老人と海 の商品レビュー
まあヘミングウェイだ。ノーベル賞作家だ。流石というか人物描写が素晴らしい。 映像が目の前に広がってグイグイと惹き込まれる。短い作品なのであっと言う間に読み終える。読書の苦手な子どもの夏休みの課題として適切だなー、これだとAIに頼んなくてもいいな〜、とどうでもいいことを思う今日この...
まあヘミングウェイだ。ノーベル賞作家だ。流石というか人物描写が素晴らしい。 映像が目の前に広がってグイグイと惹き込まれる。短い作品なのであっと言う間に読み終える。読書の苦手な子どもの夏休みの課題として適切だなー、これだとAIに頼んなくてもいいな〜、とどうでもいいことを思う今日この頃であった。
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特に何か大きな事件が起きるわけでも、大どんでん返しがあるわけでもないけれど、今までわたしが読んできたどの本とも違う良さがあった。 自然の雄大さ、強さとか、年を重ねた老人の思慮深さや力強さを全体を通して確かに感じられた。 世界の名著みたいなのは今まであまり読んだことがなかったけれ...
特に何か大きな事件が起きるわけでも、大どんでん返しがあるわけでもないけれど、今までわたしが読んできたどの本とも違う良さがあった。 自然の雄大さ、強さとか、年を重ねた老人の思慮深さや力強さを全体を通して確かに感じられた。 世界の名著みたいなのは今まであまり読んだことがなかったけれど、こういう本が名著として評価されていることを嬉しく思った。 薄いが決して読みやすい本ではないのでちょっとずつ何日もかけて読むのがおすすめ
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読みにくかった。 釣りや船にまつわる用語の意味がわからず、状況の想像がつかない場面が多々あった。 逐一調べながら読んで、読破まで時間がかかったけれど新しいことを知る楽しみはあった。 考えても仕方ないことを考えては、いやいやそんなことは考えるな、と思い返したり、自分を爺さんと呼んで...
読みにくかった。 釣りや船にまつわる用語の意味がわからず、状況の想像がつかない場面が多々あった。 逐一調べながら読んで、読破まで時間がかかったけれど新しいことを知る楽しみはあった。 考えても仕方ないことを考えては、いやいやそんなことは考えるな、と思い返したり、自分を爺さんと呼んで奮い立たせたり…老人の頭に浮かんだことをすべて書き出したようなモノローグがリアルで面白かった。
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綺麗な装丁に惹かれ初ヘミングウェイ。 84日も不漁な漁師の老人と海での獲物との駆け引きが話の大半を占める。 話の大筋は至ってシンプルだが、純粋に面白い。 おじいちゃんが、老い、誇り、寂しさとか、色んなものと海上で戦うが、その結末は…。
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老人と海のラブストーリーと翻訳者の解説にあるが、確かにそんな感じだなと思った。個人的には魚とのラブストーリーというか、宿命の闘いみたいな感じだと思ったが。 翻訳者の解説も面白いのもよかった。 描写がとても細かく、情景を思い浮かべ易いが、読むのが一部面倒になった点もある。ライトノ...
老人と海のラブストーリーと翻訳者の解説にあるが、確かにそんな感じだなと思った。個人的には魚とのラブストーリーというか、宿命の闘いみたいな感じだと思ったが。 翻訳者の解説も面白いのもよかった。 描写がとても細かく、情景を思い浮かべ易いが、読むのが一部面倒になった点もある。ライトノベル等を読み慣れている人は、こういった細かい描写はしつこい、と思ってあまり好きではないかもしれない。
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意外と短いページ数だった。 端的にまとめてしまうと2ページくらいで終わってしまいそうな物語。 私的には分かりづらいストーリーだったから、どうしてこれが読書感想文によく使われるのか微妙だった。 結局、老いがテーマってこと?何度も若者がいたらなぁっていう描写があったけど。これでど...
意外と短いページ数だった。 端的にまとめてしまうと2ページくらいで終わってしまいそうな物語。 私的には分かりづらいストーリーだったから、どうしてこれが読書感想文によく使われるのか微妙だった。 結局、老いがテーマってこと?何度も若者がいたらなぁっていう描写があったけど。これでどう読書感想文を書くのだろう、、学生の頃読書感想文苦手だったからなぁ、今も思いつかないや。 なるほどね、'自分だったらどうするか'が考えやすいからか。
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老人 といいながら、青春しているようだった "太陽や月や星を殺さなくていいのは嬉しいことだ。海で暮らし、これぞ兄弟と思える魚たちを殺す、それ以上何を望むことがあろうか。" "叩き潰されることはあっても、負けやせん。"
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当たり前の事だが、モノクロの文字の羅列からこんなにも力強く色彩豊かな海、風、魚、鳥、光、血が頭に浮かんでくるのに驚く。ただただ飲み込まれる。 まさに「死闘」であった漁から街に帰ったとき、少年と一緒に思わず涙ぐんでしまった。
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一冊かけて巨大魚と闘ってる、ハードボイルド男気小説。でも意外と暑苦しくなく、慈愛を持って海に語りかけてる感じはよかった。自分も巨大魚に引っ張られて航海してる気になれた
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サンチアゴとカジキの(時間的にも距離的にも)長い闘いが描かれているはずなのに、なぜかそれが読んでいる間に感じられなかった。 サンチアゴとマノーリンや村人との関係は具体的には描かれないが、漁の様子がやけに具体的なせいか、描かれた数日にしかピントが合わず、老人(サンチアゴ)と海の関係...
サンチアゴとカジキの(時間的にも距離的にも)長い闘いが描かれているはずなのに、なぜかそれが読んでいる間に感じられなかった。 サンチアゴとマノーリンや村人との関係は具体的には描かれないが、漁の様子がやけに具体的なせいか、描かれた数日にしかピントが合わず、老人(サンチアゴ)と海の関係性がイマイチ掴みきれなかった。 翻訳ノートの大半が、当時の大リーグに関する具体的解説で、そこの解説は必要か?と思った。野球や大リーグをある程度知っている人であれば、サンチアゴの話から当時の様子が推測出来るし、野球や大リーグが分からない人にとっては伝わらない解説だと思った。
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