ラジオ・ガガガ の商品レビュー
ラジオにまつわる短編六篇。ラジオはあまり聞くことはないんだけどたまには声に耳を傾けるのも良いかもと思わせる作品です☺
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ラジオリスナーとしては、少し悲しいストーリーが続くのがちょっとだけ寂しい。自分の内側に向いた、ラジオというものをうまく表しているとも言える。でも、もっとバカでのほほんとしたラジオもあるよ
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ラジオにまつわる短編集。 1話目が一番好きかな。近づきつつある道だからか高齢女性の話に敏感なこの頃。なんだかんだで良いじゃないと思っていたら切なくてグッときた。 今まで時々ラジコで聞く程度だったけど、ラジオ聞きたくなりました。 原田ひ香さん、他にも読んでみたい本が続々。
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ラジオを聴きたくなりました。 いろんな人の人生に寄り添ってくれる深夜のラジオ。 配信もいいけれど、ラジオを聴く夜もあってもいいなあ。
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ラジオ好きなので本書を手に取りました。 原田さんはきっと深夜ラジオとNHKラジオドラマがとてもお好きなんだろうなあと分かりました笑 ラジオで曜日感覚合わせる感じとか、番組表が頭の中に浮かんでくる感じとか、その辺の感覚に共感できて嬉しかったです。
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ラジオに関わる6つの物語。 ラジオが重要な役割を果たすけれど、 主役というわけではない。 あくまで人の物語である。 ただそこにラジオがある。 映像は大きなインパクトがある。 僕らの生活そのものに大きな影響を与える。 映像に心と頭が引っ張られる。 時には身体ですら縛られる。 一方...
ラジオに関わる6つの物語。 ラジオが重要な役割を果たすけれど、 主役というわけではない。 あくまで人の物語である。 ただそこにラジオがある。 映像は大きなインパクトがある。 僕らの生活そのものに大きな影響を与える。 映像に心と頭が引っ張られる。 時には身体ですら縛られる。 一方でラジオは日々を邪魔しない。 静かに寄り添ってくれる。 やるべきことの背中をそっと押してくれる。 だからラジオを聞いている日々は調子がいい。 自分のやろうと思っていることをやれている。 目指す方向に少しでも歩を進められている。 そうした日々を積み重ねていきたいと思う。 日々は簡単ではない。 なかなか上手くいかない。 それでもひとつずつやっていきたい。 後退は簡単。 落とし穴はあちこちに空いている。 ずるっと落ちる。 たやすく一段二段と下がる。 上るのは難しいのに、落ちるのはあっという間。 欲望に心許せば、簡単に足を踏み外す。 何とか踏み留められるかどうか。 最後の最後で踏ん張れるかどうか。 その時、横にあるのはラジオであって欲しい。 ひっそり、それでいて確かに背中を押して欲しい。
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全6話から成る短編集で、2話までは中々のめり込む事ができず、しばらく積読となりましたが、3話目以降から面白くサラッと読めました。第5話が1番面白かったです。
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『オールナイトニッポンをお楽しみの方に贈り物!?』 随所に実在のラジオ番組が顔を出す6つの短編集。深夜ラジオはあまり聞いてこなかったことをちょっと後悔。人それぞれ響き方は違っても、自分に語りかけてくれるラジオだからこそ心の支えになれるんだと思った。良作でした!
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1番初めのお婆さんのお話が1番好きでした。 あとは浅草キッドとオードリー若林さんのエピソードがいい話でジーンとしました。 ラジオいいですよね。たまに聞きます。 ラジオドラマ、高校生の頃聞いてたなぁー。 青春アドベンチャー。 あれで東野圭吾さんを知ったのです。 そんなことを思い出しました。
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ラジオをテーマにした短編集。 一人、あちこちに登場する人物がいるので、連作短編集の作品も。 芸人さんがパーソナリティを務めるラジオ番組や深夜のラジオ番組をテーマにしたものやラジオドラマのシナリオライターを題材にしたもの、お悩み相談を題材にしたものなど、ラジオといっても様々な切り...
ラジオをテーマにした短編集。 一人、あちこちに登場する人物がいるので、連作短編集の作品も。 芸人さんがパーソナリティを務めるラジオ番組や深夜のラジオ番組をテーマにしたものやラジオドラマのシナリオライターを題材にしたもの、お悩み相談を題材にしたものなど、ラジオといっても様々な切り口から物語が成り立っていて面白い。 誰にでも抱えている悩みや寂しさがあって、そんな時はラジオ番組が寄り添ってくれる。 「三匹の子豚たち」と「昔の相方」が好きでした。
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