破局 の商品レビュー
文章一つ一つに宿る魂がすごいって感じ。 内容としては、恋も、セックスも、友人も、ラグビー部での出来事も、自分が確立されてないからゴタゴタ、破局という感じ。 「自分」をもつって大事。
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かなり前に読みおえて、個人的には特に物語が面白く感じれなく、なんとも言いがたい気持ちになったため、感想を書かず、他の人のレビューも読ま無いまま長い期間長い期間置いてしまっていたため、具体的に何が自分には合わなかったのかが漠然で言い表し難いから、いつかもう一度再読してみる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
慶應生は必読。 体の相性、夜の頻度がいかに大事かを考えさせてくれた。話しづらい部分だけど、2人のためには不可欠。 ストーリー云々というより、言い回しや文章構成に村上春樹みを感じた。
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3.0 大学、体育会系男子の破綻を描く。こんな奴いる?って思う。相手を思いやることと性の欲求は矛盾する場合もある。恋愛で人生破綻したくないなあ。
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主人公がただただ気色悪い 嫉妬と妬みで作り出した偏見の塊のようなキャラに思えた なので結末に対しては、まぁこうなるだろうなとしか思えなかった 文章は読みやすかったが、意味のない文が多く思えた
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この小説を読んで特に感じたものはなかった。それは自分の読解力がないだけなのかもしれない。 文章を読んでいてこの辺気持ち悪い、この人は何を考えているのかなどということは感じたが全体として作者が伝えたいこと、メッセージが全くわからなかった。
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主人公が苦手。 だけど、無関心の塊だからそうみえるだけで、 関心があるものとないものに対する物事の見方はこれだけ違くて、みんな少しくらいもってる部分
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テーマも文体も読みやすい作品で、スラスラと読了。 だけどどことなく不気味さを感じる。 読了後、解説を読んだりすると納得する「不気味さ」のワケ…それは主人公の「無機質さ」。 感情の起伏がなく、行動をルールや言いつけに沿って行う。そういう描写が散りばめられてる。 一見すると、普通...
テーマも文体も読みやすい作品で、スラスラと読了。 だけどどことなく不気味さを感じる。 読了後、解説を読んだりすると納得する「不気味さ」のワケ…それは主人公の「無機質さ」。 感情の起伏がなく、行動をルールや言いつけに沿って行う。そういう描写が散りばめられてる。 一見すると、普通に思える主人公。一度読んだだけではうまく言語化できない不気味さ。 でももう一度、色んな描写を振り返ることで見えてくる歪さ。それがこの本の面白さなのかなと。 一度読んで面白い!となる大衆文学とかちょっと異なる、これこそが芥川賞受賞作なのか…
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女性に対してなめてるというか、無防備というか。 男ってこんなもんだよなぁとある意味納得した。 こういうなんてことない作品を描けるのは才能だなぁ。
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情景や状況の描写が曖昧で不完全なのは、陽介が外界をおぼろげにしか捉えていないからなのだろう。 涙を流している理由を考えたときに、「悲しむ理由がなかった。悲しむ理由がないということはつまり、悲しくなどないということだ。」と晴れやかな気分になる恐ろしさ。 茫洋とした人間の破局なの...
情景や状況の描写が曖昧で不完全なのは、陽介が外界をおぼろげにしか捉えていないからなのだろう。 涙を流している理由を考えたときに、「悲しむ理由がなかった。悲しむ理由がないということはつまり、悲しくなどないということだ。」と晴れやかな気分になる恐ろしさ。 茫洋とした人間の破局なのでいまいち落差が掴めないというか、最初から最後までよくわからなさを味わった。
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