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短編集 犯人のいない殺人の夜 新装版 の商品レビュー

3.5

61件のお客様レビュー

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2022/02/17

内容が濃い短編小説でした。人間の奥底に潜む醜い卑しさが随所に散りばめられた短編集。スラスラと軽く読めました。ところで東野圭吾さんの小説は登場人物が殆ど煙草を吸うよね!

Posted byブクログ

2022/02/13

久しぶりに東野圭吾。 すっかり長編及びメディア化のイメージが強いけど、初期の短編がこんなに面白いとは! 全て夢中になって読んだ。 どれも膝を打つような感覚がありつつ、ゾッとするような心理描写や真相もあり秀逸だった。

Posted byブクログ

2022/02/02

小さな故意の物語 が、とても好きだった。 最後の最後で全てが集約して全てが繋がる感じが、the東野圭吾といった感じ。 その意味では、犯人のいない殺人の夜も似た感じ。最後のシーンで、訳が分からなくなって頭大混乱だったけど、最後の三行で、解決。 ドラマ化しているようで、見てみたいな。

Posted byブクログ

2021/12/12

全部サクッと読めて面白かった 小さな故意の物語 コイねぇ… 闇の中の二人 東野作品ってこういうベッド描写多いね 踊り子 踊り子の描写あっても良かったかな 俺は欲しかった エンドレス・ナイト ラストシーン切なかった 白い凶器 キョウキ、ねぇ さよなら、コーチ ちょいとむ...

全部サクッと読めて面白かった 小さな故意の物語 コイねぇ… 闇の中の二人 東野作品ってこういうベッド描写多いね 踊り子 踊り子の描写あっても良かったかな 俺は欲しかった エンドレス・ナイト ラストシーン切なかった 白い凶器 キョウキ、ねぇ さよなら、コーチ ちょいとむずくないっすかね 犯人のいない殺人の夜 洋館で事件とかまー古典的だけど みんな大好き

