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老人と海 の商品レビュー

3.8

305件のお客様レビュー

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2020/08/08

老人とは思えない集中力と、執念で一人で大物中の大物を釣り上げる話。 釣り上げたあとはどんどん減ってしまって、ここまでの苦労とか悲しくなりましたが、村に着いたあとちゃんとこれだけの大物を釣ったという事実は残ってて救われました。

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2020/08/06

表紙に惹かれて 老人と海と魚と それしかないが、それだけでしっかりとした情景を思い浮かべられる それこそが、不朽の名作たる所以なのかと感じた 信念を持った老人の生き様にも心打たれた

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2020/08/03

表紙の美しさに惹かれ購入。短くてすぐ読めました。海の上に自分が今の今まで居たのを感じた。あっと引き込まれた。新約ありがたいです。

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2020/08/01

短めで文章が分かりやすく、読みやすい作品だった。 老人は海の上でずっと孤独だがどのようなことがあってもめげることなくやり遂げていて少し見習わなければと思った。 しかしやはり僕は老人思いで優しい男の子が1番好きだ。 それにしても運とはなんだろうか、、

Posted byブクログ

2020/07/28
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※このレビューにはネタバレを含みます

‪チャンスをもぎ取ったのも束の間、呆気なく手から溢れ落ちてゆく成功はどこにでも誰にでもあることで、老人は疲労困憊でなんなも言えなくなるけど、挑戦した事実は消えない。 こんなに頁数少ないのにひとりの人生全部が詰まってて、読み終わった後の寂しさと満足感で心の中がぐちゃぐちゃだった。 8割型老人の行動と心情で締められているのに、どうしてこんなに面白いんだろう? 夢中になって読んでしまった。 漁師になるって本当に大変だ。 当たり前だが、今の時代の漁師よりもずっとずっと大変だったはずだ。 自分にどれだけ確かな実力があったとしても、必ず結果が伴うわけじゃない。 そんな厳しい世界で老人は真摯に生きて生きて、生きてきた。 人生は厳しい。 でも、そんな苦境に立たされた時、誰かが隣にいれば、乗り越えられるものもあるはず。 確かに寂しい後ろ姿でも、老人を見守る少年がいたように、少し希望がある未来が見えるような、そんなラストだった。

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2020/07/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

名前は知っていたけど、内容を全くしらなかったので新潮文庫から新訳が出たと聞き読んでみた。 率直な感想は驚き。 読む前は老人が海へ出て大魚を無事釣って、何事も諦めるのは良くないな! と言う様な教訓物かと思っていたら、 大魚と死闘の末兄弟とまで思う程心を通わせた戦友のような大魚を港に帰り着く前にサメの群れに食べ尽くされて、ボロボロになって帰ってくると言う想像もしていなかった展開に… 呆気ないほど悲しく虚しさを漂わせて話は終わり、何だか違う意味で心に残った。 ここから教訓を学ぶべきとかそういう大層な物を求めて読書はしていないので、率直に予想外の展開と漂う虚しさに心がうわっと感じた。

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2020/07/23

海に一人で出た老人の孤独感が伝わってくる。 カジキとの死闘を繰り広げた後の展開にも心を動かされた。作品に入り込み、読み終わった後こみ上げてくるものがあり動けなくなってしまった。それくらい魅力的な作品だと思う。

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2020/07/23

 84日間不漁が続いた老漁師と、巨大なカジキのプライドを賭けた死闘が、美しい海や魚たちと共に活きいきと描かれる。ヘミングウェイ自身の釣りの経験が、そうした描写に役立っている。

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2020/07/22

高見浩さんの新訳で4月に登場したので約30 年ぶりに再読。初めて読んだ時は、老人の戦いと最後に残った虚無感と生きることの力強さを漠然と感じた。この年になって読んでみると自分への自信と相手への友情に近い尊敬の気持ち、ヘミングウェイならではの尊厳(dignity)も読み解けた気がする...

高見浩さんの新訳で4月に登場したので約30 年ぶりに再読。初めて読んだ時は、老人の戦いと最後に残った虚無感と生きることの力強さを漠然と感じた。この年になって読んでみると自分への自信と相手への友情に近い尊敬の気持ち、ヘミングウェイならではの尊厳(dignity)も読み解けた気がする。常に戦う男ヘミングウェイが最後にライオンの夢を見ていた終わり方の余韻に浸りたい。

Posted byブクログ

2020/07/19

老人と海/ヘミングウェイ 困難を乗り越えようとする老人の言葉には、学ぶことがたくさんあった。 描写が実体験しているかのようにリアルで、圧倒される。海の匂いを感じながら、じっくり読んだ。

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