ワークマンは商品を変えずに売り方を変えただけでなぜ2倍売れたのか の商品レビュー
図書館リサイクルでもらった本。 ワークマンは歩いていけるくらいの場所にある。 しかし利用するのは仕事着やインナーくらい。どうにも普段着を買うのは憚られる…。という思いがあった。 オシャレなんて何にもわからないけれど、ワークマンで普段着を買ったら何か…と思ってしまう。 現在は、...
図書館リサイクルでもらった本。 ワークマンは歩いていけるくらいの場所にある。 しかし利用するのは仕事着やインナーくらい。どうにも普段着を買うのは憚られる…。という思いがあった。 オシャレなんて何にもわからないけれど、ワークマンで普段着を買ったら何か…と思ってしまう。 現在は、それがワークマン女子とかでイメージも変わってきている。 テレビや雑誌でもよく見かける。 そんなイメージを払拭したワークマンのお話。 あとがきでも書かれていたように、短編小説のように読める作品になっている。 ワークマンの取り組みや考え方は面白くて、また利用したくなってくる。 さて、買おうか迷っていたMA1を買ってこようかな。
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ワークマンは言う。"商品を変えずに売り方だけを変えただけ"だと。とても端的で明解な言葉。だけど、ここまで行き着くまでに、粛々と愚直に突き進み、積み上げてきた実績や信頼があるからこそ、なし得た事なんだ。 地元にもワークマンはあるが、もちろん行ったこともなく...
ワークマンは言う。"商品を変えずに売り方だけを変えただけ"だと。とても端的で明解な言葉。だけど、ここまで行き着くまでに、粛々と愚直に突き進み、積み上げてきた実績や信頼があるからこそ、なし得た事なんだ。 地元にもワークマンはあるが、もちろん行ったこともなく、興味もなかったわけだが、興味本位で足を運んでみると、まぁおもろい!高品質+低価格に加えデザイン性ときた!全てをバランスよく、考え抜かれた商品達。そりゃ売れるわけだ。売り方を変えただけでこれか…。恐るべしだな。 【一言感想】 競合不在のブルーオーシャンを見つけ出す。ここがカギだな。
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記者さんが、たまった取材を本にまとめてみました、といった感じ。基本的に会社に聞いた話がすべて。ただ、ワークマンという会社が個性的なためであろうか、それなりに面白い。 エクセルを使ったデータ経営という話を聞いて興味を持っていたのだが、この本の主題は必ずしもそこではないので、そうい...
記者さんが、たまった取材を本にまとめてみました、といった感じ。基本的に会社に聞いた話がすべて。ただ、ワークマンという会社が個性的なためであろうか、それなりに面白い。 エクセルを使ったデータ経営という話を聞いて興味を持っていたのだが、この本の主題は必ずしもそこではないので、そういった意味では別の本を読んだほうが良かったのかも。 ワークマン、実は入ったことがないので、いっぺん行ってみたいと思わせる内容ではあった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
・ワークマンが変えたこと ①オペレーション(店舗運営)からプロダクト(PB)へ →店舗運営の標準化によるFCからPBを中心とした商品への転換 ②データ経営へ(仮定が間違っていたら、意見を変える) ③本気の経営(社長が率先して最後までやり抜く) ④トレードオフ経営へ →業績を上げる:社員の気合いではなく、経営陣が儲かる仕組みを作る →決算スケジュール:発表を一週間遅らせる(株価に影響なし) ・ワークマンが変えなかったこと ①標準化経営(売場面積、品揃え、店内業務のマニュアル化) ②ローコスト経営(家賃を売上の3%に留める) ③余計な仕事はやらない →社内行事、接待、販促費 →海外展開(インバウンドで気に入った人は買ってくれる、ネットで販売する) ④ステークホルダーは長期固定(FCロイヤリティー比率は一定、コンビニと異なる)
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ワークマンで社員全員がエクセルを活用しデータ分析をしている、というのはなんとなく聞いたことがあって、その詳細が知りたくて手に取りました。 分析に特化した本ではないですが、改善志向が強い会社でそれをスピード感を持って行うため、エクセルというツールが選ばれ、また活きているのだろうと感...
