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赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。 の商品レビュー

3.6

248件のお客様レビュー

  1. 5つ

    35

  2. 4つ

    97

  3. 3つ

    78

  4. 2つ

    20

  5. 1つ

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2023/10/22

それなりには楽しめた。なぜ表紙は五月女ケイ子なのだろう。五月女ケイ子のイラストを否定するわけではないが、この小説の表紙にはふさわしくない。もったいない。この小説のイメージを悪くしてしまう。作者が可哀想。

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2023/09/21

いやあ、これは面白かった。 ミステリーに慣れていなくても楽しめる要素が十分にあったし、大人の絵本って感じだった。 ミステリー好きからの評価はどうなのかわからないけど、思っていた以上にミステリーだったんじゃなかろうか? 童話の登場人物の使い方がとても上手だったし、悲劇や被害の奥に...

いやあ、これは面白かった。 ミステリーに慣れていなくても楽しめる要素が十分にあったし、大人の絵本って感じだった。 ミステリー好きからの評価はどうなのかわからないけど、思っていた以上にミステリーだったんじゃなかろうか? 童話の登場人物の使い方がとても上手だったし、悲劇や被害の奥に隠れたものがあるというメッセージは非常に興味深かった。 何より、最終的に勧善懲悪で決着するのも良かった。 悪の扱いが決まり/約束だからというだけでなく、倫理的だったり”他者を害するから”といった基準にあるのは注目すべき点だったと思う。

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2023/09/11

魔法など特殊設定を駆使して赤ずきんを装い複数人で同時に火事を起こす…なかなか見応えのある作品でした。好きな作品です!

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2023/09/08

見返しが深紅の葉っぱの型押しになっています。ページをめくって目次を見ると、 第1章ガラスの靴の共犯者 第2章甘い密室の崩壊 第3章眠れる森の秘密たち 最終章 少女よ、野望のマッチを灯せ と書かれています。 本文を読む前からワクワクしました。 昔話風の口調で書かれています。赤ずき...

見返しが深紅の葉っぱの型押しになっています。ページをめくって目次を見ると、 第1章ガラスの靴の共犯者 第2章甘い密室の崩壊 第3章眠れる森の秘密たち 最終章 少女よ、野望のマッチを灯せ と書かれています。 本文を読む前からワクワクしました。 昔話風の口調で書かれています。赤ずきんが目的地に行くまでに童話の登場人物が関わる殺人事件に遭い、見事な推理で解決していく推理小説です。章が進むにつれてスケールアップしていきます。使命に燃える赤ずきんと独裁ビジネスマン・マッチ売りの少女が対峙する最終章は特に面白い。こんな話になるとは。マッチ売りの少女がダークでかっこよすぎです。 昔話というファンタジーと、推理小説というファンタジーが掛け合って面白く、3時間半ぐらいで一気読みしました。おなかが空いても止められませんでした。 第3章に出てくる伊達男ナップがめちゃくちゃです。その上のキザっぷり。 「ぼくの掛け声に合わせて引っ張るんだよ。それ、アモーレ!アモーレ!」 ほんと、赤ずきんと同じく馬鹿馬鹿しいと思いながらも、私はナップの軽さが好きです。 ヘンゼルがお菓子の家の密室殺人で完全犯罪を目論む第2章で、あれ?と思ったのが、この本のヘンゼルとグレーテルのお菓子の家の外壁にはマカロンがあしらわれていること。私のイメージでは板チョコ。マカロンって時代に合わないんじゃない?と思ったけれど、板チョコも時代に合わないって今日気づきました。 それぞれのお菓子の家があっていいんじゃない、と、この自由な昔話ミステリーが思わせてくれます。

Posted byブクログ

2023/09/04

赤ずきん天才。 短編だけど、どこか繋がっている。 繋がり方が、普通じゃ思いつかない繋がり方。 赤ずきんの意志の強さと、頭のキレ具合に驚きっぱなし。すごい。 もう一冊、赤ずきんシリーズがあるので、すぐに読もう。

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2023/09/03

先に続編の方から読んだのですが、私的には第1弾のこちらの方が読みやすくて面白かったです! 色んな童話を軸に行くところ行くところで事件が起こるのは大変だけど、赤ずきんと一緒に旅をしたら楽しいだろうなあと思いながら読みました。

Posted byブクログ

2023/08/19

ヘンゼルが怖い。 いきなり現実的な恐ろしさがほうりこまれてる。 赤ずきんも、マッチ売りの少女も、なかなかの人間臭さをむき出しにしていて、面白かった。

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2023/07/30

どの章も( ゚Д゚)エッ?って感じでした。 謎を楽しむというより、意外性を楽しむ作品だなーと。 最後のマッチ売りの少女のマッチを物語の中でこう使うのかって所はとても好きでした。確かに、見方を変えたらそうだよね。

Posted byブクログ

2023/07/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

アンデルセンの童話をベースにしたユニークな物語。 表紙からポップな感じで闇深い殺人事件なはずだけど重くない感じがいい。 サクッと何か読みたい人にオススメ。 【あらすじ】 1,ガラスの靴の共犯者(シンデレラ) 2,甘い密室の崩壊(ヘンゼルとグレーテル) 3,眠れる森の秘密たち(眠れる森の美女) 4,少女よ、野望のマッチを灯せ(マッチ売りの少女) 【感想】 どれも面白かった。 マッチ売りの少女はエレンのバックボーンやそれまでの話が繋がってくるところは面白いけど、個人的にはいまいちな内容だった、ラスト含めて。

Posted byブクログ

2023/07/04

赤ずきんが主軸に、シンデレラ、ヘンゼルとグレーテル、眠り姫、マッチ売りの少女が絡む話。 最後は悪いことした人は捕まるのが、御伽話とは違うところ。

Posted byブクログ