みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史 の商品レビュー
自分の同期がこのPJで病んだりしていたので大変そうだなーとは思っていたのだけど、想像を絶するドラマ。 一行の中にすごい数の人の苦しみや涙や悔しさが詰まってるのが感じられて少し胸が痛かった。 一方で、評論家のような立場で偉そうに批判するのではなくて、生身で働く人の気持ちに立てるよう...
自分の同期がこのPJで病んだりしていたので大変そうだなーとは思っていたのだけど、想像を絶するドラマ。 一行の中にすごい数の人の苦しみや涙や悔しさが詰まってるのが感じられて少し胸が痛かった。 一方で、評論家のような立場で偉そうに批判するのではなくて、生身で働く人の気持ちに立てるようになったことは私の社会人経験の大きな資産だな、とも。
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みずほの新システム構築について。 震災時の大障害の分析についての記載が多く、PJの内部にあまり触れてくれなかったので残念だった。
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失敗からの学びというものを求めて読み始めた本。 各章で重複する内容があったため、少し読みづらさはあったが、社会人の基本となるホウレンソウは馬鹿にできないなーと感じた。笑 それと、とんでもないシステム抱えてたんだな。
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【この本を読んだきっかけ】 ・大規模システム開発ならではの苦労を事実ベースで学びたい。 ・大規模システム開発のノウハウを学びたい。 ・SIerの仕事に誇りを持ちたい。 【概要】 1999年のみずほ3社統合から2019年の勘定系システムの刷新と統合の完了までの19年間の軌跡を、現場の声を混ぜながら日経コンピュータの記事ベースで書かれている。 【感想】 読んでいるこちらが苦しくなるような大規模なエラーや終わりの見えない現場の開発の様子が容易に想像できた。 システム開発に若干であるが従事したことがある者としては内容をある程度(8割くらい?)理解することが出来たが、畑違いの人が読むにはやや根気がいるように感じる。 一方で専門用語の説明や略称などは毎度出てくるのでややしつこいと感じることもあるが、初学者にとって分かりやすく仕上げようとした著者の意図がうかがえる。 話の構成がMINORIの開発(2019年)⇒2度目の大規模障害(2011年)⇒一度目の大規模障害(2002年)と過去に遡る形式であるため、話の重複が多く若干の違和感を感じた。 あと、これは単純に驚いたことだがMINORIの開発費用スカイツリー7本分(4000億円半ば)てすごすぎ・・・ 【この本から得た学び】 ・経営層はシステムのリスクや重要性、影響具合など正確に把握しているべきであり、ITに精通していない経営層のもとPJが進んだら恐ろしいことになる。 ・長年システムを利用し改良を重ねるたびに、内部のブラックボックス化は深刻になる。大規模PJにも言えることだが、システム全体を俯瞰してみることが出来る人(またはそういう立場)が必要不可欠である。
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みずほ銀行のシステム問題について、3行合併の時点までさかのぼって経緯を描く。思ったよりあっさりしていた。
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銀行業のシステムやITに関する素人からすれば、面白い読み物だった。 それにしても、メンツにこだわる余りスタートから躓き、それが10数年後のトラブルの遠因となるとは、因果応報である。 日経コンピュータが統合時に執筆した、今後の期待とも言うべき記事で取り扱われた内容が一切実現して...
銀行業のシステムやITに関する素人からすれば、面白い読み物だった。 それにしても、メンツにこだわる余りスタートから躓き、それが10数年後のトラブルの遠因となるとは、因果応報である。 日経コンピュータが統合時に執筆した、今後の期待とも言うべき記事で取り扱われた内容が一切実現していなかったという、なんとも皮肉の効いた文章には笑ってしまった。
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4千億円超を費やした、IT界の「サグラダファミリア」プロジェクトの顛末を語る… ★ブクログでも厳しい読後感想上げられているが、日経BPの本にしては相当な駄作と言わざるを得ない。 唯一、共感できた箇所。 SOA、全ての処理を「サービス」という単位に切り分ける。店頭の画面で入力され...
4千億円超を費やした、IT界の「サグラダファミリア」プロジェクトの顛末を語る… ★ブクログでも厳しい読後感想上げられているが、日経BPの本にしては相当な駄作と言わざるを得ない。 唯一、共感できた箇所。 SOA、全ての処理を「サービス」という単位に切り分ける。店頭の画面で入力されたデータの処理と、電信で受け付けたデータの処理を、受付後の手続きは同一であるという根拠で、単一のサービスとして開発。 ★言葉にすると単純だが、なかなかできることではないな。 笑えた箇所。 集合研修の後は、自店での「打鍵研修」… ★さて、なんのことかわかるかな? かつてIBMのマニュアルでは「鍵盤を押し下げる」という表現をよく見かけたが、まだこの表現が生き残っているとは! つまらないながら…。 失われた年金問題が発覚した際に日本を代表するジャーナリストが、根本原因はCOBOL(という時代遅れのコンピュータ言語)を使っていること…的な大層的外れな論を張ったことがあったが、本書では課題箇所を適切かつ丁寧に切り分けようという姿勢は好感が持てる。 最後にあらためて、一次請ベンダーだけで16社という、この体勢でプロジェクトを始める判断をしたことが最大の「失敗」だったのではなかろうか? 「#みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史」(日経BP、日経コンピュータ編) Day129 https://amzn.to/2UZKSpY
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わかってたけどエンジニアリングの本というよりもルポルタージュ。普通に読み物として面白かった 日経コンピュータの記事の再編集っぽいのだけれど、最初の記事が 1999年ってのがすげぇ
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度々障害やATMの計画停止などを行なっていたみずほ銀行。その裏には壮絶なITプロジェクトが存在していた。メディアやニュースで取り上げられるのは、ほんの一部だけ。それ以外の大部分は我々の耳には入ってこない。その裏側を見せてくれる1冊であった。 3部構成となっており、まず第1章でそ...
度々障害やATMの計画停止などを行なっていたみずほ銀行。その裏には壮絶なITプロジェクトが存在していた。メディアやニュースで取り上げられるのは、ほんの一部だけ。それ以外の大部分は我々の耳には入ってこない。その裏側を見せてくれる1冊であった。 3部構成となっており、まず第1章でそのITシステム置き換えプロジェクトの全貌について、そして第2章、第3章では過去におきた大規模障害についてそれぞれ書かれている。 ITプロジェクトに関わる人にはぜひオススメしたい一冊。絶対に失敗の許されないそして超巨大システムを作るとはどのよううなものであるかを感じれると思う。
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2度のトラブルの後の20年越しのシステム統合。うまく稼働するときは話題にならないのが、つらいところだ。 起きた事象や原因が、ある程度は分かるのだが、理解しきれたとは言えない。専門的な言葉が多いのでついていけない箇所も多い。とはいえ、システム開発の難しさを実感、経営判断が大切であることは理解できた。
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