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フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか の商品レビュー

3.5

245件のお客様レビュー

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2024/08/10

フィンランド国籍の人の人柄や働き方を垣間見れる一冊。仕事も余暇も同じくらいのウエイトで向きあっているように感じ、素晴らしいと思った。 何歳からでも学びの貪欲なところ、時間を意識した会議と会議の方法が画一化されていないこと、長期休暇はお互い様の精神がいい。 良いところをどんどん取り...

フィンランド国籍の人の人柄や働き方を垣間見れる一冊。仕事も余暇も同じくらいのウエイトで向きあっているように感じ、素晴らしいと思った。 何歳からでも学びの貪欲なところ、時間を意識した会議と会議の方法が画一化されていないこと、長期休暇はお互い様の精神がいい。 良いところをどんどん取り入れる会社が増えればいいのになぁ

Posted byブクログ

2024/07/05

フィンランドでビジネスを展開する事になり、フィンランド人の気質や働き方に直接触れる機会が出来た。本書ではその実体験に更なる背景を加えてもらい、より理解が進んだ。 ワークライフバランスについては、コロナ禍以降の自社に当てはまる話が多く、日本も良いところを取り入れる土壌が出来つつある...

フィンランドでビジネスを展開する事になり、フィンランド人の気質や働き方に直接触れる機会が出来た。本書ではその実体験に更なる背景を加えてもらい、より理解が進んだ。 ワークライフバランスについては、コロナ禍以降の自社に当てはまる話が多く、日本も良いところを取り入れる土壌が出来つつあると思料。同時に本書が17刷となっており、日本人の悩みも依然として存在する事が垣間見れる。特に根強い東大至上主義に見られる日本の教育の課題は、フィンランドのような姿にしたいものだ。

Posted byブクログ

2024/07/03

フィンランドといえば、デザイン、ムーミン、オーロラ、サウナ、、美しい自然、教育、福祉、幸福度ランキング世界1位、一人当たりのコーヒー消費量世界トップ 100年前はスウェーデンとロシアに支配されていた貧しい国だった 1917年12月6日 ロシア帝国から独立を宣言 1995年EUに加...

フィンランドといえば、デザイン、ムーミン、オーロラ、サウナ、、美しい自然、教育、福祉、幸福度ランキング世界1位、一人当たりのコーヒー消費量世界トップ 100年前はスウェーデンとロシアに支配されていた貧しい国だった 1917年12月6日 ロシア帝国から独立を宣言 1995年EUに加盟 16時になるとオフィスには人が居なくなる 夏になると1カ月以上の休み 散歩、ジョギングで森や湖に行き 上司をファーストネームで呼び、休みや仕事のやり方をオープンに交渉する 在宅勤務も多い(週1度以上の在宅勤務は3割以上) どこでも英語が通じる 8時~16時が就業時間が多い 立って仕事する人が多く腰、肩の負担が減り効率がアップ 「良い会議」のための8つのルール 自己紹介や資料の読み上げ会議は無い 部下を信頼、裁量を与える(一つの決定を社内でたらいまわしにしない) トライ&エラーで進める 転職多い 年功序列なし、実力、成果重視 「上司が自分の部下くらいでも嫌だと思わないよ、むしろ僕らが支えるよ」 求人は知り合いに声をかけて雇用 貧困率は3.7% デンマークに次いで2番目に低い(日本は34位15.8%) ひとり親世帯の貧困率15%(日本50%) 通勤時間は約20分 45歳女性、勉強し修士課程と教員課程を取得「引き出し多く持ってたほうがいいでしょ」 男女平等 「~だから、しない」ではなく「~をしたいから、する」 40歳農業に見切りつけ、高校へ通い直し、薬剤師になり薬剤師として働いている「まだあと20年以上は働けるから」 沈黙を好む 褒められたり、自慢が苦手 自力でなんとかする文化 誰かに頼るのではなく、能動的に動くことが当たり前 中学校からアルバイトすることが多い 日本のように集団で就職説明会はない 義務教育を終えたら、道は一人一人違う 人生設計は千差万別 誰かと比べるのは困難である 自分の好きにできる、達成感ある、みんなと一緒である必要が無いことは精神的に救われることが多い 日本もフィンランドも面積に森林の割合はほぼ同じ 一人あたりのGDP 約5万ドル 世界16位 石油、ガスなどの天然資源に乏しい 主要な産業 製紙、パルプ、木材、電気、電気機器、情報通信 輸出中心 ノキア、陶器アラビア、家具アルテック、アパレル マリメッコ、ガラス製品イッタラ、リユースブランド TAUKO 勤務時間外は家事、趣味、スポーツ、友達に会ったり、生涯学習 読書、散歩、狩猟、サウナ、自然の中での運動、クロスワード、数独、コテージ、自習、庭仕事 ひとり当たりのキャンドル消費量世界1位 靴を脱ぐ文化 18歳になったら家を出て自立する 日曜日はお店はやっていない 外食は特別な時以外しない、きっちり料理、弁当の習慣はない パンなど簡単なシンプル料理ですませる 洋服も2~3日同じものを着ててもなんとも思われない、むしろ機能性重視 偏差値が存在しない 高校も公立ばかり、家から近いところに通う 大学名での上下関係がない 総合大学(無料、住居費、生活費も支援ある)に行き、多くが修士取得する 34歳女性首相サンナ・マリン 貧しい家庭に生まれる、母親と同性パートナーに育てられる、様々なアルバイトを経験し大学まで勉強を続け、20代で市会議員、市会議長を務め、30歳で国会に当選、産休を経たのち大臣、首相となりプライベートも大事にしている

