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ネヴァー・ゲーム の商品レビュー

3.7

47件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    22

  3. 3つ

    16

  4. 2つ

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2020/10/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

リンカーン・ライムシリーズと同じ作者だったので。 サバイバル教育を受けて育った主人公の新シリーズ。 追跡のプロとして行方不明者を探す仕事をしていて、 家出をしたのか、誘拐されたのかわからない娘を探す仕事を引き受ける。 観察力と知識、統計を駆使して娘を発見したり、 二番目の被害者を見つけに行くのは面白かった。 父親の死が兄によるものではないかと疑って追いかけているところも。 ただ、電話一本で情報が手に入るとか、 FBIに友達がいるとか、 司法の手でさばけない犯人を金の力で追いつめたのはちょっとすっきりしない。 任天堂とか、サッポロビールとか、 漢字のタトゥーとか、日本のものがちらほら登場していた。

Posted byブクログ

2020/10/20

父親にサバイバル術を叩き込まれた懸賞金ハンター、コルター・ショウのシリーズ第一作。リンカーン・ライムやキャサリン・ダンスなど、ディーヴァーは魅力的な職業と探偵像を作り上げるが、本作の主人公も同様で、サバイバル知識の豊富さが、観察眼と推理力を高めている。 ライムやダンスと違うのは...

父親にサバイバル術を叩き込まれた懸賞金ハンター、コルター・ショウのシリーズ第一作。リンカーン・ライムやキャサリン・ダンスなど、ディーヴァーは魅力的な職業と探偵像を作り上げるが、本作の主人公も同様で、サバイバル知識の豊富さが、観察眼と推理力を高めている。 ライムやダンスと違うのは、ショウが民間人だということ。捜査権を持たないので、聞き込みなどの初歩的な調査では人間力が試される。そうやって得た人と人との繋がりから、手掛かりを紐解く展開が面白く、謎解きとドラマの比重がほぼ同じなのがこのシリーズの特徴なのかな、と思ってみたり。 個性的な犯人を追い込んでいくプロセスや、後半のステキな転調は従来通り。そういう意味では、ライムやダンスシリーズと同じ目線で同じ楽しみ方が出来るのだが、似たり寄ったりという感覚もないこともない。ただ本シリーズの場合、父の死の謎を追うという大きなテーマがあるので、連作シリーズとしての面白さに注目して読んでいけるかも。

Posted byブクログ

2020/10/18

新シリーズの主人公は、行方不明人探しのプロというハードボイルドなキャラ。まだあまり魅力が伝わってこないけど、さすがのリーダビリティで一気読みしちゃうねー。

Posted byブクログ

2020/10/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ディーバの新シリーズ! 読み始まったら、ゲームの世界のはなし?私のタッチしてないジャンルなのでは?との一瞬のためらい…だけど、ディーバはやっぱり裏切らなかった。ドンデンあり、「うわ~~」と叫びたくなるところあり、そしてシミジミさせてくれたり。ゲームの話だけだったらもういいや⤵️となるところを続きもまた読まねば!という気持ちにさせてくれるのは相変わらずのディーバなのでした。 だけどやっぱり、キャサリン・ダンスが読みたかったなぁ~とひっそりと思うわたくしなのでした。

Posted byブクログ

2020/10/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

新シリーズ。 リンカーン・ライムと対照的に活動量が凄いサバイバル男がニューヒーローなのだが、あまり魅力を感じなかった。(個人の見解です) 脇を固める人々はなかなかいい。 どこをとってもとてもアメリカ的なのが苦手な要因だったかも。 いや、今までのディーヴァーは楽しく読めてきたはず。 どんでん返しがなかったからなのか? 今回の事件がビデオゲーム関連なのだが、興味がない分野でなかなか理解が追いつかない。好きな人にはたまらないのかも。 次はヘイトクライムとラストで予告されており、ちょっと手を出しづらいかなぁ。

Posted byブクログ

2020/10/03

姿を消した人間を追跡する名人、コルター・ショウ。失踪人や逃亡犯に懸賞金がかけられると、彼は現地へ赴いて調査に着手する。つねに冷静に状況を分析する明晰な頭脳と、父に叩きこまれたサバイバル術で多くの事件を解決してきた。今回ショウはシリコンバレーに住む男の依頼で、失踪した娘を探すことに...

姿を消した人間を追跡する名人、コルター・ショウ。失踪人や逃亡犯に懸賞金がかけられると、彼は現地へ赴いて調査に着手する。つねに冷静に状況を分析する明晰な頭脳と、父に叩きこまれたサバイバル術で多くの事件を解決してきた。今回ショウはシリコンバレーに住む男の依頼で、失踪した娘を探すことになった。カフェを出たあと、忽然と姿を消した彼女は無事なのか? どこにいるのか? 非協力的な警察に悩まされながら調査を続けるショウは、事件の背後にはビデオゲームが絡んでいることを知る。 被害者を誘拐し、『ウィスパリング・マン』というゲームを模倣して監禁する犯人〈ゲーマー〉。刻々と死の迫る被害者たちの居場所を突き止め、彼らの命を救うために知力と体力を尽くすショウ。犯人は誰なのか。単なる愉快犯なのか。あるいは何か隠された動機があるのか――? 最近、ディーヴァーの作品は、たまにしか読んでいなかった。新シリーズと聞いて、読んでみたら、結構魅力的な主人公。ツイストをさほど前面に押し出すわけではなく、あざとさも感じない。次回作も楽しみです。

Posted byブクログ

2020/08/25

【あのディーヴァーが新シリーズを始動!】シリコンバレーで失踪した娘を探せ。懸賞金のかかった事件に挑む人探しの名人にして流浪の名探偵ショーは狡猾な連続誘拐事件を追う!

Posted byブクログ