ワークマンで社員全員がエクセルを活用しデータ分析をしている、というのはなんとなく聞いたことがあって、その詳細が知りたくて手に取りました。 分析に特化した本ではないですが、改善志向が強い会社でそれをスピード感を持って行うため、エクセルというツールが選ばれ、また活きているのだろうと感じました。企業文化が先で、それに合ったツールを広めることで、それを飛躍させられるのかなと。 こんなことをやりました、中心のエピソードベースの本ではありますが、見習える部分はあり参考になりました。、
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どの章も小売業に携わる者として興味深かった。 ワークマンが急成長をした理由を、土屋氏の登場から順を追って説明しているため非常にわかりやすい。 昔のワークマンはオペレーション(店舗運営)能力、例えば商品の標準化などは非常に高かった。しかし、商品を変えず、品揃えを変えたワークマンプ...
どの章も小売業に携わる者として興味深かった。 ワークマンが急成長をした理由を、土屋氏の登場から順を追って説明しているため非常にわかりやすい。 昔のワークマンはオペレーション(店舗運営)能力、例えば商品の標準化などは非常に高かった。しかし、商品を変えず、品揃えを変えたワークマンプラスの出店という業態変化がワークマンの売上を大きく変えた。 以下全て納得感と興味深い内容でした。 従業員への教育(データ経営) 善意型サプライチェーン 独特な宣伝方法(大成功)
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2022年11月10日読了。ガチの職人が道具を求め訪れる「ワークマン」が、いかにして人気アパレルブランドとなったか、その工夫を進撃の立役者・土屋専務が語る本。やることなすことピタピタとはまった、という風に見えるが、「自社の強みを見定め、顧客を再定義して競争の激しくない領域に乗り出...
2022年11月10日読了。ガチの職人が道具を求め訪れる「ワークマン」が、いかにして人気アパレルブランドとなったか、その工夫を進撃の立役者・土屋専務が語る本。やることなすことピタピタとはまった、という風に見えるが、「自社の強みを見定め、顧客を再定義して競争の激しくない領域に乗り出す」という教科書通りの戦略を愚直に実行したことが勝因なのか。本人曰く「2年間ぶらぶらしていた=観察して戦略を練った」こと、Excelでのデータ分析・活用を現場に浸透させるというアイデアを社長を巻き込んで進めたこと、などが勝因なのか。「プロが愛好する高品質」というワークマンのアイデンティティを、出店先のモール側から指摘されて気づいた、というエピソードも面白い。明快な仮説を立てて実行してみてフィードバックを得る、というループが重要なのだな。
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開発部署にいるので、ワークマンには注目していますが、改めていろいろな取り組みや社風なんかを垣間見て、なんか本当ワークマンってすごいなぁという、頭悪い感想が出てきてしまうのですが(笑) これをマネしてもダメなんだろうけど、いろいろな本質を見極めてワークマンらしさを作っていっているん...
開発部署にいるので、ワークマンには注目していますが、改めていろいろな取り組みや社風なんかを垣間見て、なんか本当ワークマンってすごいなぁという、頭悪い感想が出てきてしまうのですが(笑) これをマネしてもダメなんだろうけど、いろいろな本質を見極めてワークマンらしさを作っていっているんだなぁと。 どうしたらこうなれるのか、、、 すごいなぁと思いつつも圧倒されて絶望感すらも感じるw
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仮説思考研修の中で紹介された一冊。 既存の強みをそのまま活かし、ポジショニングの戦略で劇的に成長させている。 ドメスティックを宣言しているにも関わらず、会社の思想はどこか欧米的なものを感じた。
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経営理念、商品開発姿勢など、広くまとまっている。 長続きする企業は、こういう企業なのかも。 まず値段を決めて商品開発する。 世界中のあらゆる商品をベンチマーク。
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