きていきたいかよく考えさせられた。捨てたお母さんを追いかけ、たくさんの人に支えてもらいながら生きていく。真の母を持たないが節子と出会い、結婚し子供を産むことで生きていく。 読む間隔を開けすぎてしまったために、場面把握が難しくなってしまい、読みづらくなってしまったが一時一時感情を読み取った。
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浅田二郎の作品はどれも大好きですが、その中でも1番と言えるくらい素敵な作品でした。 切なくて懐かしくて最後には涙でした。 もう一度、地下鉄に乗って、を読みたくなりました。
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やばいなあ。切なくて切なくて、先が読めない、けど読んでしまった。出てくる登場人物が、みんな心優しくすてきな人で。こんな時代に。とにかく読んで良かった。
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視点がコロコロ変わっていろんな目線から書かれている。最後にすべて辻褄が合う小説 そういう最後にピタっとハマるのが好きな人にはおすすめだけど、私はもっと素直に感情移入したいタイプだから、感動し損ねた感じ
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出だしは良かったが、共感するところが全く無いからかな〜、つまらなかった。壬生義士伝や流人道中記を書いた同じ作家とは思えない。チョット凝りすぎなんだな。
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突っ走ってきた人生、退職のその日に起きた出来事。 ラストは思わず涙の一気読み。 この世との際を彷徨う時になにを想うのか、、どんな人たちに側にいてほしいと思うのだろう。 人はそれぞれ過去を抱えて生きている。 心の中にずっとしまっていた「おもかげ」を追いかけて、いい人生だったなと思...
突っ走ってきた人生、退職のその日に起きた出来事。 ラストは思わず涙の一気読み。 この世との際を彷徨う時になにを想うのか、、どんな人たちに側にいてほしいと思うのだろう。 人はそれぞれ過去を抱えて生きている。 心の中にずっとしまっていた「おもかげ」を追いかけて、いい人生だったなと思えるような生き方をしていきたいと思える作品です。
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主人公正一の生死の堺に起きる話であるが、正一の視点だけではなく、いろいろな登場人物の視点で描いてあるのがとても面白いと思った。ラストはもちろん感動的に締めくくられているが、最初から最後まで読み進めていく中で、今を一生懸命生きること、周りへの感謝の大切さなどを、改めて見つめ直すこと...
主人公正一の生死の堺に起きる話であるが、正一の視点だけではなく、いろいろな登場人物の視点で描いてあるのがとても面白いと思った。ラストはもちろん感動的に締めくくられているが、最初から最後まで読み進めていく中で、今を一生懸命生きること、周りへの感謝の大切さなどを、改めて見つめ直すことができる作品ではないだろうか。
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