騒がしい楽園 の商品レビュー
『闘う君の唄』の続編との謳い文句だが、舞台が幼稚園ということだけで物語の様相は大きく異なる。 前作では端役だった神尾舞子が主人公で、片田舎の幼稚園から都内の幼稚園に異動。 その幼稚園で、ダーウィンの法則にしたがったかのように、生き物が次々に殺される。次は最悪の・・・ そして、舞子...
『闘う君の唄』の続編との謳い文句だが、舞台が幼稚園ということだけで物語の様相は大きく異なる。 前作では端役だった神尾舞子が主人公で、片田舎の幼稚園から都内の幼稚園に異動。 その幼稚園で、ダーウィンの法則にしたがったかのように、生き物が次々に殺される。次は最悪の・・・ そして、舞子が窮地に立たされながらも、同僚とともに事件の究明をする。 待機児童問題や、子どもの声の騒音問題など、現代の課題が取り上げられているが、代名詞の、アッと驚くどんでん返しは・・・
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「闘う君の唄を」の続編。主人公は変わったけど。 所感としては普通。オチも中盤から見えて来るし、 動物虐待と幼児殺害という個人的に二大嫌なことが重なっており、好きになれない話。
Posted by
住宅街にある幼稚園で池の魚やアヒルが殺されたり、死んだ蛇や猫が園内に投げ込まれた。その後園児が殺された。犯人は誰か? 幼稚園が抱える様々な問題と絡んで犯人探しが始まる。 意外な人間が犯人だった。 印象に残った文章 ⒈ 適性があるのなら、乗り越えられないトラブルは存在しない。 ⒉ ...
住宅街にある幼稚園で池の魚やアヒルが殺されたり、死んだ蛇や猫が園内に投げ込まれた。その後園児が殺された。犯人は誰か? 幼稚園が抱える様々な問題と絡んで犯人探しが始まる。 意外な人間が犯人だった。 印象に残った文章 ⒈ 適性があるのなら、乗り越えられないトラブルは存在しない。 ⒉ 人の不幸は蜜の味 ⒊ 誰かが泣けば、別の場所で誰かが笑っている。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
市街地の幼稚園を舞台にしたミステリー。 前半は社会問題(教育問題、待機児童問題など)に対する著者の意見が前面に出ていますが、 後半の殺人事件後はミステリー中心となり、一気読みしました。 しかしながら、どんでん返しの帝王とは思えないほどの伏線が見え見えで、ミスリード犯も真犯人も動機も逮捕のきっかけも見切ってしまいました。 残念ながら、量産しすぎて質が落ちているように感じます。 特にこんな物語で幼稚園児を殺したことに厳しい採点してしまいました。
Posted by
中山作品の中ではあまり評価できない、まあ普通の小説。ひねりのキレも悪い。まあこれだけ書いてればこんな作品があっても不思議ではないが。
Posted by
中山七里デビュー10周年、12ヵ月連続刊行企画第1弾 当てました。最近、正解率が急に上がってきました。前作「闘う君の唄を」に引き続き幼稚園が舞台となっています。今後シリーズ化するのか、スピンオフ程度(幼稚園職員が主役)に留めるのかは判りませんが、私としては幼稚園をミステリーの舞...
中山七里デビュー10周年、12ヵ月連続刊行企画第1弾 当てました。最近、正解率が急に上がってきました。前作「闘う君の唄を」に引き続き幼稚園が舞台となっています。今後シリーズ化するのか、スピンオフ程度(幼稚園職員が主役)に留めるのかは判りませんが、私としては幼稚園をミステリーの舞台にするのは少々辛い思いがあります。まあ、いずれにせよ読みますけどね。モンスターペアレントに対して、フジテレビの「スカッとジャパン」の様に解決してくれると溜飲が下がりますし、それはこの主人公たちに通じるものがあって、それがこの作品の面白さに繋がっている様な気がします。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
中山七里さんデビュー10周年企画。12ヶ月連続刊行の第一弾。待機児童に騒音問題。そして起こる楽園での事件の数々。犯人の予想は半分当たって半分外れた!今回もどんで返しでした。神尾舞子先生が登場する前作、久しぶりに『闘う君の唄を』ももう一度読もう。
Posted by
騒がしい楽園 著作者:中山七里 朝日新聞出版 タイムライン https://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
Posted by