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老人と海 の商品レビュー

3.8

305件のお客様レビュー

  1. 5つ

    62

  2. 4つ

    116

  3. 3つ

    87

  4. 2つ

    14

  5. 1つ

    1

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2020/09/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

漁師をしている老人の話。 海、漁の描写がすごく力強くもあり綺麗だった。 あれほど頑張ってとったカジキなのに最後の結末で切なくなった。

Posted byブクログ

2020/08/30

とても純粋な老人。そして彼を尊敬している少年。 登場人物は主にこの二人。 漁師である老人のある漁の数日間の格闘を描いた小説。 入り込みやすいし、わかりやすい。 あとがきに訳者の解説や、ヘミングウェイの遍歴を載せているのも、この作品が長く愛され、研究されてきたあらわれでしょう。 洋...

とても純粋な老人。そして彼を尊敬している少年。 登場人物は主にこの二人。 漁師である老人のある漁の数日間の格闘を描いた小説。 入り込みやすいし、わかりやすい。 あとがきに訳者の解説や、ヘミングウェイの遍歴を載せているのも、この作品が長く愛され、研究されてきたあらわれでしょう。 洋書の訳書は、読みにくい、わかりにくい印象を持つものがほとんどだか、これは短いし、読みやすい。 そして、老人、少年の何気ない野球の会話など日常を感じさせてくれて、なんとも微笑ましい。

Posted byブクログ

2020/08/29

洋書特有の、絶妙な味のある日本語が好きなので、とても楽しく読めました。ぬるりと始まって、急展開し、落ち着いたかと思うとまた変化し、最後は凪のように優しく終わります。そんな構成がとてもそそられるもので、一気に読んでしまいました。

Posted byブクログ

2020/08/24

海の描写がとてもリアルだと思ったら、解説を読んで納得。 漁師の老人が大魚とたたかう場面が手に汗握るものだっただけに、漁のあとの場面が胸が潰れそうになるほどしんどかった。自然の中で生きるというのは、本来こういうことなのかもしれない、とも。

Posted byブクログ

2020/08/20

老人とカジキの生と誇りをかけた闘い、海との対話が端正な文章で描かれる。無骨であるようで感情に満ちた美しい作品。 大海原に浮かぶ小舟の上で波に揺られる感覚が抜けない。ずっと息苦しかった。

Posted byブクログ

2020/08/15

物語の前半の方は、あまり変化がなく、ずっと同じような場面の描写が続いて、ペースが進まず、時間があるときじゃなかったら、もう途中で投げ出していたと思う。 後半から、どんどん老人の気持ちになって、自分も海にいるかんじになり、老人を応援していた。 漁師の老人が、自分よりも遥かに大きく...

物語の前半の方は、あまり変化がなく、ずっと同じような場面の描写が続いて、ペースが進まず、時間があるときじゃなかったら、もう途中で投げ出していたと思う。 後半から、どんどん老人の気持ちになって、自分も海にいるかんじになり、老人を応援していた。 漁師の老人が、自分よりも遥かに大きく、強い相手(魚)に対して、経験と知力、そして何よりも心のコントロール(内面と向き合い、自分との対話)で闘い、困難を乗り越えていく。 老人が自分自身を励ましているのを読んで、祖母が昔、祖母自身に対して、ありがとうと話しかけていたのを思い出した。 大事なのは、心かな。

Posted byブクログ

2020/08/14

老人が大魚との戦いが大体を占めている物語。 少年の老人に対する尊敬や信頼、労りが凄かった。老人も少年を信頼していて、大魚との戦いの最中何度も少年が居れば、と嘆いていたのが印象的だった。 でも正直退屈に感じてしまったのは、僕がまだまだなのだと思う。数年後にまた読み返してみたい。

Posted byブクログ

2020/08/13

名作巡り2冊目 直向きに漁を行う老人が、持てる限りの知識と体力を振り絞り、大魚に挑むという内容。 なんとか大魚を釣り上げるも、ラストの儚さは漁のリアルを感じた。 また、ヘミングウェイ自身が釣り好きであったことから、海上での出来事が細かく描写されていて、イメージしやすかった。...

名作巡り2冊目 直向きに漁を行う老人が、持てる限りの知識と体力を振り絞り、大魚に挑むという内容。 なんとか大魚を釣り上げるも、ラストの儚さは漁のリアルを感じた。 また、ヘミングウェイ自身が釣り好きであったことから、海上での出来事が細かく描写されていて、イメージしやすかった。 ページ数が少なかったので、気軽に読めた。

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2020/08/12

たまには名作を読まないとね と思って読み始めたけど はっきり言って序盤は退屈 野球の話とかわからないし… 何度も眠りに落ちた 中盤は延々と大魚との根比べ 並びに老人の一人言 やはり退屈 終盤 燃えた! どちらが先に力尽きるか 老人!どこにそんな力が残ってたんだ! と、大興奮...

たまには名作を読まないとね と思って読み始めたけど はっきり言って序盤は退屈 野球の話とかわからないし… 何度も眠りに落ちた 中盤は延々と大魚との根比べ 並びに老人の一人言 やはり退屈 終盤 燃えた! どちらが先に力尽きるか 老人!どこにそんな力が残ってたんだ! と、大興奮 この決して諦めない海の男の矜恃が この本の真髄なのかな

Posted byブクログ

2020/08/10

表現が簡潔な分、老人の孤独さを感じた。 そして1人で戦ったからこそカジキを捕まえることができたのだと思う。 最初はあの子が居てくれたら、、、と弱音を吐いているけど、漁が進むにつれてだんだん精神が強くなっていく感じがする。 結果だけを見れば残念かもしれないけど、残骸の大きさでど...

表現が簡潔な分、老人の孤独さを感じた。 そして1人で戦ったからこそカジキを捕まえることができたのだと思う。 最初はあの子が居てくれたら、、、と弱音を吐いているけど、漁が進むにつれてだんだん精神が強くなっていく感じがする。 結果だけを見れば残念かもしれないけど、残骸の大きさでどれくらいの獲物だったか把握できるだろうし、誰しもがどれほど大変だったか想像し、感嘆してしまうと思う。 「運なんてくそくらえだよ。」という少年の言葉が好き。 結果が全てじゃない。

Posted byブクログ