わたしたちは銀のフォークと薬を手にして の商品レビュー
誰かの期待に応えることが誰かを傷つける 自分の幸せを優先することで他人が傷つく 自分を物のように傷つける誰かも、誰かに物のように傷つけられてる 知世と同世代の時にこれを読めてよかった もう私たちの目の前には、"人生のレール"なんてものは敷かれて無い。自分の生...
誰かの期待に応えることが誰かを傷つける 自分の幸せを優先することで他人が傷つく 自分を物のように傷つける誰かも、誰かに物のように傷つけられてる 知世と同世代の時にこれを読めてよかった もう私たちの目の前には、"人生のレール"なんてものは敷かれて無い。自分の生き方は自分で決めて良いんだ。
Posted by
ほっこりする小説でした。 島本理生先生の作品は、読みやすく、サクッと読めるので好きです。それでいて、読み終えた後には必ず、価値観を改めて考えさせられる…そんな印象があります。 この作品でも、恋愛&結婚、から得られる幸せの本質について、改めて考えさせられました。
Posted by
私も、とてもいい、と思った。椎名さんと知世ちゃん。 最初の章を読んだ時に、もう少しこの2人見てたかったのにな、って思ってたら、次のページに2人の世界が続いてたからとてもうれしくなった。 ある程度大人になっちゃうと、無鉄砲にただ突き進んでいくことはできなくて、予想できないことにぶ...
私も、とてもいい、と思った。椎名さんと知世ちゃん。 最初の章を読んだ時に、もう少しこの2人見てたかったのにな、って思ってたら、次のページに2人の世界が続いてたからとてもうれしくなった。 ある程度大人になっちゃうと、無鉄砲にただ突き進んでいくことはできなくて、予想できないことにぶつかることって実はあまりなくて、ああやっぱりね、になりがちなものだけど。 当たり前なんてほんとはなくて、幸せのかたちなんてほんとにそれぞれで。椎名さんと知世ちゃんが、迷いながらも 、ちゃんと言葉にしながら、伝え合いながら進んでいくところがとてもよくて。 でも2人の根底には、あの最初の焼き鳥屋のストンときた瞬間があって、直感って意外とばかにならないんだぜ。
Posted by
人生において自分で選択すること。それを周りにわかってもらおうと思わなくてもいい。知世にとって椎名さんとの出会いで悩み、迷い、学んだこと。あと食の好みが合う2人のやりとりも読んでいて楽しかった。
Posted by