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独学大全 の商品レビュー

4.2

187件のお客様レビュー

  1. 5つ

    80

  2. 4つ

    55

  3. 3つ

    31

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    4

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2021/01/06

職場の上司に薦められた本。初見で分厚さに圧倒されたが、読み進めると55の技法がそれぞれコンパクトに要点だけを捉えて無駄の少ない厚みであると分かった。現在試験勉強中であるため、本書のいくつかの技法は大いに参考になった。

Posted byブクログ

2021/01/06

書店で平積みされているのを見かけたときから、装丁も格好良くて気になっていたもの。でもボリューム感が半端なくて、なかなか手を出せずにいた。年末ランキングでも取り上げられているのを見かけ、”辞書的に、気になったところを捲れば良い”みたいなコメントに背中を押され、いよいよ入手。実際には...

書店で平積みされているのを見かけたときから、装丁も格好良くて気になっていたもの。でもボリューム感が半端なくて、なかなか手を出せずにいた。年末ランキングでも取り上げられているのを見かけ、”辞書的に、気になったところを捲れば良い”みたいなコメントに背中を押され、いよいよ入手。実際には、余白が多く、図表も豊富なので、見た目ほどのボリュームはなし。それもあり、当初は辞書的に気になったところを、と思って着手したものの、全てを順番に読了することとなった。どこから読んでも良い、これからの独学を前提とした本書だけど、本書自体が大いなる学習でもあり、やっぱり順に通読するのがしっくりくる。自分の今の心境がそうであるように、少なくとも何かを学び始めたいという、かなり強力なモチベーションにはなる。

Posted byブクログ

2021/01/09

度肝を抜かれた 似たような本が多いので最初敬遠していたがTwitterのわたしのタイムラインであまりの絶賛に手にしたら類書とはレイヤーが違った 厚い本だが著者が完全に頭の中で整理済みなので構成・文章とも読みやすい 素晴らしいの一言

Posted byブクログ

2021/01/03

『独学入門者がまず最初に独学すべき本』 おもしろい本だと思う。師匠と弟子の対話パートだけ読んでもいいくらい。この部分は自己啓発として読める。 突き放す系の師匠と泣きつき系弟子のやり取りが非常にコミカルに描かれている。まるで漫才を見ているような感覚。 学習というと、どうしてもお...

『独学入門者がまず最初に独学すべき本』 おもしろい本だと思う。師匠と弟子の対話パートだけ読んでもいいくらい。この部分は自己啓発として読める。 突き放す系の師匠と泣きつき系弟子のやり取りが非常にコミカルに描かれている。まるで漫才を見ているような感覚。 学習というと、どうしてもお堅いイメージを持ってしまうような独学入門者に、この手のユーモアが効くのは想像に難くない。というわけで、本書の分厚さに尻込みしてしまったなら、まずは対話パートだけの読了を目指そう。 基本的には必要な部分だけ読んで実践する、いわゆる「辞書型」の本になっている。だから、何も一気読みなんてする必要はない。どうせ一気読みしても、書いてある事を実践するのには慣れるまではかなり時間がかかる。だから、無理に一気読みしようとして挫折するくらいなら少しずつ読み進めよう。 難しく考え出すと結局すべてが面倒になってしまう。そして、何一つ達成できなくなる、というのが人間という生き物であると思う。 問題に直面したときに本書を思い出せたなら、気楽に開いてみるといい。そして、とりあえず何も考えずに実践してみる。その際、あのテクニックが使えそうと思いつくために、ざっと通読だけしておけば万全である。 そして、どんな時に使えそうかだけ、自分の言葉に直して目次に書き込んでおくのもおすすめしたい。 独学が以前より一層大切になってきていると感じる現代において、一人一冊備えておくべきまさに『大全』の名に恥じぬ一冊だと思う。

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2020/12/31

この本がヒットしていることによって、世の中には学ぶ意欲のある人が沢山いると言うことを知れてよかった。(どれくらいの人が本を購入しているのかという母体数自体を知らないが、、、笑)。私が使っているテクニックが間違いでないという確認ができたことと、成長はストレートにいかないということを...

この本がヒットしていることによって、世の中には学ぶ意欲のある人が沢山いると言うことを知れてよかった。(どれくらいの人が本を購入しているのかという母体数自体を知らないが、、、笑)。私が使っているテクニックが間違いでないという確認ができたことと、成長はストレートにいかないということを知れた点が良かった。読書猿さんのブログを拝見したが、おすすめの本から、この方は女性の方かも知れないと思い、ますます勇気づけられた。

