深夜特急 新版(3) の商品レビュー
インドへの憧れはずっと持ってはいるが、どうしても胃の弱さやトコジラミだとかが障壁で行くという選択肢を失っていた。これまでもそうだが、沢木さんの大胆な行動力と率直なレポートにより現地を体験することができて面白かった。 インド・ネパール編はあまりにも強烈だった。カルカッタの売春宿や物...
インドへの憧れはずっと持ってはいるが、どうしても胃の弱さやトコジラミだとかが障壁で行くという選択肢を失っていた。これまでもそうだが、沢木さんの大胆な行動力と率直なレポートにより現地を体験することができて面白かった。 インド・ネパール編はあまりにも強烈だった。カルカッタの売春宿や物乞いからロケットスタートを切り、カースト社会を見て、死と生の狭間を味わい、身体を壊すまでとことん向き合う。 何より突然語り方が変わるネパールのカトマンズは異様な空気感で凄まじかった。
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インドに限っては行ってみたいような行きたくないような、でものよ目でその現実を見てみたい。ネパールからはヒマラヤ山脈を眺めてみたい。 ただ、病気にはなりたくないなぁ
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香港やタイ、シンガポールとうってかわって重い。インドの幼子の売春婦の話など中々に気が滅入る。それもノンフィクションなんだからな。それでも文章が巧みでスルスルと読めてしまう
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インドが今回の主で、行った時のことを思い出した。どこか人が川辺で焼ける匂いは甘かったような気がする。
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面白かったといえば面白かったが、読んでいて嫌悪感みたいなものも拭えなかった。実際に見てもいないし経験もしていないのに、インドの暮らしぶり、人となりを自分が疑似体験したかと思うほどの文章構成力。インドかぁ…
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バックパッカーのバイブル的な本。 インドから帰国後に読んだ。 自分が実際に見て感じたインドはほんの表面に過ぎないことを感じる。 インドのリアルが上手く言語化されている。 それなりに昔の本なのだろうけど、インドの現状はそんなに変わっていないかな? 面白くてあっという間に読破。
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ハードカバー版2巻の選択が無かったので文庫版3,4巻として登録。香港マカオ編よりも文章から風土のドライな雰囲気が伝わる。現地の人やバックパッカーとの交流を中心に描かれていて文庫版1,2巻よりも自分好みだった。 カースト制の中でも強く生きる子供達の姿が印象的。
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インド編面白い。死体を眺めているシーンは文章から生々しく想像できる。そんな日本とかけ離れた情景が当たり前にある。同じ地球でも奥深さを感じな。
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インドは衝撃的だった。死体のくだりは衝撃的だった。後半で病気をしたところは危機的な状態が浮かんできた。よく旅が続けられるなと感心させられた。ほんとに面白い。つぎ4巻に突入!
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そんなおいしい話なぞ簡単に来るものかと、流暢なベンガル語を話す日本人に促されて超一流ホテルのオベロイ・グランドホテルに無料で宿泊するという、冒頭から怪しさもありながら好奇心が刺激される。 さらに、その男に連れられて売春宿に行くと、おそらく12〜13歳であろう少女達が売られていたが、顔は濃い化粧をしつつも幼さが残るのに、臀部が異様に大きく、全体としてアンバランスで、40代のような身体をしているという衝撃的な場面。 物乞いの数や、貧困層の暮らしぶりがいかにもインドといったようで、乳の出ない牡牛を宗教的に殺す訳にもいかずあちこちに野良牛がいたり、10歳にも満たない女児も自分の身体を売り歩いたり、列車では荷物棚で横になるのが特等席であり楽だったり。 根強いカースト制度があり、インドとは旅行者には大変なところだなと思っていたら、ネパールはインドよりも物価が安く、ヒッピーのたまり場である等の話で、行ってみたいなと思ったりした。 巻末は、"十年の後に"と題した、孤児院で出会った此経啓助さんとの対談。
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