湖の女たち の商品レビュー
久しぶりの吉田修一さんの作品。 琵琶湖に近い介護療養施設で、百歳の男が殺された 事件を追う刑事と、施設で働く女 二人が出会ったとき、美しい世界は一変する ミステリの枠を超える異端の愛! 帯の文言に期待は膨らんだが・・・ 作者は何を書きたかったのだろう。 殺された男の過去に戦...
久しぶりの吉田修一さんの作品。 琵琶湖に近い介護療養施設で、百歳の男が殺された 事件を追う刑事と、施設で働く女 二人が出会ったとき、美しい世界は一変する ミステリの枠を超える異端の愛! 帯の文言に期待は膨らんだが・・・ 作者は何を書きたかったのだろう。 殺された男の過去に戦時中の七三一部隊を関連付けてはみたものの、物語の核に必要なものだったのか。 事件を追う刑事と施設で働く女の異常な関係は、物語の中でどんな位置を占めるのか。 どうにも中途半端で期待外れの感は否めない。
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めちゃくちゃ後味悪かった~。 でも旧満州の件と薬害と現代の養護施設での事件がゆるく繋がってものすごくおもしろかった。 事件自体はなんも解決してなくて迷宮入りか…って感じだけど、もうかなり核心にまで迫っていたラストだった。 切ないけど、ちゃんと犯人が裁かれてほしい。 濱中刑事...
めちゃくちゃ後味悪かった~。 でも旧満州の件と薬害と現代の養護施設での事件がゆるく繋がってものすごくおもしろかった。 事件自体はなんも解決してなくて迷宮入りか…って感じだけど、もうかなり核心にまで迫っていたラストだった。 切ないけど、ちゃんと犯人が裁かれてほしい。 濱中刑事と佳代の関係は倒錯的というか、全然理解できなかったわ…
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- ネタバレ
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久々、濃いぃ吉田修一でしたね。映画化できそうな。 私はちょっとおかしいのか、 佳代の気持ちが分かってしまい… これからお前のことは全部俺が決める… 的なセリフに、言われてみたいなどと思ってしまった。 M気質なのかしらね。妄想繰り広げがち… 佳代、圭介、伊佐美、三葉 みんな頭おかしい 池田さんが普通なんやろなぁ でも私は頭おかしい人の気持ちの方がなんか分かるなぁ 犯人にされかけた松本さんはホント気の毒。 あと、終わり方がシャキッとせんなぁとは思った。 この部分の感想だけは、私も普通かしら?
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琵琶湖近くの介護施設で100歳の老人が死んでいるのが発見器された。事故か?事件か?人工呼吸器のアラームに誰も気付くことなく、死んでいた。かなり古い一枚の写真に秘められた謎...旧満州国まで遡ることに、そこに写っていた三人の男は一体何をしたのか?伏線で走る刑事と女の愛憎がエグい.....
琵琶湖近くの介護施設で100歳の老人が死んでいるのが発見器された。事故か?事件か?人工呼吸器のアラームに誰も気付くことなく、死んでいた。かなり古い一枚の写真に秘められた謎...旧満州国まで遡ることに、そこに写っていた三人の男は一体何をしたのか?伏線で走る刑事と女の愛憎がエグい...悪人を思い出してしまった。 やっぱ吉田修一だぁ(゜ロ゜)
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吉田修一「湖の女たち」shinchosha.co.jp/book/462807/ ここ数年、あー吉田修一どこ行っちゃうのーと思ってたら戻ってきた(?) 実際の事件をモチーフにしつつ扱うのは悪の血統について。さりげなく、そしてとても怖い。ラストシーンは詩的だし映像的。が、わたしは血...
吉田修一「湖の女たち」shinchosha.co.jp/book/462807/ ここ数年、あー吉田修一どこ行っちゃうのーと思ってたら戻ってきた(?) 実際の事件をモチーフにしつつ扱うのは悪の血統について。さりげなく、そしてとても怖い。ラストシーンは詩的だし映像的。が、わたしは血筋という考えは好きじゃないよ(おわり
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殺人事件の周りの様々な人間模様を取り上げているが、なんかどれも中途半端なような。 最終的に犯人は暗示されて終わるが、それで終わり。うーむ、という感じです。
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琵琶湖近くの介護療養施設で、100歳の男が殺された。刑事と容疑者、出会うはずのない男女の人生が交差する。一方、事件を取材する記者は、死亡した男の過去に興味を抱き旧満州を訪ね…。 薬害疑惑、731部隊、SM、少年犯罪?…様々なエピソードが吉田修一の巧みな筆さばきで描かれていく。で...
琵琶湖近くの介護療養施設で、100歳の男が殺された。刑事と容疑者、出会うはずのない男女の人生が交差する。一方、事件を取材する記者は、死亡した男の過去に興味を抱き旧満州を訪ね…。 薬害疑惑、731部隊、SM、少年犯罪?…様々なエピソードが吉田修一の巧みな筆さばきで描かれていく。でもそれらが最後に融合することはなく、描かれっぱなしで終わってしまった感じで、読後はスッキリしなかった。 (Ⅽ)
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介護療養施設で入居者が心肺停止状態で見つかった。 人工呼吸器の不具合か、スタッフによる操作ミスか。 いろいろなことが交差し歪み始める。 シーンとした湖の底には 捨てられた人間の欲情が蠢いていたりして。 恐ろしい。 それにしても刑事の濱中圭介、嫌なやつだな。 そして先輩である伊佐美...
介護療養施設で入居者が心肺停止状態で見つかった。 人工呼吸器の不具合か、スタッフによる操作ミスか。 いろいろなことが交差し歪み始める。 シーンとした湖の底には 捨てられた人間の欲情が蠢いていたりして。 恐ろしい。 それにしても刑事の濱中圭介、嫌なやつだな。 そして先輩である伊佐美の正体は? プツっと切られてしまったその者たちの人生も読んでみたい。
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それなりに評価の高い作品と思ったが… 主人公?の刑事に全く感情移入できない。警察の負の部分を描こうとしたのだろうが自分には合わなかった。
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- ネタバレ
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評判だった本だけに読んでみたのですが、久しぶりにモヤモヤ感が残る摩訶不思議な展開の内容に思わずウ~ンと唸ってしまう作品でした。 評価は真っ二つに分かれる作品だと思います。昔の人体実験が絡むお蔵入りした事件が時を超えて、その事件に絡む人間が事故なのか?殺人なのか?という事件で死んでしまうことから過去のお蔵入り事件との関連性を追い求める刑事たちの奮闘とも言える内容なのですが、謎のサイドストーリーが摩訶不思議な感覚へと誘っていき、最終的には、いままでのサイドストーリー的な話が実はまったく繋がりがないという衝撃の展開でした! 正直どう評価していいのか悩む作品ですね! ただ不思議なミステリーを体験したい方は、読んでみる価値はある作品だと思います!
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