ハック思考 の商品レビュー

須藤憲司(著者)

2023/12/06

231206054

時間×お金→成果の効率を上げる。セレンディピティと物事の観点、自分の軸が重要。

2022/07/18

とても良いことを言っていたがあまり記憶に残らなかった。記憶に残ったことを以下にまとめる。様々な事柄から品よくに学ぶことの大事さ、よく観察しよく考える事が大事だと思った。
1．物事をよく観察し、横展開できる法則性を身に着ける事（アナロジー志向）
2．儲かるビジネスは、国家、宗教、戦争・・・等の法則がある。それを意識。
3．Marketingで一番重要なのはプレイス。
4．採用は本気でやる。組織の成長段階に応じて、活躍できない人が出てくる。退社もセットに。
5．部長就任のタイミングでしか組織の文化・風土はいじれない。
6．賢い寄りも可愛がられる馬鹿に。

2022/06/13

アイデアを用いて仕事の質や生産性を高める方法が書かれています。

「WHY」で考えろとかよく言われますが、あまりピンとこなくて具体的な実践方法がわからず困っていたのですが、
この本はハックに必要な「世界を疑う」という方法をめちゃくちゃわかりやすく書いてくれていました。

世界を疑うとは？
• 観察　変化を見つけること
• 考察　観察から規則性や法則を導き出すこと
• 推察　問いをたてる
• 洞察　観察、考察、推察を同時に行うことで、目の前に現実に起きた事象と全く異なる因果関係に気づくこと

上記をさらに朝顔の観察や万有引力を例にして説明されています。

他にもスドケンさんが自分の経験から学んだことや、偉人や上司の人などの言葉を引用してビジネスに役立つマインドや方法論を教えてくれて勉強になりました。

一例ですが...
未来のことをある程度予測を立てる時に、歴史を遡って似たようなものを探すという方法も歴史を学ぶの理由として「ビジネスに役に立てること」とは理解していましたが、一段階解像度があがりました。

2022/03/17

本書のハックとは、
ある規則に従うシステムかで、大衆とは違う視点で生産性を大きく向上させること
であり、その考え方を学ぶことができる。
コツコツ、真面目に、が良しとされる文化のなかで、このような狡賢いが正しい考え方もビジネス、人生の中で必要であると考える。
中盤以降は筆者の会社経験の困難やエピソードがあり、経営者、マネージャーの観点でも学ぶ点があった。
ハックの実例集はそのまま流用できるような粒度ではなく、こんな感じですよの紹介程度。

2021/11/03

エレベーターの待ち時間が長い！
とクレームを言われたときの対応
why？長く感じるのが嫌
how長く感じさせなければ良い
×増やす&早くする
○前に鏡を置く

https://note.com/sudoken/n/ne27c7170f02a

2021/08/31

面白かった、勉強になった。ハックの概念、問い、それを見つける視点、ハックの方法、行動するにあたっての大事な考え方などが書かれている

2021/08/21

ハック思考は論点思考

さっとしか読んでない。
新しい発見はあまりなく、評価が★3.2(21/8/21時点)なのも納得。

■概要
システムの隙間に入り込み、インプットをアウトプットに変換する効率を劇的に改善する。この入り込むという考え方がハック思考。
観察、考察、推察、洞察で真因を構造的に紐解くことが大切。

■所感(評価)
新しい発見は無いものの、隙間時間に読むなら良い。『イシューからはじめよ』『論点思考』『戦略脳の鍛え方』の焼き増し&リクルート思考って感じでした。

2021/08/14

ようやく購入したsurfaceで初Kindle読書。
2ヶ月98円キャンペーン中のKindle読み放題で読んだんだけど、これ読めただけでも元取った感がある。

2021/07/30

世界のルール　リソースを投じて、成果を得る　時間×お金→成果

エレベーターの待ち時間が長い・クレームあり→改修には多額の費用→各階に大きな鏡を設置・待ち時間ではなく身だしなみを整える時間　非常にシンプル・むしろくだらない・なのに効果的

世界をHackするための２つのステップ
①世界を違った角度から見つめ、他人が気づいていない規則性、法則に気づく。
②その規則性、法則を構成するシステムのスキマに介入する。

ハック思考　視点の引き出し　方法の引き出し　勇気の引き出し

Volatility　Uncertainty　Complexity　Ambiguity
強制的にガラガラポン　企業寿命は30年から半分へ（リクルートワークス研究所職業寿命50年企業寿命25年のキャリアづくり）　誰もが３、４回転職
今まで想定もしていなかった相手と競争
ハックを日本語に意訳すると知恵　ハッカー、ハッキング：何かを素早く作る、可能な範囲を試すの意
佐藤優「既存の解決策で解決できない問題が生じてきたら、自分達の立っている土俵の方を疑うべきだ」

2005年大英博物館にバンクシーが壁画を置く→持ち込まれることは想定していなかった。

偉人　世界を違った視点で見ていた→後世の人が正しさに気付いた

観察、考察、推察、洞察　①観察（芽がのびた…変化を見る事）②考察（昨日はつぼみ、今朝は花。花は朝に咲くのか？…観察から規則性、法則を導く）
③推察（朝顔がそうなら他の花もそうだろう…規則性、法則の転用先を探す）　④洞察（朝に花が咲くのは朝活動する虫のせい？目の前の事象と異なる因果関係に気付く）

今の時代の新しい①信仰心…アイドル、ブランド②中毒…ゲーム③資源…ビットコイン④税金…Amazon、iPhoneの課金

リクルート、じゃらんの宿　決済までできる仕組み、カード会社・銀行買収

P83☆チューリップバブルと仮想通貨バブルの比較・図がミスリードを意図している！時間軸が年と３月で並列・2018年のビットコインの急上昇を紹介しているが2020年の急上昇記載なし・チューリップバブルの動きからビットコインを考えろとの論理はムリ

ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン「論理哲学論考」僕の言語の限界は、僕の世界の限界を意味する。

タグライン　The Few, The Proud. The Marines　少数、精鋭、海兵隊

☆本中盤　リクルート時の成功体験

小さく悩むな、大きく悩め→自分の事よりチーム、会社、業界、国家、世界の事で悩め！

2021/04/11

硬い文章ではなく、口語調で書かれていてとても読みやすかったですが、概念的な考え方が多く、ハック思考とはどういうものなのか理解まで落とし込むには時間がかかりました。
ハックという言葉がよく出てきますが、読みながらそもそも「ハックとは？」とページをめくり返すことが多かったです。

巻末付録にケーススタディがあるので、こちらと合わせて読んでいくと理解が早いと思います。