純喫茶パオーン の商品レビュー

椰月美智子(著者)

2022/02/06

"大人って、ぼくから見たらすごく年上の、なんでも知っている強い人間だと思ってたけど、全然違うんだなって、おとうさんを見てるとつくづく思う。子どもが年を重ねたのが、大人ってだけだ"

ミルクセーキ、プリンアラモード、バナナジュース、ナポリタン、ミックスサンド、ピラフ…。
純喫茶にとても行きたくなる。
昔ながらのお店って、本当に独特な雰囲気があるよね。

2022/01/26

純喫茶を営むおじいちゃんおばあちゃんと、孫の話。
小学校から大学生までの成長の過程とか、おじいちゃんおばあちゃんとのやり取りとか、読んでてほんわかする話だった。

2022/01/08

児童文学を思わせる書きぶりで読みやすく、少し懐かしい気分になります。看板メニューのナポリタンが美味しそうです。

よくおすすめの本として紹介されているのを見かけますが、内容よりも近頃の純喫茶ブームの影響が大きいのかなと思いました。

個人的には来人君は小学生のままがよかったかな。

2022/01/04

おじいちゃんとおばあちゃんが経営するお店「純喫茶パオーン」。孫の僕は友達や近所の人や家族とこの場所で日々を過ごす。小学生の僕も、中学生の僕も、大学生の僕も。おじいちゃんの作るミルクセーキ、おばあちゃんの作るナポリタン、幽霊騒ぎ、ケンカ、初恋…。昭和のホームドラマみたいな。まさにここはみんなにとってのホーム。こんな場所があるのが羨ましい。きっと大人になってもこういう場所でのことは心にずっと残るはず。この日々があったからこれからの人生もきっと大丈夫と思える宝物みたいなもの。最後の最後のお父さんの選択もいい。ほんといいな、この場所。いいなー。

2021/12/25

『しずかな日々』が良かったのと、図書館で面出しされていたこともあり、借りてみました。
ちょっと理屈っぽい男の子・来人(らいと)くんの祖父母が切り盛りする喫茶店「パオーン」を舞台に、仲良し3人組の日々を描いています。
ある年代より上の方は、読めばきっと、喫茶店でナポリタンを食べ、ミルクセーキを飲みたくなります。
小学校高学年から中学生におすすめです。

2022/01/26

表紙デザインが可愛くて手に取ったのがきっかけでしたが、ほっこりする内容でとても読みやすく、2日で読了しました。
主人公来斗(らいと)の祖父母が経営する純喫茶パオーンというお店が舞台の三部構成になってますが話は繋がっています。登場人物みんな個性的で、文字だけでもどんな人か想像できて面白い。おじいちゃんが可愛かったです。パオーンの名物ナポリタンやミルクセーキも美味しそう。
全体的にほっこり癒される空気感で、ちょっとした推理要素がアクセントになっているようなストーリーでした。

2021/11/26

純喫茶好きだし、レトロ好きな僕としては表紙でまず手に取らされたし、そして椰月さんなのでさらに読まずにはいられない一冊です。
なんだかんだ調子のいい小説で深みは全くありませんが、さらりと爽やかに読んでしまえます。

2021/11/12

図書館でみつけた。装丁とタイトルに惹かれた。
来人の祖父母が営む純喫茶パオーン。名前の由来は像の鳴き声（そのまま・・）？！来人の幼なじみや、ゆりちゃんもパオーンが大好き。おばあちゃんのナポリタンやおじいちゃんのミルクセーキ、飲んでみたいな。

2021/10/31

ほのぼの。とても読みやすいです。
来人くんとその友だちの成長も感じられつつ、家族の素敵さもあり、可愛らしい世界でした。来人くんかわいい。

2021/09/13

喫茶店を中心に家族、友達、恋人、人と人との温かい繋がりに癒される作品でした。喫茶店のお料理の描写も美味しそうで、お腹がすきます。サラッと読めちゃいます！