1,800円以上の注文で送料無料

きのうのオレンジ の商品レビュー

4.4

160件のお客様レビュー

  1. 5つ

    75

  2. 4つ

    64

  3. 3つ

    17

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2022/02/27

目立つこともなく生きてきて、33歳で癌に罹患してしまう。とりたてて特別じゃなくても、ひとりの人間の人生、命の重み。

Posted byブクログ

2022/02/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

忙しくも充実した毎日を送っていた主人公に訪れる、突然の癌宣告…。 フィクションにありがち(?)な劇的ドラマチックな展開はありませんが、治療と転移を繰り返す中で見つけた、『自分の人生の大切なモノ』や『自分が生きる意味』を自分の大切な人とともに噛み締める日々だったのかぁと思います。 心があったまる本です。

Posted byブクログ

2022/02/12

ー苦しい思いをして   登ってきたからこそ    見える景色があるー あなたはあなたを 大事に生きていますか? こんな時代だからこそ 手にとって欲しい一冊

Posted byブクログ

2022/02/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

優しいって、こういう事。 遼賀本人も遼賀を見守る母親も恭平も。 最後まで傍で迎え来る死を一緒に過ごしてくれた泉も。 誰よりも優しくて頑張って来た人が病に倒れるのを見ていると、本当に神様っていないんだな…て、私は思ってしまう。 物語りの中だけど、、良い人ほど早く居なくなってしまうのは、 本当に腑に落ちないな。 死を前にしても周りに気を遣い、最期の最期まで優しい遼賀。 「遼賀、ごくろうさん」て(;_;) 遼賀は皆の優しさに感謝してたけど、その何倍も 皆が遼賀に幸せにしてもらったんだよね。 まるで、ここでの役目は終わり。 さぁ、次の場所で又、新しい家族や仲間に優しさと幸せを 与えに行くぞ‼みたいな……生まれ変わって役目を果たす、、そんな風に感じました。 私もオレンジが凄く好きな色なので オレンジを目にする度に遼賀と、この物語りを思い出しそうです。

Posted byブクログ

2022/02/08

33歳で胃がんに罹患した遼賀くんの物語。闘病記と書かないのは、あまりそういう描写がないのはもちろんだが、本書の主題ではないと思うから。これは家族の物語なのだ。遼賀くんと弟の恭平くん、母、婆ちゃん、亡くなった父や祖父も含めて。“血のつながり”だけでは家族と呼べない。彼ら4人がどのよ...

33歳で胃がんに罹患した遼賀くんの物語。闘病記と書かないのは、あまりそういう描写がないのはもちろんだが、本書の主題ではないと思うから。これは家族の物語なのだ。遼賀くんと弟の恭平くん、母、婆ちゃん、亡くなった父や祖父も含めて。“血のつながり”だけでは家族と呼べない。彼ら4人がどのようにして家族になったのか、書かれていないあれやこれやが容易に想像できる。遼賀くんが素晴らしすぎるが、彼を支える人達も素敵だった。 

Posted byブクログ

2022/01/31

良書 押し付けすぎず、がんという非日常を差し込まれた温かい人たちのお話。 なんともないようでぐっとこさせる、うますぎる。 夢中で読みふけってしまった。

Posted byブクログ

2022/01/23

号泣して一気読みした作品。 看護師の資格もあることから描写がリアルで、私も1人の身内のように応援し、痛みや悲しみを分かち合ったような…そんな感覚になれた本でした。

Posted byブクログ

2022/01/22

2022.1.22 7 一万円選書の一つ。まじ泣いた。とにかく泣いた。 よかった。頑張ろうって思った。日々を肯定しよう。

Posted byブクログ

2022/01/09

33歳で胃がん宣告を受けた遼賀。 遼賀が弟の恭平も含めた4人家族で良かった。 同級生だった矢田さんと再会して良かった。 職場の従業員 高那くんと出会えて良かった。 辛い結末ではあるが、なぜか優しい気持ちになれた。

Posted byブクログ

2022/01/06

 主人公の遼賀、弟の恭平ほか、主要人物が皆真っ直ぐに生きている。ああ、小説だから物語だからね、と思わせないのは、病気についての描き方にリアリティーがあるからかと思う。  病気が進行していく様子を淡々と描くところに、心が震えてくる。  静かに沁みる物語だった。

Posted byブクログ