1,800円以上の注文で送料無料

赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。 の商品レビュー

3.6

248件のお客様レビュー

  1. 5つ

    35

  2. 4つ

    97

  3. 3つ

    78

  4. 2つ

    20

  5. 1つ

    3

レビューを投稿

2020/09/20

日本昔話×ミステリー『むかしむかしあるところに、死体がありました。 』の続編的内容で、本作は世界の童話×ミステリー。シンデレラ、ヘンゼルとグレーテル、眠れる森の美女、マッチ売りの少女などの世界の名作童話の中で起きる事件を、名探偵赤ずきんが解決するというフィクション作品。シリアスな...

日本昔話×ミステリー『むかしむかしあるところに、死体がありました。 』の続編的内容で、本作は世界の童話×ミステリー。シンデレラ、ヘンゼルとグレーテル、眠れる森の美女、マッチ売りの少女などの世界の名作童話の中で起きる事件を、名探偵赤ずきんが解決するというフィクション作品。シリアスなミステリーというよりはコミカルミステリーだが、トリックは練られていて本格的。童話なので、魔法使いも出てきたりと、ファンタジー感もありつつ面白かった。

Posted byブクログ

2020/09/09

以前、同じ作者の『むかしむかし…』を読んでいたので、若干構えていたんだけれど、やっぱりやられてしまいました。(^∇^)

Posted byブクログ

2020/09/03

赤ずきんちゃんが色々な童話の登場人物と出会い、彼らの謎を解いていく物語。 分かりやすく読みやすく面白かった。

Posted byブクログ

2020/09/03

赤ずきんと殺人という絡み合うことがない二つのワードが織りなす。童話なので親しみやすい。シンデレラは面白かったが、私個人2章以降が飽きてしまった。なので二つ星とさせて頂く

Posted byブクログ

2020/08/23

本屋大賞候補作品「むかしむかしあるところに死体がありました」では、日本の昔話をベースにしたミステリーでしたが、今回は外国の童話をベースにしたミステリーです。 もうカオスな展開の連続でした。これ原作者が読んだら、怒るんじゃないかと思うくらいでした。 全4章で、主人公・赤ずきんが、...

本屋大賞候補作品「むかしむかしあるところに死体がありました」では、日本の昔話をベースにしたミステリーでしたが、今回は外国の童話をベースにしたミステリーです。 もうカオスな展開の連続でした。これ原作者が読んだら、怒るんじゃないかと思うくらいでした。 全4章で、主人公・赤ずきんが、行く先々で殺人事件に出くわします。 そこでは、それぞれ「シンデレラ」「ヘンゼルとグレーテル」「眠れる森の美女」「マッチ売りの少女」の世界観との融合になっています。 そこで、赤ずきんが推理を駆使して、謎解きをしていきます。 ベースとなる原作の基本的なあらすじはそのままなのですが、段々と不穏な空気になっていき、それぞれの世界観ならではのトリックで犯行が行われています。上手い具合にミステリーと融合していて、カオスではありましたが、よくそういった発想が出るなあと思ってしまいました。 この作品を読むと、普通の童話がもしかしたら裏では・・・と疑ってしまうほど、疑心暗鬼になるかもしれませんので、ご注意を。 最後の章では、なぜ赤ずきんが旅をしているのかが明らかになります。最後だからこそ、盛り上がり方が凄く、いろんなものが集結されていました。赤ずきんの行動が華麗で、スッキリ感もありましたし、切ないなとも思いました。 色んな昔からある話とミステリーとの融合をもっと読みたいなと思わせてくれました。

Posted byブクログ

2020/08/21

『むかしむかしあるところに、死体がありました』で日本の昔話とミステリーを融合させ、読者を驚かせた著者が次に題材にしたのは、なんと童話! 「ねえ赤ずきん、あなたはどうしてそんなに死体に出会うの?」ーメルヘンな世界のはずだった童話の世界で起こる様々な事件を解決するのは旅の途中の赤ず...

『むかしむかしあるところに、死体がありました』で日本の昔話とミステリーを融合させ、読者を驚かせた著者が次に題材にしたのは、なんと童話! 「ねえ赤ずきん、あなたはどうしてそんなに死体に出会うの?」ーメルヘンな世界のはずだった童話の世界で起こる様々な事件を解決するのは旅の途中の赤ずきん。 童話がベースになっていて、知っている話や登場人物がそのまま出てくるので読みやすく、その中でどんな風に事件が起こるんだろうというドキドキがあり、そんなまさか!という驚きもあり、楽しく読める一冊。「赤ずきんと言えば…」のあの決め台詞が出る瞬間がたまりません。 一つ一つの話が面白いのはもちろんですが、赤ずきんの旅の目的が明らかになり、やがて迎える最終決戦(?)で興奮は最高潮に。童話って本当はこんなに怖くてエキサイティングだったのですね!

Posted byブクログ

2020/08/19

前作も面白かったけど、今回はそれぞれの章ももちろんぶっとびの面白さ。そしてそのすべてが最終章に…って、もうね、ラストの盛り上がりのすごさは半端なかったですわ。 各章の謎解きもすばらしい。赤ずきん、おそるべし。けど、そのエピソードのあれこれが最後に…って、これ、ほんとすごい。さすが...

前作も面白かったけど、今回はそれぞれの章ももちろんぶっとびの面白さ。そしてそのすべてが最終章に…って、もうね、ラストの盛り上がりのすごさは半端なかったですわ。 各章の謎解きもすばらしい。赤ずきん、おそるべし。けど、そのエピソードのあれこれが最後に…って、これ、ほんとすごい。さすが青柳さん。 これ読んだら、もうこの先どんな童話を手に取っても、行間に目を凝らしちゃうし、深読みしちゃうね、困った困った、どうしてくれるんですか!青柳さん! 赤ずきんの旅の本当の理由が分かったところからの怒涛の展開。 おうおう、そうじゃんそうじゃんそうだったじゃん!ここであなたが!そこであれが!うひゃーっ!いやいや、何も言えない語れない。とにかく「お楽しみに」としか(ふふふふふ

Posted byブクログ

2020/08/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

カッコいいー!!エグいー!!笑 「あなたの犯罪計画は、どうしてそんなに杜撰なの?」が決め台詞(?)の赤ずきんが、シンデレラ、ヘンゼルとグレーテル、眠れる森の美女、マッチ売りの少女の世界で起こる事件を解決していく連作短編集。 何がステキって、童話のなかでは心の清いキャラクターたちが性悪なところ。ヘンゼルとグレーテルとかホントに怖い。そしてマッチ売りの少女もアンタ…。清々しいほどに性格悪い!! 『むかしむかしあるところに、死体がありました』も面白かったけど、個人的にはこっちが好き!

Posted byブクログ