破局 の商品レビュー
奥が深い作品なのだと思う。ただ、自分の読書力のなさゆえ難しい。もっと力をつけてから改めて読み返したい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ラグビー、筋トレ、セックス。 自分の大学生活を構成する要素を己自身の行動によって全て失う主人公。 所々にあった「かくれんぼが得意」や「見つけるのが得意」という描写、ゾンビのくだり、ストーカーの話などは自分には何の暗喩か理解できなかったので考察の余地あり。
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ごく普通にある学生時代の話しを描いたものでこれと言った感銘は受けなかった。 芥川賞受賞となると硬いイメージだかホント普通の作品だった。
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散々な評価だが、私は意外と好きだ。 大学生ならではの思考回路、社会に揉まれてなくて擦れてない、けど何処か傲慢な態度、底なしの性欲。綺麗に書かれていないところに好感をもった。 あんなに自信をもっていた主人公が、コーチとして 指導した後輩が練習後に倒れていた様子と同じように、最後...
散々な評価だが、私は意外と好きだ。 大学生ならではの思考回路、社会に揉まれてなくて擦れてない、けど何処か傲慢な態度、底なしの性欲。綺麗に書かれていないところに好感をもった。 あんなに自信をもっていた主人公が、コーチとして 指導した後輩が練習後に倒れていた様子と同じように、最後は地面に寝そべって終わりになるのが対比と伏線を感じて面白かった。
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第163回芥川龍之介賞受賞作品。 主人公は元ラガーマンの大学生で公務員を目指している陽介。 日課は筋トレ、性欲が強く、麻衣子と灯、二人の女性の間を行き来する。 小説として面白いかと言えばそうでもないのだけれど、自分を俯瞰して捉える陽介の独特な感じと、登場人物達それぞれに感じる...
第163回芥川龍之介賞受賞作品。 主人公は元ラガーマンの大学生で公務員を目指している陽介。 日課は筋トレ、性欲が強く、麻衣子と灯、二人の女性の間を行き来する。 小説として面白いかと言えばそうでもないのだけれど、自分を俯瞰して捉える陽介の独特な感じと、登場人物達それぞれに感じる違和感、奇妙な展開は今村夏子テイストを感じ惹かれるものがある。 前作の「改良」もインパクトがあったが、本作も先が全く読めない未知数の恐怖を感じゾクゾクする。 終始淡々と物語は進んで行くが141頁の短い作品の中に何とも言い難いむず痒さと不思議な感覚を味わえる。
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後味最悪。性描写が多いので生徒には勧めない。自分の挙動を細かく書きすぎておかしくなりそうな気がする。なってたし。
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理解できているかどうかはわからないけど、 割と好きな作品だった。 文体が好き。 頭でっかちなのか感覚的なのかわからない主人公に、 自分の中にも、理性で押し殺しているかもしれない狂気のかけらみたいなものがあるかもしれないと感じた。みんな紙一重のところで生きているのかな。 朝に見て...
理解できているかどうかはわからないけど、 割と好きな作品だった。 文体が好き。 頭でっかちなのか感覚的なのかわからない主人公に、 自分の中にも、理性で押し殺しているかもしれない狂気のかけらみたいなものがあるかもしれないと感じた。みんな紙一重のところで生きているのかな。 朝に見ていたテレビに出ていた重盛さと美さんと 灯ちゃんのイメージがなんとなく重なった。
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基本私はセックスの話は好きだけど、これはなんか中身スッカスカで面白くなかった。大学生のキモいところを凝縮しましたみたいな本。
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キモくてリアルでよかった 遠野さん作品はこれで三作目かな 相変わらず文体が不気味で惹き込まれた 解説まで読むべき
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どう捉えたら良いものか。遠野遥さんの本は4作品目おそらくほとんど読んでるんじゃないかと思うが、これぞ遠野遥さんぽい作品。そして芥川賞受賞作品。うーん。 何を描いてるのか、わかりにくい所が遠野遥さんの面白い、気に入っている所なので読んで良かった。 この部分の話は何の為に必要だったの...
どう捉えたら良いものか。遠野遥さんの本は4作品目おそらくほとんど読んでるんじゃないかと思うが、これぞ遠野遥さんぽい作品。そして芥川賞受賞作品。うーん。 何を描いてるのか、わかりにくい所が遠野遥さんの面白い、気に入っている所なので読んで良かった。 この部分の話は何の為に必要だったの?といういう話が多い。というか、そういう部分がほとんど。でもそれが遠野遥さん。 何度、遠野遥と書いたのか。やっぱり好きなんだよなぁ。
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