赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。 の商品レビュー
青柳先生の小説は初めてです。ブクログにオススメされて、キャッチーなタイトルに惹かれて読みました。赤ずきんちゃんが事件を解決していくという、グリム童話をデフォルトしたお話で面白くテンポよく読めました。淡々としているのに不思議と存在感のある赤ずきんちゃんのキャラが好きです。✩4寄りの...
青柳先生の小説は初めてです。ブクログにオススメされて、キャッチーなタイトルに惹かれて読みました。赤ずきんちゃんが事件を解決していくという、グリム童話をデフォルトしたお話で面白くテンポよく読めました。淡々としているのに不思議と存在感のある赤ずきんちゃんのキャラが好きです。✩4寄りの3.5です。「むかしむかしあるところに、死体がありました」も読んでみたいと思いました。
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最初は軽く読んでいたのですが、後半のマッチ売りの少女のエレンとの対決が今までの伏線を回収してとても楽しく読めました。マッチの依存という興味深い内容も発想がすごいなぁと思いました。 この作者の他の本も読んでみたいと思いました。
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「ガラスの靴の共犯者」 他人は履けない靴は。 始めから計画など皆無に近かったのだろうが、まさか二度も殺すことになるとは思わなかっただろ。 「甘い密室の崩壊」 初めて訪れたはずが。 自分なら誰にもバレないように出来ると勘違いしたからこそ、最後の最後にミスを犯したのだろう。 「眠...
「ガラスの靴の共犯者」 他人は履けない靴は。 始めから計画など皆無に近かったのだろうが、まさか二度も殺すことになるとは思わなかっただろ。 「甘い密室の崩壊」 初めて訪れたはずが。 自分なら誰にもバレないように出来ると勘違いしたからこそ、最後の最後にミスを犯したのだろう。 「眠れる森の秘密たち」 秘密を抱える者たち。 関係者たちが全ての出来事を語らず証言していたら、解決する事件も迷宮入りしてしまうだろう。 「少女よ、野望のマッチを灯せ」
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日本昔話の次は有名なヨーロッパの童話がテーマ。赤ずきんが次々と事件を解決する。悪くない話なんだけど、なんか文章が読み辛いのは同じ。なんでだろう・・・
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ハッとさせられたトリックがあって楽しく読めた 昔話の登場人物が出てくるので抵抗なく話しに入っていけた。
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主人公は赤ずきん。ある目的を持ち旅をする途中でいくつかの事件に遭遇し、それらを解決していくストーリー。赤ずきんの旅の目的は最終章で明らかになる。 緻密なトリックには感心させられたが、要所要所で犯人が自ら墓穴を掘る発言をするのが間抜けすぎると少し呆れてしまった。それも頭脳明晰な赤...
主人公は赤ずきん。ある目的を持ち旅をする途中でいくつかの事件に遭遇し、それらを解決していくストーリー。赤ずきんの旅の目的は最終章で明らかになる。 緻密なトリックには感心させられたが、要所要所で犯人が自ら墓穴を掘る発言をするのが間抜けすぎると少し呆れてしまった。それも頭脳明晰な赤ずきんの誘導尋問のおかげかもしれないが。 ハラハラドキドキするミステリーという訳ではないけれど、予想外の展開が次から次へと起こりこの先どうなるのか気になったのと、伏線回収が多かったので最後まで飽きる事なく読めた。 前作よりも今作の方が個人的には好みだった。
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「あなたの犯罪計画は、どうしてそんなに杜撰なの?」という決め台詞と共にトリックを解き明かす赤ずきん。シンデレラ、ヘンゼルとグレーテル、眠りの森の美女とお馴染みの童話が出てきて、赤ずきんが秘密を暴いていく爽快感が心地よい。最終話のマッチ売りの少女はテイストが変わり、深く心に刺さる話に。マッチ売りの少女はどうしたらよかったのだろうか?どうマッチを使えば、少女は幸せになれたのだろうか?とすごく考えてしまった。
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前作は日本昔ばなしを元にした短編ミステリーでしたが今作は赤ずきんちゃんが主人公で進む短編連作ミステリーです。 全部で4章からなるお話なのですが、私が1番好きだったのは最終章のマッチ売りの少女を元にしたお話。赤ずきんちゃんは1章からずっと旅を続けていてその度の目的もこの最終章で明らかになります。 夢を見せてくれるエレンのマッチ。こんなマッチがあったら私も廃人になってしまうかもしれない。。
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読みやすい文章とストーリーで 一気に読み終えました タイトルからどんなストーリーか と思って読み始めましたが 私の知っている童話の登場人物たちが 思っても見ない人物に変わっていて 素直におもしろかったです
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「むかしむかしあるところに死体がありました」より個人的には好きだった。一冊通して話が繋がっている箇所もあるところ、昔話ミステリーというジャンルおもしろかった!3章の最後で赤ずきんが殺したい相手がいるのよというところ、よかった。
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