Posted byブクログ

2021/12/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

図書館HPの「貸出が多い書籍」にあったので読ませていただきました 読み初めてから気付いたのは、、、短編集であることと、東野先生の昔の作品であるということ 本のタイトルになっている作品も収録されていますが、全体的にタイトルからも想像されるような「誰が悪いということもない殺人」みたいなものがテーマになった短編作品なのかなと ■小さな故意の物語 男子高校生が校舎から転落 突き落としたわけではないけれども、彼の恋人の故意による事件だったという話 死亡した男子高校生の親友も含まれた三角関係的な要素もある物語 ■闇の中の二人 家で寝ていた赤ん坊が殺害されるという事件が発生 そして犯人は中学生だかの「赤ん坊の兄」だったという結末 更に衝撃展開なのが、実はその中学生は「赤ん坊の父」だったのだと思われる書きっぷり 継母だったので多感な中学生は反抗心を持っていたが、継母は性行為を行うコトで中学生を手懐けたのだった そして、中学生は赤ん坊の顔を見て「自分の子に違いない」と思った ■踊り子 成績優秀な男子高校生とその家庭教師のシーンから 男子高校生が、夜の学校の体育館で見かけた女の子に恋心をいだく その女の子は一人で新体操的なコトをやっていた それで勉強が手につかなくなっているようだったので、家庭教師は「応援しろ」というようなアドバイスを送る それで、高校生は紙にメッセージを書いて体育館に置いておいた しかし、女の子はその高校の正規の生徒ではなく夜の体育館に忍び込んで新体操のマネごとをやっていただけだった 男子高校生からのメッセージは彼女に届かずに、その高校の正規の新体操選手たちに届いてしまう それを元に夜の女の子は自殺してしまうコトになる 女の子を自殺に追い込むコトになったのは男子高校生のメッセージであり、それは家庭教師のアドバイスによるもの 誰が悪いわけでもないやるせないストーリー ■エンドレス・ナイト ある夫婦の物語 夫は別居して大阪に住んでいたがそちらで殺害されて見つかる 犯人は奥さん 別居の原因や奥さんの生い立ち、夫婦間に起きたコトを考えるとやるせなく、「奥さんだけが悪いわけではないのだろうけど、、、」と思わせる作品でした ■白い凶器 職場結婚した夫婦の旦那さんが亡くなったが、その後で奥さんが妊娠しているコトがわかるが流産してしまう 旦那さんを愛していた分、子供に愛情を注ごうとしていたのにそういったコトになってしまって奥さんの心は壊れてしまう 流産の原因が副流煙であった 現在では想像もできないだろうが、この作品が描かれた頃の日本は職場の自席でも平気でタバコを吸える時代だった そんなコトから副流煙の元となったと思われる人間を殺害していく 未亡人となった奥さんに言い寄る男もいたが、最後は彼も狙われてしまうがこれは失敗 女性の心が壊れたコトが分かる終わり方で少し変わったゾッとする感がある作品でした 好きな作品でした ■さよならコーチ 男性コーチと女性競技者の話 競技者が自殺し、競技者自身がその遺書的なものを動画として残していたという流れ その動画は以前に競技者が自殺をはかった時に残していた動画で、それをコーチが利用して競技者を自殺に見せかけて殺害していたというのが事実 コーチと競技者は不倫関係にあり、精神的に不安定になった競技者と恋人関係になるコトで競技者にも良い影響があったというのがスタートだが、それが進みすぎて不倫になったと コーチとしてはそれはそれで良かったが、競技者はよくある「奥さんと別れて」という話になった コーチはそんな気は無かったので、自殺に見せかけて殺害する計画をたてて競技者を呼び出す 実は競技者もそれを感じていた 過去の自殺時に作った動画を利用するというのも認識していた それを知ってあえて呼び出しに応じたが、その動画とは少し違う部分を罠として用意しておいた その罠に引っかかって殺害がバレて終了 ■犯人のいない殺人の夜 お金もある良家の家の中で意図せず殺人が発生 女性が亡くなる その殺人を家族と家庭教師全員で隠そうとするが、亡くなった女性の兄に怪しまれる 夜編と今編のシーンが交互に描かれる作風 結論は、殺人が起きたと見せかけながら実は死んでおらず、その実はしんでいない遺体を埋めにいった先で殺害したという話 身元を偽ったりもして東野先生らしい複雑な内容 面白く読めたのですが、少し現実感が無いトリックもあったかなぁという印象で星は3つと判定しました

Posted byブクログ

2021/11/17

短編でサクッと読みやすく、どの話も面白かった。 個人的には【踊り子】が1番好き。 結末がなんとなく予想できた話ではあるけど、実際にありそうだなと思って気に入った。

Posted byブクログ

2021/10/09

犯人がいない故意の犯罪ではない事件ってことで、事件の真相が最後まで予想つかないのがハラハラドキドキして楽しかった。 サスペンスだけど短編だから本当に読みやすい

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2021/05/25

短編でどれも上手くお話がまとまっていた。 犯人は察しやすいところがあるが、もっとこのコンセプトで読みたい!って思えるお話がたくさんあった

Posted byブクログ

2021/05/15

全7編を収録した東野 圭吾さんの短編集 人間心理のドラマと、ミステリーの醍醐味を味わう傑作七編! らしい ・小さな故意の物語 ・闇の中の二人 ・踊り子 ・エンドレス・ナイト ・白い凶器 ・さよならコーチ ・犯人のいない殺人の夜 犯人は? 本当に殺した? 少し怖い気持ちで気軽に...

全7編を収録した東野 圭吾さんの短編集 人間心理のドラマと、ミステリーの醍醐味を味わう傑作七編! らしい ・小さな故意の物語 ・闇の中の二人 ・踊り子 ・エンドレス・ナイト ・白い凶器 ・さよならコーチ ・犯人のいない殺人の夜 犯人は? 本当に殺した? 少し怖い気持ちで気軽にミステリーを楽しめる短編集 私は物足りない感じでした

Posted byブクログ

2021/04/02

ミステリ系の小説は初めて読んだが、この著書は非常に面白かった。登場人物の心情が深く読み取れ、さらに全く予想できない結末。何度も鳥肌が立った。短編集ということで読みやすく、一切飽きることがなかった。明日にでも似たようなのを買いに行こうか。 (2020/3/21)

Posted byブクログ