ワークマンは商品を変えずに売り方を変えただけでなぜ2倍売れたのか の商品レビュー
現在、BtoCの新事業と向き合っているので、何か参考になればと手にしましたが、いくつかアイディアにつながる情報がありました。ファンをいかに大事にするか、探すか、は直ぐに実践しようと思いましたし、データ重視の考え方もその通りだと思いました。ワクワク勇気づけられる本です。
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202107/ ワークマンプラスは、ワークマンが扱う1700アイテムに及ぶ膨大な商品群から、アウトドアウェアやスポーツウェア、レインスーツなど、一般受けするだろうとみた320アイテムを切り出したに過ぎない。その上で、マネキンや什器を入れ、照明や内外装、陳列方法を思い切って変えた...
202107/ ワークマンプラスは、ワークマンが扱う1700アイテムに及ぶ膨大な商品群から、アウトドアウェアやスポーツウェア、レインスーツなど、一般受けするだろうとみた320アイテムを切り出したに過ぎない。その上で、マネキンや什器を入れ、照明や内外装、陳列方法を思い切って変えた。つまり、ワークマンとワークマンプラスは同じ商品を扱う”同一店”だったのだ。 しかし、それだけで売上は爆発した。ワークマンプラスの売上高は、既存店平均の2倍に急伸。まさに商品を変えずに売り方を変えただけで2倍売れたのだ。/ システムは『構想1年、作って1年、使って6年』。だからCIOは絶えず8年先を見ているんですよ。/ 昔からの常連客を大事にし、ワークマンプラスを機にファンになった客にも繰り返し来てもらえるようにする。そのためには、「『もう1回基本に帰ろう。忙しいからこそ掃除を、接客をしっかりやろう』と言い続けている。忙しいがゆえに、おろそかになってしまうことがある。人間やらなくなると一切やらなくなる。これが一番まずい」(八田氏)。/ ワークマンのカタログを見ると、かなり分かりやすく価格帯が整理されている。全て税込み表記で、980円、1900円、2900円、3900円、4900円とほぼ5パターンに集約。冬物であれば1900円は防風、2900円は防寒、3900円は重防寒、4900円は超防寒と、高くなるほど機能が追加されているのが、誰の目から見ても分かる。そして定価販売で、値引きをしない。これが全店舗で徹底されているがゆえに「ノイズとなるゴミデータが出ない。この、きれいなデータがうちの強みだと思う」(土屋氏)。/
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商品は変えてないけど、市場背景からマーケティング手法を変えて、動き方もデータドリブンにしていった結果爆発的に売れたワークマン。 とても良い学びになると同時にマーケティング知識、戦略をもっと学びたいと思いました。
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ワークマンの戦略に驚き でもデータ経営や売価設定はよく考えられ、無駄がない印象 新しい取り組みにチャレンジしたり Snsでインフルエンサーを起用した広報や商品作りもwinwinで面白そう 職人服イメージが一新された裏が見えて楽しい一冊でした
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ワークマンの実例を紹介。 簡単なことで徹底してやるのは難しい。 ワークマンはそれができたので現在伸びているのだろう。 この本の特筆すべきは、今のコロナ時代の成功例をいち早く発表している点。 これからどんどんコロナ禍のビジネスモデルが生まれてくると思うので、どんなアイディアが出て...
ワークマンの実例を紹介。 簡単なことで徹底してやるのは難しい。 ワークマンはそれができたので現在伸びているのだろう。 この本の特筆すべきは、今のコロナ時代の成功例をいち早く発表している点。 これからどんどんコロナ禍のビジネスモデルが生まれてくると思うので、どんなアイディアが出てるくか今から楽しみだ。
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ワークマンがなぜここまで人気が出たのか納得しました。元々自社ニーズを確立してたからこその結果だとは思いますが、群雄割拠のアパレル業界のなかにブルーオーシャンを見つける洞察力は凄いとしか言えません。 しかもこられまでの強みは引き継ぎつつ、明確に変えるべきところは変える。まさにお手本...
ワークマンがなぜここまで人気が出たのか納得しました。元々自社ニーズを確立してたからこその結果だとは思いますが、群雄割拠のアパレル業界のなかにブルーオーシャンを見つける洞察力は凄いとしか言えません。 しかもこられまでの強みは引き継ぎつつ、明確に変えるべきところは変える。まさにお手本。勉強になります。 マーケティングをしっかり行なうことの重要性がよくわかり、非常に満足出来る内容でした。
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ワークマン、最近人気だがまだ行ったことない。常務は元商社マンで60歳からおじである会長に迎えられてワークマン入りしたらしい。入社以来2年くらいは売れてる店を回ってブラブラして、2年後からどんどん改革したらしい。元々ワークマンは在庫リスクのあるPBはやっていなかったが、ユニクロニト...
