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クスノキの番人 の商品レビュー

3.9

745件のお客様レビュー

  1. 5つ

    167

  2. 4つ

    329

  3. 3つ

    186

  4. 2つ

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  5. 1つ

    2

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2026/04/11

なかなかのボリュームなので、時間かかるやろなあと億劫になってましたが、後半からは一気に読み終わりました。 人の想いをクスノキに預けて、良いことも良くないことも、知らなくていいことも含めて、祈念した人の想いを感じ取れたら、自分はどういう感情になるんやろうと思いながら読み進めました。...

なかなかのボリュームなので、時間かかるやろなあと億劫になってましたが、後半からは一気に読み終わりました。 人の想いをクスノキに預けて、良いことも良くないことも、知らなくていいことも含めて、祈念した人の想いを感じ取れたら、自分はどういう感情になるんやろうと思いながら読み進めました。 特に396Pで優美が、「いい加減に生きてきた人間には、預念する勇気なんてないと思う」という言葉は刺さったなあ。 最後は一気に伏線回収していくので、読み終わる時にはスッキリしました。

Posted byブクログ

2026/04/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

クスノキの番人を通して人とのつながり、家族のきずなを感じさせる温かい感じがする物語。 さすがの文章構成力に最後まで楽しんで読めたが、何か物足りなさを感じた。 最後に登場人物の秘密が明らかになるが、「そのくらいのこと」と疑問符が浮かんだ。

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2026/04/08

長編だが面白いのでどんどん読める。 クスノキの役割りがこの小説の主人公だ、この発想はさすが東野圭吾だ。

Posted byブクログ

2026/04/04

久々に読んだの東野作品は、ある意味で東野圭吾らしくない作品のクスノキの番人。祈れば願いが叶うとされているクスノキの管理人(番人)を任される事になった玲斗。昼はパワースポットして人気のクスノキだが、実は夜の顔があった。読み進めるにつれ、クスノキの偉大な力が判明、どんどんおもしろくな...

久々に読んだの東野作品は、ある意味で東野圭吾らしくない作品のクスノキの番人。祈れば願いが叶うとされているクスノキの管理人(番人)を任される事になった玲斗。昼はパワースポットして人気のクスノキだが、実は夜の顔があった。読み進めるにつれ、クスノキの偉大な力が判明、どんどんおもしろくなる。