Posted byブクログ

2024/06/24

シスという精神がフィンランド人には根付いているらしい。 政治、経済が安定していて 国民の幸福度が高い。サウナを接待で利用する。夏休みはコテージで約1ヶ月ほどを過ごす。白夜という特殊な環境。

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2024/06/11

デンマークでワークライフバランスが確立されているのとについて記載された本と類似の内容。北欧では類似の文化があるのかもしれない。テレワークやフレックス等、コロナ後は当たり前になったことをコロナ前からやっていることは新規性があったのかもしれないが、今読むと日本でも普及しつつあることも...

デンマークでワークライフバランスが確立されているのとについて記載された本と類似の内容。北欧では類似の文化があるのかもしれない。テレワークやフレックス等、コロナ後は当たり前になったことをコロナ前からやっていることは新規性があったのかもしれないが、今読むと日本でも普及しつつあることも多くそこまで示唆は得られなかった。

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2024/06/06

デンマーク版の似たようなタイトルの本も読んだが、どちらも内容が異なるので参考になる。 フィンランドには、コーヒーブレイクが法律で決まっていたり、自然享受権、サウナで親睦を深めるなど他の国には無い、面白い風習だと思った。サウナがフィンランド語というのも初めて知った。 日本と異なる点...

デンマーク版の似たようなタイトルの本も読んだが、どちらも内容が異なるので参考になる。 フィンランドには、コーヒーブレイクが法律で決まっていたり、自然享受権、サウナで親睦を深めるなど他の国には無い、面白い風習だと思った。サウナがフィンランド語というのも初めて知った。 日本と異なる点では自然がより身近にあったり、自虐的な性格、シスという独特な表現がある。シスは困難に耐えうる力や諦めずにやり遂げる力を指す。この表現がフィンランド人を表す言葉として、新鮮で興味深いと感じた。

Posted byブクログ

2024/03/23

フィンランドの文化がよくわかりました。働く時間が短いと言っても、決してゆるいわけではなく、その分、さまざまな工夫がされていて、すべての時間を全力で楽しんでいるということでした。 少しは日本も見習うべき多様性があるように思います。

Posted byブクログ

2024/03/22

フィンランドが幸福度の高い国という事は知っていたが、それが何故だかはあまり知らなかった為購読。 特段掘り下げた内容はなく、知っている内容やそうだよなと思う内容が多かったが、まとまりがよく読みやすい。

Posted byブクログ

2024/03/13

フィンランドの魅力 身近な自然 ゆとり 選択の自由度 人は人、自分は自分。誰かの顔色をうかがわない 仕事は好きだけど、それ以外の時間も大切 サウナ!

Posted byブクログ

2024/02/28

本として真新しい情報はあまりなかったけど、「そうだよねぇ」という気持ちで読んだ。 そしてその後、なぜ日本はこんな当たり前のようなことが成り立たないのか、と不思議な気持ちになった。 生涯学習というか皆が趣味や勉強、セカンドキャリアを当たり前に考えているのがいいなと思う。 北欧の人...

本として真新しい情報はあまりなかったけど、「そうだよねぇ」という気持ちで読んだ。 そしてその後、なぜ日本はこんな当たり前のようなことが成り立たないのか、と不思議な気持ちになった。 生涯学習というか皆が趣味や勉強、セカンドキャリアを当たり前に考えているのがいいなと思う。 北欧の人の国ごとの考え方とか見ても、フィンランドは、スウェーデン、ノルウェー、デンマークより地味でちょっと異質な雰囲気がある。

Posted byブクログ