純喫茶パオーン の商品レビュー
コーヒー好きな私に、合いそうな本かな?と、手に取ってみた。 昔ながらの喫茶店、パオーンは、主人公 来人の祖父母が、経営している。 3話からなるのだが、 1話は、来人が、小学生5年。 2話は、中学1年。 3話は、大学1年。 来人が、幼友達と成長して行く姿が、潤喫茶パオーンを背景...
コーヒー好きな私に、合いそうな本かな?と、手に取ってみた。 昔ながらの喫茶店、パオーンは、主人公 来人の祖父母が、経営している。 3話からなるのだが、 1話は、来人が、小学生5年。 2話は、中学1年。 3話は、大学1年。 来人が、幼友達と成長して行く姿が、潤喫茶パオーンを背景に、書き表している。 その中でも、来人が、パオーンの手伝いを小学生からしており、祖父の作る特製ミルクセーキ、祖母のナポリタンやタマゴサンドが、大好きであり、素朴な昔ながらの喫茶店が、想像される。 友人達も、そして来人も、素直ないい子ばかり。 祖父のどこの出身地か?が、わからないような、色んな方言は、面白さを出すための記述なのだろうか? それとも、孫への お笑いで、ユーモアを与えているのだろうか? ちょっと、沢山の方言で、戸惑ってしまった。 来人の父の怖がりのくせに、怖い本を好きであるのも、・・・そして、その本のことが、来人が、好きな女の子と、話すきっかけになって行くのも・・・少し、出来すぎかな? 最後に、パオーンの消滅の危機は、来人の母親が、継続していく事で…めでたしめでたしヘ。 孫の成長と共に、祖父母の年齢も、高齢者ヘとなって行くのだが、まだ、元気で、居てくれることで、小説が、終わってくれている所が、この作者の優しい所かもしれない。 喫茶店と純喫茶の違いが、昔、コーヒー店のマスターに尋ねた事があった。 喫茶店、カフェは、アルコ―ル類を提供してもいいのだと、そして凝った料理も提供出来ると・・・ 純喫茶は、アルコール類は無しで、簡単な料理を提供。 登録するところも、違うと、聞いたのを思い出した。 やはり、純喫茶というと、昭和の香りが、しそうな感じであるが、コーヒーを飲みながら、本が、ゆっくり読めそうな感じがするのは、私だけかな?と、思いながら、本を閉じた。
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すごくほのぼのとしていたお話でした。 「ミルクセーキ」を飲んでみたくなりました。 こんな喫茶店が近くにあったらいいな♪
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来人君と幼馴染の友達が良かったなあ、事が起きるのは喫茶店パオーン。 その子達の掛け合いに笑えて、久しぶりに本を読んで声を出して笑えました。
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最近喫茶店にはまっているのと、表紙がとても好みだったので購入した。 読み始める前は昭和時代の話かと勝手に思っていたが、実際は昭和に創業されて現代まで存続している喫茶店のお話だった。 主人公の来人が成長してもおじいちゃんとおばあちゃんに優しく接している様子が可愛くて微笑ましい。 また、3段階に分けた登場人物の成長も、いきなり数年後の話に切り替わるのに違和感なく描かれていた。 読み終えた後は、レトロな喫茶店でまったりしたい気持ちになった。
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ゆるーい感じで読む作品だとは思うけど、多少なりともミステリっぽい要素入れるなら、そこはちゃんとしてくれないと、殺人予告メモはcoはco2の2が消えたんだよ、日付はたまたま書いたんだよとかは酷くないかな
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祖父母が営む純喫茶“パオーン”でいつも駄弁っている小学生男子3人。バカ言って遊んで、いつも一緒。男子3人の友情いいな~。 サービス精神旺盛でユーモアたっぷりのおじいちゃんが素敵!可愛くて優しくて頼もしい。 老夫婦2人の愛情あふれる(量も)料理と憩いの空間に、みんなが足を運びたく...
祖父母が営む純喫茶“パオーン”でいつも駄弁っている小学生男子3人。バカ言って遊んで、いつも一緒。男子3人の友情いいな~。 サービス精神旺盛でユーモアたっぷりのおじいちゃんが素敵!可愛くて優しくて頼もしい。 老夫婦2人の愛情あふれる(量も)料理と憩いの空間に、みんなが足を運びたくなる。 ちょっとした謎解きと温かな日常。 読みながらほっこりした気持ちになりました。 たまにはゆったりこども時代に思いを馳せる、そんな小説も良いですね♪ 癒しのひとときを過ごしました。
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喫茶店が舞台で装丁もかわいいので、期待したけど何だか、いまひとつだった。キャラ設定かな… ナポリタンやサンドイッチ、ピラフそしてミルクセーキ。メニューはどれも美味しそう。おばあちゃんのナポリタンの作り方が、ざっくり書いてあったので、メモメモ。本当に美味しそだった。
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ほのぼのストーリーとのことで途中で飽きるかと少し心配したけど、思いの外楽しく読了。大ジョッキのミルクセーキは見てみたい(笑)軽い読み物として良い意味でちょうど良かった。
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怜也との作者が書いたと思えなかった!怜也と以外、椰月さんの本を読んだことがなかったのですが、こういう子供向けみたいな感じの内容も書くのですね。話の内容より、純喫茶パオーンに出てくるミルクセーキやナポリタンなど、料理の方が魅力的だった。
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来人の親友、圭一郎と琉生の3人が、小学生から大学生になるまでのエピソードなのだけど、おじいちゃんの方言がちょっと鬱陶しい。誰が主役なのか分からなくなってくる。 お話も先の予想ができてしまう。 舞台装置はすごく魅力的なので、新しくエピソードを作ってテレビドラマにならないかな?と思う...
来人の親友、圭一郎と琉生の3人が、小学生から大学生になるまでのエピソードなのだけど、おじいちゃんの方言がちょっと鬱陶しい。誰が主役なのか分からなくなってくる。 お話も先の予想ができてしまう。 舞台装置はすごく魅力的なので、新しくエピソードを作ってテレビドラマにならないかな?と思う。
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