白馬山荘殺人事件 新装版 の商品レビュー

東野圭吾(著者)

2024/05/11

1年前にペンションで自殺したとされる兄から届いた手紙。死の真相を探るために現場のペンションに友人と向かうことに。しかしそこで待ち受ける新たな殺人、マザーグースの暗号、密室の謎。

マザーグース、昔図書館にあって読んだなーと懐かしくなった。
暗号はいまいちわかりづらい。馴染みがないのと英語だと微妙にわからん。

犯人はなんとなーくあの人かな？って思ってたら合ってた。もう1人はノーマーク。

割と刑事達が有能。ちょっと嫌なやつ感あるけど。

マリア様って結局意味なかったの？と思ってたらちゃんと回収してくれた。
イギリス人の奥さんの執念がすごい。どういう気持ちだったのかな…。

なんとなく女は怖いなあって気がしてきたな

2024/05/09

序盤はどこかRPGの様なストーリー展開で懐かしさを感じつつ、中盤に掛けては暗号解読に向けての一本勝負。トリックや最後のどんでん返しみたいなミステリーを好む方にはあまりお勧めしない。再読は無しですなあ。

2024/05/08

2人の女子大生が死んだ兄の追っていた暗号と死の謎を解くために人里離れたペンションで奮闘する。そしてその暗号の答えは…。

事件が解決した後に様々な事柄が明かされ、更に更に暗号の本当の…など自分好みの展開で楽しめました。

2024/05/04

クローズドサークルっぽいので読みたくなった。(クローズドサークルではなかった)

登場人物がセリフを話しているだけという感じで、山荘という面白い設定なのに没入感が全く感じられない。ストーリーは面白いので最後まで一気に読んだ。

この暗号を解ける人はいない。
というか、読者に解かせる気が全くない。
作者の考えた難解すぎるトリックを読まされている感覚。

伏線があちこちに張られていて、正々堂々と読者に挑むスタイルが好きだ。
トリックを知った時に「うゎーやられたー」というような感覚が好きでミステリーを読んている。

この本はそのどちらもでもなく、私の好きなミステリーではなかった。
『仮面山荘殺人事件』と『ある閉ざされた雪の山荘で』はすごく面白かったので、初期の作品は合わないのかもしれない。

2024/04/22

マザーグースの謎が少し分かりにくいけど、1つの事件を追う過程で、過去の事件との繋がりが判明したりと、読むほどに事件が立体的になっていくのが面白かったです！真琴がかっこいい。

2024/03/30

山荘設定が好きなので楽しめました。すごいと思ったのは怒涛の伏線回収。エピローグが1、2、3…とあるような…終わったと思ったら衝撃の事実が短いながらにポロポロと…。トリック等は普通かなぁと思うのですが、起承転結の結でこれだけ「え！？あ！？え！？」となったのは初めてでとても楽しかったです。

2024/03/24

良くも悪くも新本格ミステリー。新本格というジャンルは往々にして「リアリティがない」「人間が描けてない」という批判を受けますが、本書にもその批判があてはまります。
トリックのためにストーリーと登場人物があるように感じました。
特に主人公の兄が旅に出た理由を考えると、ラストで明かされるとあの人との関係は違和感しかなかった。
トリックは密室殺人とマザー・グースの暗号解読の二軸。
マザー・グースの方は法則性があるわけではなく、こじつけ。あれ正解できる読者いるんだろうか。
小説として不満はあれど、結末をを予想しながら楽しく読むことができました。

2024/03/24

暗号と密室、ミステリーの王道が満載で最高でした！マザーグースを使った暗号はややこしくて（若干こじつけ感はあったけど…）、おもしろくて、読み応えがあります。

殺人事件が解決したあと、「結局マリア様の角は何だったの…？」と思っていたら、最後に伏線回収され、最後の最後まで楽しめました。あと、毒入りペンダントに込められた意味が怖い…。

新装版デザインも素敵で気に入っています。

2024/03/12

1990年に発表された作品だが、古さは全く感じなかった。
現在の2024年に新作だと言って発表されたとしても、違和感なく読むことができるのではないか。
密室や暗号など、ミステリファンにとっては歓喜する内容ではあったが、それがなくともストーリーだけでも十分に楽しむことができた。
山荘物は面白い。

2024/03/10

こちらも卒業同様かなり好きな作品でした。
マザーグースはあまり知らなかったけど訳し方によって意味合いが少し変わるのとか面白い。
一緒に謎解きしていく感覚で引き込まれていきました。
最後までそんなところまでと思わせるポイントがあって面白かったです。