騒がしい楽園 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
中山七里作品 4作目。 最後まで犯人は分からなかった! 「まさか犯人あの人?!」「いや、この人か?!」と翻弄され続けた結果 池波先生と古尾井が 舞子先生の首を絞める犯人を取り押さえた後 犯人の名前が明かされた時には「えっ!?えっ!?」とかなりの驚きだった。 『そいつも同じように絞め殺してやりたい』って…思わずページ遡って確認しましたよ。確かに言ってた…さらっと聞き逃してた……。 犯人しか知り得ない事だったのに…!! 今回もしっかり楽しめた作品でした。 中山七里作品、これからもいろいろ読んでいきたいです。
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待機児童や騒音問題、身の回りにあるトラブルに絡めてまさかの幼稚園児の殺人。 そして「この人が犯人?!」というどんでん返し。舞子先生と池波先生がよいペア。
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先日読んだ「闘う君の唄を」の続編にあたるこの作品。 淡々と業務にあたり感情に振り回されない舞子先生とコミュニケーション力で情報通の池波先生がメインとなる作品。 あまりにも悲しい事件が描かれる。 子ども達とそれらを取り巻く環境について考えさせられた。 騒音問題、待機児童問題、どち...
先日読んだ「闘う君の唄を」の続編にあたるこの作品。 淡々と業務にあたり感情に振り回されない舞子先生とコミュニケーション力で情報通の池波先生がメインとなる作品。 あまりにも悲しい事件が描かれる。 子ども達とそれらを取り巻く環境について考えさせられた。 騒音問題、待機児童問題、どちらも幼稚園あるあるだ。 騒音問題については、みんな子どもだったのに…と私個人としては思ったりする。残念ながら子ども達が遊ぶ場が減っているように日々感じているのだ。幼稚園だけに限らずだけれど… 子どもを安心して育てられる環境作りがなされることを願ってやまない。
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「闘う君の唄を」の続編ということで読んでみた。 前作も今作も同様あまり共感できる登場人物がいなくて、入りこめなかったかな。 舞子が幼稚園教諭にしてはなんだか冷たい印象で、ちょっと違和感があった。
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いつもの中山さんとは一風変わった園児の話。さすがのどんでん返しだけど、子供が死ぬのはやっぱちょっとつらいな。 二作目だったので一作目をまた読もうと思う。
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「闘う君の唄を」の続編で舞台は世田谷区の閑静な住宅地にある若葉幼稚園。子供たちの遊んでいる声にさえ騒音問題とされる世の中。保育教育現場は本当に大変なんだと思う。小動物が殺されるという事件が続いて、遂に最悪の事件が起きる。子供になんの罪があるのか、後味が悪い。
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犯人解明までさくさく読めた、 スッキリ読了。 閉鎖された空間なんだな、幼稚園って。と改めて思。 それと親関係やらいびつになりやすい。 読んでいる途中、少し言葉は悪いけど胸糞悪くなった。 追いかけるマスコミも誰かを恨む母も親ものらりくらりかわす園長も自己しか考えていないような自治...
犯人解明までさくさく読めた、 スッキリ読了。 閉鎖された空間なんだな、幼稚園って。と改めて思。 それと親関係やらいびつになりやすい。 読んでいる途中、少し言葉は悪いけど胸糞悪くなった。 追いかけるマスコミも誰かを恨む母も親ものらりくらりかわす園長も自己しか考えていないような自治会長も。 主人公の生い立ちとか趣味とか明らかになっていないけどすっと感情移入できた作品。
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闘う君の唄をから続く本作品 中山七里さんの作品は読むほどに作品が繋がるから好きなのですけど、その割にもっと主人公の際立った性格がて出るのが冒頭だけに感じてあとは感じにくかった気がします…
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中山七里らしくテンポよく進み、サクサクと読めるのは良い。中盤の盛り上がりも流石でさてどうなる? と期待させてくれるが、衝撃が小さく小ぢんまりとしてしまった、という印象が拭えない。
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テンポのいい読み心地と、ますます膨らんでいくサスペンスな状況。ただ、膨らむだけ膨らんだ割に、解決はかなりあっさりしていて、少し肩透かしを食らったような読後感だった。
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