純喫茶パオーン の商品レビュー

椰月美智子(著者)

2021/01/30

主人公の来人（らいと）が、祖父母が営む純喫茶（カフェではない！）「パオーン」で遭遇する、不思議な出来事。小5のとき、中1のとき、大1のときの、3つの物語。

年齢とともに登場人物が増えて行くけど、基本的には来人の幼馴染3人組とおじいちゃんが関連する出来事。ミステリーっぽいけど、真相は若気の至りというか、途中でなんとなくわかっちゃう感じ。でも、登場人物のやり取りが面白いのと、人間関係が「どうなっちゃうんだろう？」というのが気になって、どんどん読んでしまいました。

2021/01/27

椰月さんにしてはイマイチかな。おじいちゃんとおばあちゃんは素敵だけど。
思わずナポリタン、作りましたから。

2021/01/23

喫茶店のお客さんとのあれこれではなく、マスターの孫とその友達の事件簿というか、バカやっちゃった話。ナポリタン食べたい！！

2021/01/22

ほのぼの系。平和な日常を実感。話の平坦さに飽きるのでは？思ったが、主人公の成長や店の世代交代などが織り込まれ、いつの間にか読了。

2021/01/06

ほのぼのとしてるけど、日常のちょっとした事件を主人公の年代別に書かれている。少し先が読めるお話でした。起承転結がはっきりしたものが好きなわたしにはちょっと物足りないなーと思いました。

2021/01/04

本のタイトルと装丁からは
思い浮かばなかった不思議なお話が
入っていました。

わくわくしながら読み進めていく感じで、
あっという間に読み終えました。

主人公も周りの人たちも
年齢を重ねていくのですが…
小学生の夏休みの様子をずーっと見ていたような
そんな不思議な感覚です。

2021/01/03

インスタで見て読んだ本。
おじいさんおばあさんが営む老舗喫茶店。
カフェじゃなくて。喫茶店、が舞台。

日常を描く…

2020/12/07

表紙が可愛かったので手に取った本。
短編だったけど、登場人物が同じだったのが良かった。
内容も読みやすく、主人公の喫茶店に対する愛情や友情、少しだけ恋愛も絡んであったかくなるような物語。
全体的に私は好きでした。

2020/11/23

図書館で借りたもの。
創業約50年の「純喫茶パオーン」。その店主の孫である「ぼく」が、小学5年・中学1年・大学1年の頃にそれぞれ出会った不思議な事件と温かな日々を描く。

さらっと読めた。
純喫茶感を味わうなら少し物足りなかった。
ナポリタン食べたくなる！
装丁が可愛い。

2020/11/23

祖父母が経営している喫茶店パオーン。

おじいちゃんの作るミルクセーキとおばあちゃんの作る

ナポリタンが看板メニュー。

小学生の孫、来人は幼馴染の琉生と圭一郎と一緒に

この喫茶店に集まっては話し込んだり大笑いしたりして

過ごしている。

そんな来人の成長物語でもあるこのお話。

ほっこりしていてとても読みやすかった。

内容は別に大した事件が起こるわけでもないけど

ティーンエイジャーの来人たちの考えること思うこと

友達との関係、淡い恋心。

なんだかちょっとえらく『ぴゅあ』なんですよ。

もう私なんて完璧におばあちゃん目線なわけだからね

何をしたって孫はかわいいだろうし（孫いないけど）

たっぷりの愛情を孫にもその周りの友達にも

そそいでるおじいちゃん、おばあちゃんが良いです。

三章からなるお話は第一章の来人は小学生。

そして第二章では中学生。

優しくて懐かしい感じのお話でした。

3つ目の話の最初におばあちゃんが病気で入院して

退院してきたけれどもう重いフライパンはふれないって

ところで来人が店の手伝いをするんですよ。

でもね、中学生の作るナポリタン店で出してええのか？
とか思うじゃないですか！　そしたらね

なんと来人は大学生になってる！

そうか！　そりゃもう、立派におばあちゃんの代わりに

厨房にも立てるよな。

来人だけでなく友達や周りの人達もみんなそれだけ

時間がたっているわけで

おじいちゃんとおばあちゃんはそれだけ年老いてもいるんですよ。

そういう感慨にふける場面はあったけどこの三作目の

オチっていうかミステリーなのか？　はイマイチだったかな。

終盤の会話も別に面白くなかったのが残念だった。

登場人物が個性的。

特にゆりちゃんは素敵なキャラだった。

昭和のにおいがそこはかとなく漂う

こんな喫茶店があれば是非行ってみたい

おじいちゃん特製ミルクセーキはちょっとそんなに

飲んでみたいと思わなかったけど（笑）

おばあちゃんの魔法のナポリタンは是非食べてみたかった。