行った気になる世界遺産 の商品レビュー
元日からの「1日一編読む」目標達成で30日で読了。 行ってない旅行記、スゴイ。イメージの中で書いたんだろうと思うので、自分も乗っかって実物をググるのをやめて亮平さんの絵とエッセイで本物をイメージしながら読むことにした。 パスポートを持ったこともない僕はもちろん一ヶ所も行ったことな...
元日からの「1日一編読む」目標達成で30日で読了。 行ってない旅行記、スゴイ。イメージの中で書いたんだろうと思うので、自分も乗っかって実物をググるのをやめて亮平さんの絵とエッセイで本物をイメージしながら読むことにした。 パスポートを持ったこともない僕はもちろん一ヶ所も行ったことないわけだが、旅行気分でメッチャ楽しかった! いつか全部行ってみたい。 沖縄から始めます。
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鈴木亮平さんの絵と文章の才能と、そのキャラクターのチャーミングさに驚きの連続の1冊。30もの世界遺産の絵とそれにまつわるストーリーは、まさか創作とは思えないほど。もう本当に生きている間に出来ることなら全部行ってみたいと思えた。 パラオやウズベキスタンなど、以前から気になっていたと...
鈴木亮平さんの絵と文章の才能と、そのキャラクターのチャーミングさに驚きの連続の1冊。30もの世界遺産の絵とそれにまつわるストーリーは、まさか創作とは思えないほど。もう本当に生きている間に出来ることなら全部行ってみたいと思えた。 パラオやウズベキスタンなど、以前から気になっていたところは更に行きたくてうずうずしたし、今は既にISに爆破されなくなってしまったパルミラ遺跡のストーリーについての巻末の解説には胸が痛みました。 ワルシャワの旧市街のエピソードには、涙がこぼれそうに。 彼の抜群の想像力による創作の旅行記の後には巻末にまとめて分かりやすい解説があり、そこではクスッと笑ったり胸が痛んだり。 あとがきも心に響きました。 巻頭に「この旅行記は、フィクションです」と書かれているのですが、1番最後のクレジット(?)ページには、 「*この本は小社刊の雑誌『プラスアクト』における鈴木亮平さん連載『行った気になる~~』を加筆し、~~~「あとがき」等を加えたものです。 *実際の旅行記ではないため、妄想部分が多々含まれます。*掲載した世界遺産は実在しますが、記述については行ったことのない鈴木亮平の想像によるものです。」 と、しれっと大真面目に記載されていて最後の最後まで楽しい本でした。 我々の閉塞感を優しくふわっと和らげてくれ、想像の翼を広げてくれた良作でした。
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妄想とは思えない程の、紀行文です。 状況が落ち着き自由に海外渡航できたら鈴木さんには本当の旅行記を書いて頂きたいです。挿絵を観るだけでも楽しいです。長文はきついけど、ちょっと文章読みたい時に、お勧め。
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クリスマスイブに世界旅行ができた気分です♪ 想像するって、とっても素敵でとっても大切なことだとあらためて思いました。 何度も読みたくなる本です。
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行ってないんですよね……? 私が行ったことある都市についてもあーそうそう!と思えるように書いててとてもおもしろかったです。 早く海外に行ける日が戻ってきますように。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
世界遺産検定一級のガイドとともに世界遺産ツアーを巡ったような気持ち。 行ってないの?本当に?と疑いたくなるほどにリアリティのある描写が最後まで続きます。特に現地のレストランや食堂のレポートなんて、想像の産物なのに読んでてたまらずお腹が空いてしまいました。 個人的に印象に残ったのはやはりワルシャワ。 恥ずかしながらこの街が世界遺産となった経緯を全く知らず、おそらくこの本を読まなければ知ることもなかったと思います。 あとがきに記載のあったムービーも先程拝見し、胸が熱くなりました。 ただの旅エッセイ(空想)ではない、学びと発見がありました。
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コロナが拡大して以来、好きな旅行に行けていない。そんなフラストレーションが溜まっていた中で見つけた本書。著者はちょうど好きな俳優さんである鈴木亮平さん。しかも、旅行記なのに行ったことがないとのこと。行った人の旅行記なんて読んだら羨ましくてどうにかなってしまいそうだと思った自分には...
コロナが拡大して以来、好きな旅行に行けていない。そんなフラストレーションが溜まっていた中で見つけた本書。著者はちょうど好きな俳優さんである鈴木亮平さん。しかも、旅行記なのに行ったことがないとのこと。行った人の旅行記なんて読んだら羨ましくてどうにかなってしまいそうだと思った自分にはまさに打って付けの本だった。 しかし、結果は真逆。旅行に行きたくて仕方なくなってしまった。本当に行ったことがないの?と尋ねたくなるくらい熱量が伝わってくる文章で、鈴木亮平さんの世界遺産にかける思いの強さを全力で感じることができた。妄想でも旅をできるんだということを教えてくれた一冊。
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知っている所も知らなかった所も読みながら行きたくなりワクワクした.まさしく行った気になった世界遺産だった.文章も絵も最高.
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著者の世界遺産好きを知っていれば、妄想といえども信頼できる旅本だと思う。写真じゃなくイラストなのもリアリティがある。多才だな…。
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鈴木さんの文章が繊細で美しい。本人も行ったことがないのに、文章から臨場感が伝わってきて、旅行気分が味わえる。ぜひ、全ての世界遺産について本を書いていただきたいです…!!!
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