ワークマン、最近人気だがまだ行ったことない。常務は元商社マンで60歳からおじである会長に迎えられてワークマン入りしたらしい。入社以来2年くらいは売れてる店を回ってブラブラして、2年後からどんどん改革したらしい。元々ワークマンは在庫リスクのあるPBはやっていなかったが、ユニクロニトリのようにSPA(製造小売)にならなきゃダメと舵を切り、5年で社員年収を100万円ベースアップ、客層拡大とデータ経営を進めた。三井物産時代に寺島実郎氏の長期業態策定ビジョンを手伝った経験から、「計画」ではなく「ビジョン」を策定。「計画には期限があるからだいたい守られないが、ビジョンは言い続ける限り達成できる」 サイズが多く在庫になりやすい作業服も「700店舗(当時)あるんだから販促すれば売れる」と上下3000円の破格で販売しあまり在庫にならず売れた。機能性が高くて安い商品はブルーオーシャン、市場規模4000億円と見込みカジュアルアウトドアのワークマンプラスを展開。ワークマンの既存オペレーションは守り、「原価65%、良いものを安く提供」「家賃は売り上げの3%」なので、家賃60%になりかねない銀座や原宿は論外。立川立飛のショッピングモールに出店。 三井物産時代の話だけでもおもしろかった。商社マンに話聞いたら本が一冊書けるね。中国では初の民間ベンチャーと言われる四通公司で漢字ワープロを開発。シェアナンバーワン、知らない人はいない会社になる。 日本に戻ってからは「看板とお金が使い放題」という最高の環境で新会社でファブレスでパソコンを売って売上高90億程度の会社に成長させるが、三井物産で売上100億くらいはゴミみたいなものらしい。痛感したのは自分は二流の企画マンで、そんなものは早く整理したい、自分の限界を知ったとのこと。その後、経営企画室では社長の側で「LAWSONをダイエーから買ってくれ」のような案件が次々持ち込まれ社長がどう悩み判断しているかを学ぶ。2000年代再び中国に1000億円の設備投資、2000億円の売上見込みで乗り込むが、北京と上海の権力闘争に巻き込まれ、早めに損切りして撤退。「何百億かの売上は作って投資した金は回収した。」(1000億投資したんじゃないのかよ?) 官庁の仕事をきっかけに、「こんなことをしててもしょうがない」と中央大学大学院に入り、教授に教えを請い自分なりのコンサルメソッドを確立。コンサル的な業務に携わったのか(?)、「全部自分でやろうとしてたが、人を説得して改革してもらう所作が身に付いた」ワークマンでも自分は裏方に徹し、社長に語らせ、社長が間違ってもみんなの前では指摘せず、社長の口から後日訂正させる。 「データサイエンティストはいらない」代わりに、社員にエクセルを学ばせる。全社員向けは平均90点。難しすぎる試験問題は作らないらしいがHBT分析やらバスケット分析やら入ってる。さらに精鋭20名程度は自分でマクロも組むらしい。 アンバサダーに金銭的報酬は出さない。その方が正直なコメントができるから。代わりに、アクセスが増える手伝いはするし、アクセス増えたか聞いたりもする。
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先週のガイアの夜明けでも取り上げられていましたが、ワークマンプラスという新たな挑戦と、コロナ禍でも続く躍進の理由が詰まった一冊です。
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他のシステムでもワークマンの自動発注システムみたいに欲張らずにスモールスタートで初めればいいのにと思う。作る側からしてもアジャイルので作れて効率も上がるのではないかと思う。善意型サプライチェーンとか過酷ファッションショーとか、発想が面白い。
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記者の筆者が取材した、ワークマンの成功をまとめた本である。 内容としては、ワークマンの独自性・その他との差別化のポイントをまとめた本になっている。 クリエイティブな広告手法、データとフィールドワークの融合、FCで経営している理由は地元に密着させるため、など。 ポイントは、 ...
記者の筆者が取材した、ワークマンの成功をまとめた本である。 内容としては、ワークマンの独自性・その他との差別化のポイントをまとめた本になっている。 クリエイティブな広告手法、データとフィールドワークの融合、FCで経営している理由は地元に密着させるため、など。 ポイントは、 ①同質経営でない独自のポジションを押さえる ②時代の変化を先取りする ③愚直に方針を徹底する 上記が大事とのこと。なかなか難しいが、それをうまく成功に導いている。 目次は以下の通り。 ≪目次≫ はじめに ワークマンとは何者か 第1章 ワークマンを変えた男 第2章 大躍進の裏に「データ経営」あり 第3章 ものづくりは売価から決める 第4章 ファンの「辛辣な文句」は全部のむ 第5章 変幻自在の広報戦略 第6章 店づくりは壮大な実験 第7章 継続率99%! ホワイトFCへの道 第8章 「変えたこと」と「変えなかったこと」 第9章 アフターコロナの小売りの未来
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