1,800円以上の注文で送料無料

短編集 犯人のいない殺人の夜 新装版 の商品レビュー

3.5

64件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    26

  3. 3つ

    25

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/10/25

短編集なのでさらさら読める。 現実問題隠し通すにはトリックが杜撰なのでは…みたいなところはあるが、どの話もちょっと捻られていてそれが面白かった。

Posted byブクログ

2024/09/04

東野圭吾の短編集。ガリレオシリーズや加賀恭一郎シリーズなどは読んでいるが短編集は初めて読んだ。 7編の短編が収められている。 「小さな故意の物語」 高校生の親友が屋上から落ちて死んだ。親友が自殺などするはずがないと考えた「俺」が見つけた真実とはを描いた。 「闇の中の2人」 生後3...

東野圭吾の短編集。ガリレオシリーズや加賀恭一郎シリーズなどは読んでいるが短編集は初めて読んだ。 7編の短編が収められている。 「小さな故意の物語」 高校生の親友が屋上から落ちて死んだ。親友が自殺などするはずがないと考えた「俺」が見つけた真実とはを描いた。 「闇の中の2人」 生後3ヶ月の赤ん坊が殺される。思春期の中学生と義母との関係が明るみにでる衝撃的な話。 「犯人のいない殺人の夜」 岸田家の家の中で殺人が起きる。しかし死体はなく、犯人もいない。途中訳がわからなくなって読み返して納得した叙述的なミステリー。もうちょっとスッキリしてほしかった。けど意外な結末です。 この3遍がおすすめです。 2024年9月4日読了

Posted byブクログ

2024/08/26

短編集。 ミステリーだが、どのお話もとても切ない。人間の心の中に潜む狂気。執念。 短いお話を読み終わるたびに長いため息が出てしまいます。

Posted byブクログ

2024/06/04

「光文社×未来屋書店 推し文庫フェア」で平積みされていた本の中からチョイス。東野圭吾の短編を読むのは初めてだが、これはこれで面白い!七編それぞれの人間模様が展開されていて、1冊にぎゅっと七つの世界観が詰まっている。それぞれに繋がりはないのであるが、どの話もスルーできない魅力がある...

「光文社×未来屋書店 推し文庫フェア」で平積みされていた本の中からチョイス。東野圭吾の短編を読むのは初めてだが、これはこれで面白い!七編それぞれの人間模様が展開されていて、1冊にぎゅっと七つの世界観が詰まっている。それぞれに繋がりはないのであるが、どの話もスルーできない魅力がある。読者を決して飽きさせない導き方は、さすが東野圭吾。短編集の味わい方を教えてもらった感じかな。とはいえ、最後の話のネタばれについては「え?それはないやろ」と突っ込みたくなったが。さらっと終わるエンディングも短編ならではの良さかも。

Posted byブクログ

2024/03/24

短編でとても読みやすい。 犯人もいつもの小説よりも分かりやすかった。 ササっと時間のある時に読める。

Posted byブクログ

2024/02/18

どの話も短編であるのに、裏切りを入れてくるところがさすが。犯人が分かりきっているのに、それでも裏切られる。そんな感じ。

Posted byブクログ

2024/02/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

短編集でどの話もスピード感があり、あっという間に読了 どれも後味は悪いけど、モヤモヤイライラするものではなくて良かった。 共通して加害者に対して怒りはなく、ただただやるせない切ない気持ちになるものが多かった 「踊り子」は特に可哀想で仕方ない 1番印象に残ったのは「さよならコーチ」 最期の反抗に涙… 表題作はどんでん返しで一瞬理解が追いつきませんでしたが面白かった!けどやはりやるせない終わり

Posted byブクログ

2024/02/17

東野圭吾さんのミステリー短編集 初期の作品たちということもあり、結末が分かるものもあったが、想像を掻き立てる描写で背筋がゾクっとして終わるのがさすがといった感じでした。 「エンドレス・ナイト」が特に好きでした。

Posted byブクログ

2024/01/30

単行本は1990年7月刊と著者の初期の頃の作品集。7篇の短篇を収録。心がひんやりと冷たくなるような結末を迎える作品で占められる。表題作が一番良かった。

Posted byブクログ

2023/12/23

1985年から1988年の、デビュー間もない頃に発表された作品をまとめた短編集。 初期の作品群なので色々と粗はあるかもしれませんが、様々な試みを作品内に反映させる巧みな手腕は、既に発揮されているように思います。 作品の出来としては、凝った構成の表題作が個人的にはベストなのです...

1985年から1988年の、デビュー間もない頃に発表された作品をまとめた短編集。 初期の作品群なので色々と粗はあるかもしれませんが、様々な試みを作品内に反映させる巧みな手腕は、既に発揮されているように思います。 作品の出来としては、凝った構成の表題作が個人的にはベストなのですが、最も印象に残ったのは「踊り子」です。 それぞれに趣向が凝らされているので、今読んでも十分楽しめるのではないでしょうか。

Posted byブクログ