クスノキの番人 の商品レビュー
あらすじがクスノキの不思議な力という話だったので、 ファンタジーっぽく少し読むのをためらっていた。 続編も出ているので、まずはこちらからと思って読み始めた。 クスノキの不思議な力は、現実離れしているが、 なぜかあり得るように読み進めていくと感じる。 主人公は何も知らず、クスノキ...
あらすじがクスノキの不思議な力という話だったので、 ファンタジーっぽく少し読むのをためらっていた。 続編も出ているので、まずはこちらからと思って読み始めた。 クスノキの不思議な力は、現実離れしているが、 なぜかあり得るように読み進めていくと感じる。 主人公は何も知らず、クスノキの番人をしていくが、 主人公と同じようにクスノキの力の秘密をしっていく感じで どんどん読み進められる。 最後の終わりが少し悲しかった。
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クスノキの祈念の謎が、祈念に来る人達からの助けもあり玲斗が少しずつ解っていきます。 最初はもどかしさもあったけど、話の先にどんどん夢中になって最後まで楽しめました。 所々心に刺さるところが散りばめられててグッときました。 玲斗のこれからのクスノキの番人と優美との中に期待。
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どんなお話か分からず読み始めて ファンタジーかなぁ? でも どう転ぶにだろうと読み進めていき 最後には 人の気持ちの素晴らしさがわかる結果でした。 ほっこりできました。
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東野圭吾は学生の頃よく読んでいたが、社会人になってから久しぶりに読んだ。まず読み始めてすぐに、なんて読みやすい文章なんだと感心した。さすが老若男女たくさんの人々に読まれているだけはある。そして最後の話のオチもさすがだった。なるほど、そういう事だったのか、とささいな違和感を回収して...
東野圭吾は学生の頃よく読んでいたが、社会人になってから久しぶりに読んだ。まず読み始めてすぐに、なんて読みやすい文章なんだと感心した。さすが老若男女たくさんの人々に読まれているだけはある。そして最後の話のオチもさすがだった。なるほど、そういう事だったのか、とささいな違和感を回収してもらった。言葉では伝わらないものがある、というのはこの年になればよく理解できる。そしてそれが如何に尊いものなのかも分かる。それを直接、大切な人に伝えるものがあるとすれば、私は祈念するだろうか…
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月郷神社の境内に太古からある古いクスノキがある。新月と満月の夜に祈念すると願いが叶うという。このクスノキには、代々クスノキの番人がいて、柳澤家が管理していた。窃盗で逮捕された怜斗は、死んだ母の異母姉である柳澤千舟に引き取られ、クスノキの番人になることに。 ちょっとしたミステリー仕...
月郷神社の境内に太古からある古いクスノキがある。新月と満月の夜に祈念すると願いが叶うという。このクスノキには、代々クスノキの番人がいて、柳澤家が管理していた。窃盗で逮捕された怜斗は、死んだ母の異母姉である柳澤千舟に引き取られ、クスノキの番人になることに。 ちょっとしたミステリー仕立てではあるが、ホッコリとした展開。
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東野圭吾さんのお話しって優しさが根底に、あるのよね…って思わせてくれる作品。 引き継ぎたい『思い』。でも、生きているうちは言えない….そういうことって多分ある。それを死後に叶えてくれる『クスノキ』。 その木に『祈る人』とその念を『受け取る人』のドラマ。その木を守る人のドラマ。素敵でした。
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東野圭吾が好きで読み始めた本。 かつ、なにか希望を見出せるような小説が読みたくて。。 ハラハラ系ではないので、最初のうちは読むのに時間かかった。けど、真ん中あたりから一気に読み進めることができるほど、とても面白い作品だった。
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その木に祈ると願いが叶うとされているクスノキ‥‥ ファンタジーと思い読み始めたけれど、読み進めていくうちに、これはきちんとしたビジネスなのでは?という感じがしてくる。 なかなかクスノキの秘密が読者にも明かされなくて、主人公の玲斗と一緒に謎解きに挑んでいるような感覚。 謎が解けた時...
その木に祈ると願いが叶うとされているクスノキ‥‥ ファンタジーと思い読み始めたけれど、読み進めていくうちに、これはきちんとしたビジネスなのでは?という感じがしてくる。 なかなかクスノキの秘密が読者にも明かされなくて、主人公の玲斗と一緒に謎解きに挑んでいるような感覚。 謎が解けた時には、ファンタジーでもビジネスでもなく、スピリチュアルな世界に迷い込む。実際こういうこともあるのかもしれない、と思わされる。 私たちが思う以上に血のつながりって、濃いのかな?深いのかな?と思う一方で、血のつながより大切なものもあるというメッセージも東野圭吾さんから受けとりました。 始めはなんだかいい加減で頼りなかった玲斗が、クスノキの秘密を理解していくうちにどんどん成長していき、すっかり番人らしくなっていく姿に母目線でほっこりしてしまいました。
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祈念に来る人達の謎が、なかなか明らかにならないし、少し長閑な場面もあったけど、千舟の認知症の事の伏線や、佐治さんの鼻歌の真相が明らかになった時は感動しました。 何より怜斗の成長が素晴らしい。最初はどうしようもない奴だなと思っていましたが、千舟の念を受念して、ひと回りもふた周りも成長したのが良かった。続編も楽しみです。
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東野圭吾さんの本で久しぶりに読んだ『クスノキの番人』。本当に読んでよかったと思いました。 読み始めはなかなか進まず、しばらく寝かせてしまいましたが、中盤から後半は先を知りたくて寝る間を惜しんでも読み進めたくなるほどでした。 そもそも〈クスノキの番人〉とは何なのか? たくさんの方に...
東野圭吾さんの本で久しぶりに読んだ『クスノキの番人』。本当に読んでよかったと思いました。 読み始めはなかなか進まず、しばらく寝かせてしまいましたが、中盤から後半は先を知りたくて寝る間を惜しんでも読み進めたくなるほどでした。 そもそも〈クスノキの番人〉とは何なのか? たくさんの方に読んでいただきたい!
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