Posted byブクログ

2026/04/02

登場人物のそれぞれの個性、魅力的な要素が進むにつれて現れてくる。ファンタジーだが、人の想いについて考える作品だった。清々しい。

Posted byブクログ

2026/04/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

純粋にクスノキの力を中心にとらえれば、メインストーリーは佐治親子と喜久男のファンタジーな話だっただろう。 しかしその他にも重要なつながりがある。大場親子、千舟と将和、そして千舟と玲斗である。 大場親子は血のつながりがない。にもかかわらず大場父はその子にクスノキの祈念をするよう遺言を遺した。 そうすることで本人は血のつながりに疑念がないことを示し、その息子である壮貴に受念したふりをさせることで真に親子であることを知らしめたかったのである。ここまでは祈念させた動機の一つである。 ここでさらに玲斗の推理が入る。父が壮貴に伝えたかったことは、遺言書やクスノキではなく、かつての生活ですでに体に叩き込んでいる。壮貴はそれを知ったのではなく、あくまで気づいただけだった。血がつながっていなくとも、父の遺志は、時間をかけて子に受け継がれていたのである。 千舟と将和の関係は、小説内ではクスノキと最も遠い関係だった。しかし二人の間にも継承されたものがある。経営の精神である。 将和は「壁があったら人に意見を仰ぎ、そのうえで自分で壁に穴をあけて突き進む」という旨の発言をしていた。我が強いとも受け取れるが、人の良いところは受け止めるという質でもあるのだろう。そしてホテル経営に際し、彼が強く影響されたのは、ホテル柳澤だった。そのことを千舟が気づいていたかはわからないが、玲斗がそれにたどり着き、言葉にして見せた。 千舟と将和のホテル設計の違いには優劣はない。彼らのスタンスの違いは、念は同じでも行動が同一とは限らない/行動が違っても念は通ずるものがあるという、継承されるものとその形態の変化を表しているように見えた。 一番考えたいのは千舟と玲斗の関係である。玲斗は千舟にとって一番近い親族であるため、クスノキの番人の役割や、玲斗の母美千恵への思いを玲斗へ受け継いだ。しかし他にも渡されたものがある。 ここで注目したいのは、継承した後の人物として千舟が描かれていることである。ホテル事業を将和が、クスノキの番人を玲斗がそれぞれ引き継ぎ、当の千舟は認知障害を患う。さらに千舟は旅に出ると言い、そこで自殺をほのめかす表現も出てきている。継承し終わった後の者として、自身から仕事や使命、記憶が消えていく。その苦しみは自分にはまだ推し量れない。 そこに、継承とは逆の矢印として玲斗が呼び止める。記憶が消えていき、今日の自分すら翌日には忘れる千舟を肯定した。 生物は遺伝子の乗り物だという言葉を聞いたことがある。しかしその役割以上に、千舟と玲斗の間には強い絆があった。受け継いだ後の人生を肯定するほどの。 血のつながりが要になるクスノキの下で、血のつながりを超越した継承。きっかけはどうあれ、今や彼らの間にクスノキは不要である。

Posted byブクログ

2026/03/29

内容(ブックデータベースより) その木に祈れば、願いが叶うと言われているクスノキ。 その番人を任された青年と、クスノキのもとへ祈念に訪れる人々の織りなす物語。 不当な理由で職場を解雇され、その腹いせに罪を犯し逮捕されてしまった玲斗。 同情を買おうと取調官に訴えるが、その...

内容(ブックデータベースより) その木に祈れば、願いが叶うと言われているクスノキ。 その番人を任された青年と、クスノキのもとへ祈念に訪れる人々の織りなす物語。 不当な理由で職場を解雇され、その腹いせに罪を犯し逮捕されてしまった玲斗。 同情を買おうと取調官に訴えるが、その甲斐もなく送検、起訴を待つ身となってしまった。そこへ突然弁護士が現れる。依頼人の命令を聞くなら釈放してくれるというのだ。 依頼人に心当たりはないが、このままでは間違いなく刑務所だ。そこで賭けに出た玲斗は従うことに。 依頼人の待つ場所へ向かうと、年配の女性が待っていた。千舟と名乗るその女性は驚くことに伯母でもあるというのだ。あまり褒められた生き方をせず、将来の展望もないと言う玲斗に彼女が命令をする。「あなたにしてもらいたいこと――それはクスノキの番人です」と。 令和8年3月25日~29日

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2026/03/28
  • ネタバレ

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面白かった。 玲人と千舟という年齢も境遇も全く違うふたりが、クスノキの番人という仕事を通して少しずつ心を通わせていく姿が胸に響いた。 千舟は晩年を玲人と過ごせて幸せだったと思う。 玲人が人間として、一回り大きく成長していく過程が良かった。

Posted byブクログ

2026/03/27

アニメ映画番も見ましたが、見る価値も読む価値もありすぎます。面白いもありますが、物語の登場人物の背景やそれを含むストーリーの展開が面白いです。読んでいて、東野さんの癖や、好みの表現らしきものがいくつかあってとても興味深いです。

Posted byブクログ

2026/03/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

東野さんこんな本書けたんですか!? いや、今まで自分が通ってきた東野先生作品が推理物ばかりだったので、こんなふわふわ不思議なお話びっくりしました。やさしい…やさしい…死体が出てこなくて想いが伝わるやさしい作品…好きです。 これは映像化される思ってました。

Posted byブクログ