わたしたちは銀のフォークと薬を手にして の商品レビュー
美味しいものを食べたり いろんなところに旅したり するのが大好きな私にとって 本当に素敵な本だった。 “丁寧に愛したい” “何一つ特別じゃない私と向き合ってくれる、関心と愛情”
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恋に落ちるってこんなにもロマンチックなものなんだと実感した作品だった。知世が終始純粋無垢だったのが好印象で、椎名さんがかっこよかった。僕もこんなふうに素敵な大人になれたらいいな、と思える作品でした。
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30代女性が読むと、心の刺さる言葉が多いと思った どの登場人物にも共感できる 登場人物がお酒をよく飲む点も共感 婚約者がいても年下男子って可愛いな〜とか思っちゃうよね
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インスタで女性が紹介しているのをよく見かけたこちらの本。 3人の女性目線で書かれる 恋愛と結婚を切り離してみるわけにはいかない恋のお話。 他の女性作家さんの恋愛小説に比べて 平凡さを感じます。 それが少しわたしには物足りないかも…? しかし、この平凡さが多くの女性から支...
インスタで女性が紹介しているのをよく見かけたこちらの本。 3人の女性目線で書かれる 恋愛と結婚を切り離してみるわけにはいかない恋のお話。 他の女性作家さんの恋愛小説に比べて 平凡さを感じます。 それが少しわたしには物足りないかも…? しかし、この平凡さが多くの女性から支持され、共感を呼ぶかなと思います。 ひとつ助言とすれば、 フォレストガンプをまだ観ておらずこれから観たいと思っている方は、そちらを先に観てからをお勧めします。
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若い頃のような盲目的な恋愛ではなく、30代だからこそできる大人の恋愛模様を描いた本作。主人公と主人公の妹、友人たちの物語が短編として収められており、どの物語にも思わず共感してしまった。 将来を不安視してなんとなく焦って婚活してしまう人や、周りの顔色に配慮しながら自分の人生を歩ん...
若い頃のような盲目的な恋愛ではなく、30代だからこそできる大人の恋愛模様を描いた本作。主人公と主人公の妹、友人たちの物語が短編として収められており、どの物語にも思わず共感してしまった。 将来を不安視してなんとなく焦って婚活してしまう人や、周りの顔色に配慮しながら自分の人生を歩んでいる人も多いであろう、現代社会に生きる女性のための恋愛小説だと思う。共感できる部分が多く、あっという間に読み終えてしまった。
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初めはまさかのそういう恋愛の話か!と思ったが多角的に色々な登場人物の思いなどが面白かった。 どの立場の人にもいろいろな選択があってその立場になっていて、何かに所属しても孤独があったり、手に入れているようで手に入れてなかったり。 アラサー女子事情のリアルさがありました。
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大人の恋愛が詰まってる。 椎名さんと知世のお話だけじゃなくて、周りの人達の恋愛模様もリアリティがあってよかった。 好きって感情だけじゃどうしようもできないこと、若い頃みたいにうまくいかない恋。 もどかしい、歯痒い、そんな恋。 それぞれの人がそれぞれの生き方を選択して、それで幸せだ...
大人の恋愛が詰まってる。 椎名さんと知世のお話だけじゃなくて、周りの人達の恋愛模様もリアリティがあってよかった。 好きって感情だけじゃどうしようもできないこと、若い頃みたいにうまくいかない恋。 もどかしい、歯痒い、そんな恋。 それぞれの人がそれぞれの生き方を選択して、それで幸せだって思ってるのなら、周りが何と言おうと素晴らしい選択だって思う。
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・文章はあまり好きじゃない。話の内容や雰囲気はまあ嫌いじゃない。 ・知世も、やはり、嫌いというほどでもないけど好きでもない。というかキャラクターにほとんどリアリティを感じられなかったし、感情を投影出来なかった。作者は、主人公をリアリティのありそうな設定(都内で一人暮らしの独身のア...
・文章はあまり好きじゃない。話の内容や雰囲気はまあ嫌いじゃない。 ・知世も、やはり、嫌いというほどでもないけど好きでもない。というかキャラクターにほとんどリアリティを感じられなかったし、感情を投影出来なかった。作者は、主人公をリアリティのありそうな設定(都内で一人暮らしの独身のアラサーのOL)にしたはいいものの、結局肝心のそのリアルを知らなかったのかな。 ・椎名さんは好き。彼の思い遣りや葛藤は比較的丁寧に描かれていたと思う。
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島本理生さんの作品は、なぜこうも自分の奥の方に突き刺さり、そこから優しく体に浸透していくのでしょうか。 今作は、島本作品にハマり、何冊か読んだ中手に取った新しい1冊だった。 これまで読んだものと比べて、優しい物語であるが、優しく、幸せな、暖かい"日常"の中に、...
島本理生さんの作品は、なぜこうも自分の奥の方に突き刺さり、そこから優しく体に浸透していくのでしょうか。 今作は、島本作品にハマり、何冊か読んだ中手に取った新しい1冊だった。 これまで読んだものと比べて、優しい物語であるが、優しく、幸せな、暖かい"日常"の中に、誰もが羨む"幸せ"な中に、二人の間には大きな問題があるわけで、 それがすごく不安なことで涙があふれるけれど、それでも、当たり前にそこにいて、一緒に時間を共有して、このご飯美味しいね。って言える関係が、これといって、特別。ではないけれど、当たり前の日常が愛おしい特別なのだと、気づかせてくれる。 また、主人公を取り巻く女の子たち。 彼女達の恋愛も、愛も、生き方も、 私とは違う人間なはずなのに、なぜか、共感してしまう。 あとがきにて、島本さんが人生で出会う人の中には色々な人がいる。と、書いているが、 この作品を読んで、たしかに、色々な人がいる。わかる。と、思うと同時に、なぜか作品に出てくる彼女たちに、自分を見てしまう気がする。 確実に自分ではないのに、私がいるなぁ。みたいな。 ある意味共感できるという部分があるのは、自分自身が大人に成長しているのか。と、考えさせられた。 銀色のフォークが私の奥の方を突いた。 突かれたのは私なはずなのに、体の奥から甘酸っぱいショートケーキの味が広がっていくような。 そんな、不思議な感じ。
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島本さんは、ナラタージュとファーストラヴしか読んでないけど、これが1番好きでした✩︎⡱ 穏やかにゆっくり進む恋愛小説。 そこには"きゅんきゅん"とか"ドロドロ"とかはなく、優しい空気感が漂う。 だけども抱える問題は大きくて、残酷、、 側から...
島本さんは、ナラタージュとファーストラヴしか読んでないけど、これが1番好きでした✩︎⡱ 穏やかにゆっくり進む恋愛小説。 そこには"きゅんきゅん"とか"ドロドロ"とかはなく、優しい空気感が漂う。 だけども抱える問題は大きくて、残酷、、 側からみれば、なんで?と思う事でも、恋愛ってなかなか抗えないもの。 でも突発的ではなく、ゆっくりお互いの事を考えながら、ひとつずつ自分で選んで進んでいく椎名さんと知世の関係がほんとに素敵でした。 おいしいものをおいしいね!って一緒に食べたり、のんびり旅行したり、そういう事を共有したいって思える相手がいるって、ほんとに幸せだと思う。 人生は選択の連続だけど、何が1番大切なのか、そんな事を考えさせられる大人の恋愛小説でした☆︎.。.:* . 「薄々わかっていた。年収じゃない。顔でもない。いや、外見はちょっと大事だけど、それよりも必要なもの。それは何一つ特別じゃない私と向き合ってくれる、関心と愛情」
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