マスカレード・ナイト の商品レビュー

東野圭吾(著者)

2021/03/24

マスカレードホテルより、事件に関わる人物が増え事件の伏線回収が一層面白かった。日下部は予想とは違う目的で山岸に難題を振っかけていて、その難題に頭を抱えながらも実現する方法を考え頼んで実行させる山岸にホテルマンとしての誇りを感じた。
日下部が偶然にも事件に関わる人物と接触するとは予想外だった。
事件について化粧で男女を使い分けた犯人と自分達の罪が問われる事なく金銭を受け取りたい密告者が仮面を被ったパーティを指定した事に納得した。双方の間で警察や被害者の恋人を関与させるかで綿密に考えられているところも作品の面白さの一つだと感じた。映画でも新田と山岸のコンビが見られるのが楽しみである。

2023/09/15

マスカレードシリーズ最新作。
マスカレード・ホテルより、結末に衝撃を受けなかったが、読み応えある内容だった。

2021/03/11

面白かった笑

これが実写化したならば誰がどの登場人物になるのか考えるのもたのしかった(≧∇≦)

実写化してたならすみません...

2021/03/10

完全に予想を覆えされた。終盤の駆け抜けるような感じは読んでいて気持ちがよかった。日下部篤哉に関しては読者を撹乱させるためのもので少し無理のある印象を抱いたが全体を通してとても楽しめる作品であった。

2021/03/03

前回のホテルと同様、大胆なトリックの内容で、最後までぐいぐい読めて面白かった。ただ、事件関係者の半分近くが人間的に評価・共感ができなくて、各自の事情を読んで、いらっとしてしまった。犯人の動機も色々な闇や問題にも触れていて、考えさせられる部分がある一方で、後味の悪さがなかなかなものだった。
この「後味の悪い」部分も含めても、警察とホテルの職業の違いによる交渉や摩擦などのやり取りやホテル内の人間模様は読んでいて面白いので、次も読みたいです。

2021/03/02

マスカレードシリーズの最新作ということで、気になっていて文庫版が出た時にやっと買えました。
今まで登場してきた方達との掛け合いもあり、既に前作を読んだことある人の方が楽しめそうですが、そうでなくても充分に楽しめるかな？と(^^)
ただ、何かすこーし物足りない感じはありました

2021/03/02

東野圭吾はあんまり読まないのですが、理由を忘れてしまっていました。（未だに忘れたままですが）
だから、ある意味、まっさらな感想を書きます。
なんか、物足りない。
根底に流れる、平和な空気というかのんきな空気が、、、なんかダメです。
怖いのがイヤ、でもスリルが欲しい！という方にはいいのかもしれません。
毒がないっていうのかな。
私がこの小説に関して感じる物足りなさ・・・。
まあ、私はフィクションに毒を求め過ぎなのかもしれません。

2021/03/01

犯人も共犯者も動機も分かるわけないだろ系ホテル小説。
主人公とコンジュルジュのロマンス要素も少なすぎ。
イブはもっと洒落ててたぞ！どうした東野圭吾！

2021/03/03

またしても事件の現場は、ホテル•コルテシア東京。
もちろん、潜入捜査員として選ばれたのは、前回潜入捜査を担当した稲垣チームの新田浩介。

マスカレード•ホテルに続き、今回も変わらず面白かった。
チェックインの時に『ん？』と違和感を感じ、もしやコイツはと思った場面があったが、やはりそうだったかと最後にその違和感を回収出来た。

2021/02/23

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「－何があっても諦めてはだめ。ホテルマンは口が裂けても、『無理』という言葉を使ってはいけないの」
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マスカレードシリーズの第3弾。マスカレード・ホテルでの名コンビが再び。
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新田さんと山岸さんがお互いを信頼し、お互いの職務を尊重し合ってるのが伝わった。こんな事までやり遂げるのかとプロ意識に驚く。
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そしてこれまでに引き続き全員怪しい！笑
犯人が分かってからの展開もなるほどここまで練り上げられているのか…と圧巻。
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無理と言わなかったからこそ辿り着けた結末だと思う。
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