Posted byブクログ

2020/12/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

続けることに関して自分を信用していないので、昼(12時)から快活CLUBにこもって夜(21時)まで、休憩を挟みながら7時間で読みました。 1つのことをいきなりドカッとやってしまうのは、本書では推奨されていないことですが、今回1日で読み切れたことが自信になりました。本書に書かれていることはどれも実践しやすく、これからの独学への大きな足がかりになると思います。読んで良かった。 休み休みとは言え、1日でこれだけ分厚い本を読み切ったのは初めてです。それだけ、飽きさせない工夫の為された本(間の親父さんとのやりとりとか)です。 まずはこれだけやってみよう!とかこれいいなぁと思った部分はその都度写真を撮って、出てきた本で気になったものはブクログの本棚に登録しました。 読み返しやすい付録も付いていて、嬉しいですね。 後書きにて3年以上もの期間を費やして書かれたものと知って(ここまで充実してるんだからそりゃそのくらいの期間かかるよなぁ…)、こんなに安価で手に入れられることに感謝です。独学する上での必携アイテムですね。迷ったり折れそうになったとき、これを開いて励みにしたいです。

Posted byブクログ

2020/12/29

学びの技法から、なぜ学ぶかまで問われている。 わたしの場合は言い様のない学びへの意欲がどこへ向かうのかわからないけれど、学ぶことや知ることがきっと導いてくれるのだろうと確信を持てた。 一番印象的であったのは、動機だ。なぜ学ぶか、そのきっかけを問い直したところ、尊敬や憧れや羨望、嫉...

学びの技法から、なぜ学ぶかまで問われている。 わたしの場合は言い様のない学びへの意欲がどこへ向かうのかわからないけれど、学ぶことや知ることがきっと導いてくれるのだろうと確信を持てた。 一番印象的であったのは、動機だ。なぜ学ぶか、そのきっかけを問い直したところ、尊敬や憧れや羨望、嫉妬まで自分の中に様々な感情があったことだ。 本書の魅力は機知に富んだ語りから、学びをともに模索していくという点にある。独学のサポートとして頼りがいのある一冊だと強く推す。

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2020/12/18

読了。1日18分、37日間 11時間かかった。限読をした。限読は、以前読んだ「18分集中法 菅野仁著」を取り入れていたので、なんとかできた。1時間連続して読むのは難しいかもしれない。読んでる最中思い出した本は、「虚数の情緒 吉田武著」である。古本屋には売らない。本棚へ置いて置こ...

読了。1日18分、37日間 11時間かかった。限読をした。限読は、以前読んだ「18分集中法 菅野仁著」を取り入れていたので、なんとかできた。1時間連続して読むのは難しいかもしれない。読んでる最中思い出した本は、「虚数の情緒 吉田武著」である。古本屋には売らない。本棚へ置いて置こう。

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2020/12/13

独学をする人のための百科事典。何故学ぶのか、何を学ぶのか、どの様にして学ぶのかの構成で、わかりやすくまとめられている。ページ数は750ページと分厚く、最初は読み切れるのが不安になったが、構成が良くて読みやすく、4日間で一回目を読み切れた。人生のターニングポイントを過ぎてはいるが、...

独学をする人のための百科事典。何故学ぶのか、何を学ぶのか、どの様にして学ぶのかの構成で、わかりやすくまとめられている。ページ数は750ページと分厚く、最初は読み切れるのが不安になったが、構成が良くて読みやすく、4日間で一回目を読み切れた。人生のターニングポイントを過ぎてはいるが、死ぬまで学び続けたいと思っているので、独学大全の本を手元に置いて、何度も読み込む事で、独学を続けていきたい。 なお私は電子書籍派であるが、流石にこの本は何度もランダムアクセスをして知識を積み上げていくものになるので、紙の本をお勧めしたい。

Posted byブクログ

2021/02/15

独学手法のカタログとして優れていると同時に、独学への強い執念が立ち上る超大作だ。そんな本書は、まずはパラパラとめくりながら自分にとって必要なところを読めば良い(椈読)。 しかし、自らの学びを深めるのであれば、やはり一通り読み通すことを勧める。それは、本書の構成が優れており、全体...

独学手法のカタログとして優れていると同時に、独学への強い執念が立ち上る超大作だ。そんな本書は、まずはパラパラとめくりながら自分にとって必要なところを読めば良い(椈読)。 しかし、自らの学びを深めるのであれば、やはり一通り読み通すことを勧める。それは、本書の構成が優れており、全体を掴むことで学びを深化させられるからだ。 なぜ学ぶのか(Why) 何を学べばよいか(What) どのように学べばよいか(How) ゴールデンサークルで整理された構成が巧みで、独学の必然性を理解しモチベーションを上げ、向かうべき先を示し、足元で一歩進めることをサポートしてくれる。 余白を多めに確保したレイアウトは、おそらく意図的なものだろう。余白にメモを書き留めながら読み進める、ということがやりやすい設計だ。 そして、本書で学んだ手法は、本書の理解を深めるのにも有効だ。余白の多さも、参考文献の豊富さも、最終章のケーススタディも、本書の内容を実践するための舞台装置にすら思えてくる。

Posted byブクログ