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ラジオ・ガガガ 双葉文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2020/05/13 |
JAN | 9784575523546 |
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ラジオ・ガガガ
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ラジオ・ガガガ
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商品レビュー
3.5
41件のお客様レビュー
伊集院光の深夜ラジオが大好きでよく聴いているので、文中に出てきた時嬉しかった! 原田ひ香氏の小説初めて読んだ。 短編6話構成、どれもそれぞれ心に刺さるところがあって面白かった。
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「ラジオ・ガガガ」 著者 原田ひ香 装丁画にちょっと懐かしい気持ちになりますね。 机に向かって勉強の合間にラジオ。昭和かな笑 今は金曜日の午前中のラジオが好きで、家にいる時は何となく聴いています。好きな番組があると、その時間がワクワクしますよね。笑 こちらの本は、私が思うラ...
「ラジオ・ガガガ」 著者 原田ひ香 装丁画にちょっと懐かしい気持ちになりますね。 机に向かって勉強の合間にラジオ。昭和かな笑 今は金曜日の午前中のラジオが好きで、家にいる時は何となく聴いています。好きな番組があると、その時間がワクワクしますよね。笑 こちらの本は、私が思うラジオのワクワク感とはちょっと違っていましたが、一話一話に様々なドラマがあり、夜一話ずつ、ラジオドラマを聴くように愉しみました。 六話の短編の中から、感想を少しだけ。 「昔の相方」の夫婦の関係、いいですね。(*´ω`*) 「We are シンセキ!」レモンさんのお悩み相談。若者の悩みの窓口があることで救われることもきっとありますよね。 今はいつでもスマホで聴けますが、何となくポータブルラジオが欲しくなりました。ボタンではなく、つまみを回して合わせる、懐かしさですね。笑
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
‣ オールナイトニッポンは中学生の頃から、友達に倣って聴き始めた。暗闇の中で耳をすましていると、不思議と頭の中が研ぎ澄まされていいくような気がする ‣ 自分が、自分を小さな人間だって思うのが一番怖かった。そんなこと、気にしている人間だとわかるのが ‣ 本当に、泣きたかった。だけど、裕也はわかっていた。この歌(『浅草キッド』ビートたけし)で泣けるのは、自分のような人間ではないと。精一杯やって、成功できなかった人だけがこれで泣く権利があるのだ。自分にはその資格はないのだ ‣ ラジオドラマには不思議な空気感がある。じっと聴いているうちに、頭の中に小さな部屋ができて、その中で登場人物たちが動き出すような感覚。女性の声で、「FMシアター」というオープニングが始まるとわくわくした ‣ 「リアル」をバカにしていた。現実は、常に自分を抑えて、空気を読んで友だちに合わせなければいけない息苦しいものだった。それだけに、ラジオで、公共の電波で堂々と本音が明かされているのは衝撃的だった ‣ 友達のいじめに悩む私って、優しいでしょう? と自慢しているような、抑えようもない、自意識が声ににじんでいた。その人を知らなくても、顔が見えなくても、いや見えないからこそ、人柄が伝わってしまうことはあるのだ ‣ 好きだから。単純だけど、いい言葉だと思った。本当に好きなら、その効用がなくたっていいのだ、努力することが損だなんて思ったらいけない ‣ 飢えていた。プロットではなく脚本を書くこと、読まれること、放送されること、誰かにちゃんと相手をしてもらえることに ‣ いいものは残るし、ユーチューブだろうがネットの中だろうが、聴きたい人がいる限り、それが生きていくことは否定できないことなんじゃないか。誰にも ‣ 私はもう怖くはないのです。ただ、あなた、お元気で、いつまでもお元気で長生きして。それだけを望んでいる。お元気で、一日でも一分でも長く、ラジオを聴かせてください。そして、私たちを遠くまで連れて行って ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ 登場人物たちの秘めた思いが繊細に描かれた6つの短編集。 日頃ラジオを聴いている方は、何かしら共感できるところがあると思います
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