海をあげる の商品レビュー
いつか人間は死ぬ。 どんなに嫌いな人でも、大好きな人でも。 子どもを育てている中で過ぎ去ってしまう時間、本当にあっという間なんだろう。子どものもつ、まっすぐさ、忘れてはいけない、色々なこと。 沖縄のこと全然知らない、観光で行くことしか知らない、基地のこと、何も知らない。 戦争の...
いつか人間は死ぬ。 どんなに嫌いな人でも、大好きな人でも。 子どもを育てている中で過ぎ去ってしまう時間、本当にあっという間なんだろう。子どものもつ、まっすぐさ、忘れてはいけない、色々なこと。 沖縄のこと全然知らない、観光で行くことしか知らない、基地のこと、何も知らない。 戦争のことも。 2018年から始まった辺野古も、100年これからかかるらしい、、、 何故やめられないの?なにができるのかな。
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沖縄の、問題。風俗の問題。目も当てなくないような悲惨な現実がここそこにある。恵まれた上流社会のやつらにはわからない。 沖縄の基地問題は本土の人間が押し付けていることすら気づいていない。沖縄の人たちだけが我慢してる。沖縄すき、安室ちゃんかわいいじゃない。もっと悲惨な現実も潜んでいる...
沖縄の、問題。風俗の問題。目も当てなくないような悲惨な現実がここそこにある。恵まれた上流社会のやつらにはわからない。 沖縄の基地問題は本土の人間が押し付けていることすら気づいていない。沖縄の人たちだけが我慢してる。沖縄すき、安室ちゃんかわいいじゃない。もっと悲惨な現実も潜んでいる、知らなくてはならない、知らなくては。水が汚染されていたこと、知らなかった。経済的に貧しいこと。 ホストが若い女性を食い物にしてること、それにたかるおじさんもいること。おじさんが稼いだお金が風俗嬢を通じてホストに行くんかい。なんやそれ。特に10代のころなんて判断つかない事が多すぎるから、適切なアドバイスがないと後悔するし、悪い大人もたくさんいるんやろうな。こわいこわいわ。
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「普天間の飛行機は辺野古に離着陸ができない。地盤の柔らさを補強する方法はない」基地建設反対の理由を他の地域の人々がどれだけ理解できているだろうか。メディアは正しく報道しているだろうか。…沖縄で暮らす日々と取材記録。本屋大賞始めいくつかの賞を受賞。高い評価を得ている作品。…批判的な...
「普天間の飛行機は辺野古に離着陸ができない。地盤の柔らさを補強する方法はない」基地建設反対の理由を他の地域の人々がどれだけ理解できているだろうか。メディアは正しく報道しているだろうか。…沖縄で暮らす日々と取材記録。本屋大賞始めいくつかの賞を受賞。高い評価を得ている作品。…批判的なレビューにも目を通す。「各章の話が唐突」「構成・軸がはっきりしない」「問題の考え方を読者へ丸投げしてる」「タイトルの参考にしている作品の作者名を明示せず、感謝の言葉もない」残念だが肯いてしまう。予備知識なしでのお勧めはしない。
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沖縄で起こっていること。米兵の女性レイプや辺野古基地の埋め立て、県民投票を勝手に禁止させた市長たち。自分たちでできることをやっていく、その一歩ずつの大切さ。踏み出さないと始まらない。
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著者が日々向き合っている 自分、家族、虐げられる女性たち、沖縄について綴るエッセイ。 特に沖縄については、話として知っていた内容が現実の問題として感じられる。
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ここに書いてあることはすべて事実なんだ。ポカーン。 被害の当事者の人々に対して、可哀想だとか辛いだとか、自分の感情をおとしこむのは、とても傲慢だ。“どうにかできなかったのか”と過去への後悔で終わらせてはいけないし、なるようにしかならなかった、この社会の不条理さに対して、憤りを叫...
ここに書いてあることはすべて事実なんだ。ポカーン。 被害の当事者の人々に対して、可哀想だとか辛いだとか、自分の感情をおとしこむのは、とても傲慢だ。“どうにかできなかったのか”と過去への後悔で終わらせてはいけないし、なるようにしかならなかった、この社会の不条理さに対して、憤りを叫ぶことしかできないやるせなさ。 事実と感情は分離すべきなんだけど、読んでいるだけで腹の底に煮えたぎるような憎悪が湧き出てきて、負の感情がむしばみ、骨にまで染み渡ってくるような感じがする、自分しか経験できない絶望を感じるとおもいます、
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ずっしりとした重さを感じる小説ではないのだけれど、取り上げられている社会課題はどれも重くて暗かった。 普天間基地の移転(海の埋め立て)、風俗で働かなければ生活していけない女性たち(生活をしていくために風俗を仕事として選択する女性たち)、家庭内暴力・性暴力の被害者、相手に寄り添えない施設の職員たち。 カテゴリーに括ってしまうと見えなくなる、一人ひとりが抱える闇をシェアしてもらった ー 無知ではいたくないこと ー 日々平和な暮らしをする中で、違う思いを抱えて生活している人もいることを認識させてもらった。 「海をあげる」 なんて強烈なタイトルなんだと、あとがきを読んで思った。
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半分も読まないうちに涙がでる。一度には読めない。怒りや無力感や悲しみやらが自分に流れ込んでくる。私は確かに静かな部屋で読んでいる。沖縄はどこか異国の地と、日本中が思っているのかもしれない。戦争が今だに続いている。理不尽なことが当然のことのように起こる。基地はいらない。
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少し前から気になっていた一冊。著者が沖縄の若い女性を支援し活動していることは知っていたので、その調査内容をまとめたものなのだろうなとぼんやり思っていたけれど、本を読んでここまで怒りや絶望や申し訳なさを感じたのは初めてだった。 沖縄という場所、そこに住む人たちに日々押し付けているの...
少し前から気になっていた一冊。著者が沖縄の若い女性を支援し活動していることは知っていたので、その調査内容をまとめたものなのだろうなとぼんやり思っていたけれど、本を読んでここまで怒りや絶望や申し訳なさを感じたのは初めてだった。 沖縄という場所、そこに住む人たちに日々押し付けているのを忘れて何もなく生きていることに気付きもしない私はこの著者の怒りや絶望をただ読むということでしか受け止められない。
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「海をあげる」非常に重たい言葉になっている。 いつまでも他人事とするなという著者の警告である。 「LIVE EARTH JAPAN」で、Coccoが「ジュゴンの見える丘」で残したコメントからはや15年、いまだに日本は変わったといえないのが残念だ。
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